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【立場別】稼働単価を高める方法~正社員・業務委託(フリーランス)~
稼働単価を高めるにはどうすればよいか?がむしゃらに働く?報酬を上げてほしいと直訴する?
今回は、正社員と業務委託をどちらも経験している谷田部が実践してきた稼働単価を高める方法をお送りいたします。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、ちょうど1年前に【正社員と業務委託のお金のお話、あなたの1時間はおいくらですか】という投稿をさせて頂きました。
それから1年という月日が経ち、新たに見えてきた【正社員と業務委託のお金のお話、あなたの1時間はおいくらですか】について投稿させていただきます。
※1年前の投稿を見ていない方は是非URLよりご覧ください(2分で読めます。)
稼働単価の重要性
稼働単価というと、業務委託とか、フリーランスに当てはまりやすい言葉ですが、なぜあえて正社員にも当てはめたかというと。
昨今、正社員であっても残業代の支給が当たり前になり、固定月給で無尽蔵に働くことから、1時間当たりの稼働単価が意識され始めてきたからです。
俗にいう生産性が当てはまるのではないかと思います。
つまり正社員であったとしても業務委託であったとしても、稼働単価を如何に高めるかを意識する時代に突入したと言えるからです。
谷田部の立ち回り~正社員編~
正社員が稼働単価を上げる方法はただ一つ、給与を上げることです。
1日8時間、週5日勤務で契約しているので、月額給与を上げなければ単価は上がりません。
給与を上げる決定権を握っているのは、会社です。つまり交渉相手は自分の会社という事になります。
私が会社員時代は、明確に会社(経営者)に対してポジションを要求していました。黙っていて昇給する終身雇用の時代は終わったからです。
会社は当然あなたの稼働単価を上げるよりも下げたいと思っています。その為のオプションとして、福利厚生を充実させたり、各種補助手当を用意しています。
つまり、黙っていても正社員が稼働単価をあげる良策とは言えません。
谷田部の立ち回り~業務委託編~
業務委託が稼働単価を上げる方法は、基本的に稼働単価(時給)を上げるor固定報酬当たりの稼働時間を減らすという事になります。
その方法としては、正社員編と同様で、基本的に決定権者に対して条件交渉となります。
しかし業務委託を経験をされた方はお分かりだと思いますが、基本的に業務委託は立場が非常に弱く、条件交渉を仕掛けたら最後、あっさりと契約解除になることも珍しくありません。
ではどうするか?業務委託には正社員と違い、『クロスセル』での報酬発生が可能です。
つまり、同一顧客からこれまでと別口で仕事を受注することで結果として単価を上げることが可能になります。
私は、業務委託ではアップセルを要求することはしません。その代わり、クロスセルで受注した仕事については、これまでの稼働単価よりも高い単価で契約してもらっています。
クロスセルというのは、新規ではなく既存取引になりますので、条件交渉が新規に比べると格段にし易いです。
※決してバーター契約にしてはいけません。
最後に
日本人は交渉が苦手です。というか下手です。交渉するのは悪い事ではないですし、むやみやたらにダンピングする人は嫌われます。
大切なのは、今のあなたの立場ではどのような交渉カードが残っていて、どのタイミングで切ることで最大限の効果を得られるかを考えることです。
一昔前の日本は、交渉することはがめつい人がやることだと思われるかもしれません。
しかし現代においては、交渉することを諦めた人に厳しい世の中になっているのではないかと感じます。
以上、またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
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