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【下書き】ばっかりたまっちゃう人のための「発酵」のすゝめ

いい記事づくりは、いいパンづくりと似ているかもしれません笑

どちらも「発酵」が大事です。

みなさん、今日もnote楽しんでいますか?

記事を書きはじめたはいいけど、なんだかうまくまとまらなかったなー…なんて言って、下書きばかりたまってはいませんか?

今回は、わたしの実体験から、noteの記事がうまくまとまらなくてお蔵入りしたときの救済方法をお伝えしたいと思います^^

半年かけて完成した、とある記事

3月にnoteサポートをさせていただいた方から、「くくり記号」について質問をうけました。

( )とか「 」とか【 】とかのことね。

その方には別途メールで丁寧にお答えし、「いいネタをありがとうございます!今度記事にできそうならまとめますね!」と書きはじめてはみたものの、なぜだかあまり筆が乗りません…

1500字くらい書けているのに、なかなかいいオチが見えてこない。

理由はわかりませんでしたが、そこそこ量は書けていたので、消すのはもったいない…ということで、あきらめてしばらく放置することにしました。

それから数か月が経った先日、ふとその記事を見直したところ、ピン!ときました。

(あ、そうだ!この記事をそのまま、今書こうとしてる記事の実例にしちゃおう!)

…ということで結局、その下書きは、別の記事の具体例として挿入されることになり、最終的にはきれいな記事に変身したのです。

それがこちら↓

この記事の途中に出てくる【くくり記号】のくだり、実はもともと下書きで眠っていた記事だったんです。

おかげさまで、この記事も100スキ超の記事になってくれましたし、質問者さんも覚えていてくださったようで、コメント欄で懐かしい再会もできました。

あのまま無理にアップしなくてよかったーと胸をなで下ろしました笑

下書きを読み返したときの直感ですが、おそらくあのまま無理やり完成させてアップしていたら、ここまで伸びる記事にはならなかったでしょう。

発酵させることで、下書きになにが起こったのか

この記事が成功した要因に「発酵」があるかなと思います。

つまり、しばらく発酵(放置)したことによって、こんなメリットが発生したのです。

①書いた内容をちょうどよく忘れることができた

書いてから半年以上置いておいたので、久しぶりに開いたら内容をすっかり忘れてしまっていました笑

でも、その忘れてしまったのが記事を復活させるのには逆にちょうどよくて、まっさらな「読者の目」で、新鮮に読み返すことができました。

その結果、なぜ現状の記事では面白くないか?という原因を発見することができました。

(くくり記号だけでまとめると、テーマが狭く・ニッチになりすぎてしまっていた)

②記事を俯瞰(ふかん)して見ることができるようになった

記事を書いているときって、いつの間にかその記事を「完成させる」ことが目的になってしまうことってありませんか?(ありますよね…?)

記事をいったん諦めて発酵させたことで、いつの間にか、その記事を「完成させること」にこだわりがなくなります。

そのため、とくに執着なくひとつの「素材」として、他の記事に組み込もうという発想が可能になりました。

「がんばって書いている途中の記事」ではなく、記事と距離ができることで、単に「素材」として見れるようになったんですね。

実際、くくり記号でゴリ押しするよりも、「見た目の大切さ」の記事に収録したほうがテーマのニッチ感は薄まりますし、具体的な例の素材として扱ったことで、「見た目」の記事をリッチにしてくれたんです。

話はちょっと変わりますが、
わたし妊娠中に趣味でパンを焼きまくっておりまして…

これはロイヤルミルクティーパン

家でパンを焼くなんてすごいね!なんて言われるのですが、すごいのはわたしじゃなくてレシピの方で笑

分量どおりこねこねしたら、あとは冷蔵庫で一晩ほったらかし。朝に適当に切って丸めて焼くだけ〜(なんなら丸めなくてもいいw)という、どんなにズボラでも焼ける神レシピなんです。

吉永麻衣子さんが発信しているもので、飛騨に住んでいるときに麻衣子先生のお弟子さん的な人から教えてもらいました。今は「日々のパン」という名前で活動されているみたいです。

何が言いたいかというと、発酵ってただほっといているように見えて、実はすごいパワーがあるんですよね。

なので、この記事で強くお伝えしたいのは、「せっかくの下書きを消さないで!」ということ。

発酵させる、ほったらかすことにも意味があります。

書いたものは消さずに発酵させて、他のテーマ、他の記事に差しこんで活用したり、あとで読み返して、よりウケそうなテーマに変えることはできないか、時間をかけて検討してみるのが吉です。

逆を言えば、ちょっと書いて放ってある記事は「読み返して」「再考」することが必要です。

そのステップを踏めば、「放置」が「発酵」に早変わり!

イマイチだった記事が、読まれる記事に大変身する可能性も大いにあります。

大事なのは、時間をおいてもう一度記事と向き合ってみること。

発酵させれば、自然とどうしてその記事がまとまらなかったのかもわかります。

下書きがたくさん溜まっている方、今日は意を決して(?)その下書き、読み直してみませんか?

いい感じに発酵してくれているかもしれませんよ♪

これは中身がはみ出しちゃったあんクロワッサン

今月も残すところ、あと2週ですか!?

最終週は、今年の総まとめをやる予定なので、お楽しみに〜^^(需要あるのか?笑)

では、また来週〜!

▼このnoteを書いた人▼

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文字の世界を渡り歩いて6年目。noteを愛するフリー編集者。悩めるクリエイターさんやライターさん向けに、noteがもっと楽しくなる情報を発信中。X(Twitter)ではラフな雰囲気で、交流メインに活動中。企画やスペースなどもやっています。

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