noteをラクに長く続けたいなら、あえて「不完全燃焼」を目指そう
こんにちは、くろめがです。
みなさんはふだんnoteを書くとき、書きたいことをしっかり書ききっていますか?
でも、記事を全力で書いて、そのあとすごい虚脱感に襲われること、ありませんか?
もーしばらくは書かなくていいわぁ…みたいな 笑
ライターさんや作家さんなど、お仕事で文字を書く方なら、もちろん毎度しっかり完全燃焼する必要があります。
ですが、日々のnoteを更新するうえで、私があえておすすめしたいのが、不完全燃焼のススメ。
どういうこと?
手抜きして書くってこと?
と思われたかた、もう少しお付き合いください。
決して手を抜いて書くわけではありません!笑
書かなきゃいけない、が、いつの間にか書きたい!に変わってしまう不思議
記事を書いていて、だんだん筆がのってくると、本筋とあまり関係ないところにまで脱線していってしまうことってありませんか?
ついには脱線のほうが膨らんでしまったりして苦笑
そういう、のめりこんで書いた原稿って、書いている最中と書き終わった瞬間はすごい充実感があるのですが、そのあと強い燃え尽き感が出てきたりします。
なにを話したのかよく覚えていないけど、なんかしゃべりすぎて疲れちゃったな…みたいな。
そこで、わたしがによくお伝えしているのは「書くことを絞りましょう」ということ。
往々にして、なにかを書いて表現したい人というのは(わたしも含めてですが)伝えたいことをたくさん持っています。
それを、筆の向くままに読者さんにぶつけると、最終的には何が伝えたい記事なのか、よくわからなくなってしまいがちです。
しかも、書いた本人は、ぜんぶの情報が有用だ!と思っていますから(実際、有用なのはたしかなのですが…)、本筋も枝葉のほうもすごい熱量になるんですね。
そうすると、読み手は「なんだかものすごい記事だったなぁ…」という感想を抱くだけで終わってしまいます。
ぜんぶかすごい熱量だと、いちばん伝えたかったはずのテーマやメッセージが、薄まってしまうんですね。
ここでいま一度登場するのが、「不完全燃焼」のススメ。
書きたいこと、伝えたいことは、記事でも本でも「ひとつ」に絞りましょう。枝葉にあたる部分は、思い切って削ぎ落としてしまうのが吉です。
(でも、その枝葉だって大事なことなのに…)
(そんなに枝葉を落として、記事の質が下がらない?)
(脱線こそ我が宿命!脱線なくして我の記事にあらず!)
そう感じてしまうかもしれませんが、実はそのもの足りなさも大事なポイント。
この脱線でもっと膨らませられることがあるのに…と思ったら、今度はその枝葉として落とした部分を「テーマ」として取りあげ、記事を書けばいいのです!
書きたいのに書けなかった、というモヤモヤ感(不完全燃焼感)は、記事を「書かないといけない」という意識を「この前書けなかったことを書きたい!」というモチベーションに変えてくれます。
そうなればしめたもの。
書きたい!というモチベーションは、記事の質を上げてくれますよ^^
実は、この名案(?)は前回こちらの記事を書いていて思いついたもの。
タイトルやキャッチコピー、肩書きのうまい「盛り方」を紹介した記事です。
わたしは今、本業で某出版社のコピーライティング(Aプラス制作)もやっているのですが、そういう人間がどういう思想でタイトルを導いているのか、架空の事例を使って紹介しました。
これが、個人的には書いていてとてもおもしろくて、本当はもっとたくさん例をあげて書きたかったんですね。
(じゃあもっと書けよ!というツッコミはなしで…あ、石は投げないで…)
ですが、これ以上書くと記事として締まりがなくなりそうだなと思って、この記事では書くのをやめました。今度同じようなテーマを取りあげるときにま書こう…と。
そうすると残る、もやもや感…
だいたい、大なり小なりどんなものでも、納品(アップ)が終わると虚脱感にみまわれるわたしですが、このときは久々に思ったのです。
(あー!もっと書きたーい!!)
そして、それを原動力に、この記事を書きました笑
なので、毎日更新などでネタを絞り出しているそこのあなた!絞り出したその日のテーマ、もう少しだけ狭めてみてはいかがでしょう?
(あーあ、くろめがに止められちゃったから書けなかったよ…あれもこれも書きたかったのに…)
そう思うくらいが、気持ちよく次の投稿に手を伸ばすコツなのかもしれません。
効果があったら、ぜひコメントで教えてください!
この記事を書きながら、(もしかしてこんな特異なメンタルの持ち主はわたしだけなのでは…?)とちょっと不安なので笑
それでは、またお会いしましょう!
くろめが
▼このnoteを書いた人▼
文字職の世界を渡り歩いて6年目。noteを愛するフリー編集者。悩めるクリエイターさんやライターさん向けに、noteがもっと楽しくなる情報を発信中。
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