求人票のお話~一次情報の重要性について~

わたしは普段、仕事を探している人と、人を採用したい企業のマッチングを生業としております。

求人票を皆さんは1度は見たことあるのではないでしょうか。

本日はそんな求人票の見る、選ぶポイントを情報の伝達という観点でお伝えいたします。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【求人票のお話~1次情報の重要性について~】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・仕事を探している人
・転職支援をしているエージェントの人
・採用を考えている企業の方

求人票とは?

求人票とは、社員の採用を予定している企業が募集概要や労働条件を記載し、求人を申し込む際に提出する書類のことです。 ... 求人票の提出先は、公共職業安定書(ハローワーク)や民間の人材紹介会社、人材派遣会社、そして大学・短期大学・専門学校の就職課など多岐にわたります。

一次情報の重要性

皆さん一次情報という言葉をご存じでしょうか?この言葉は良く不動産業界で使われる言葉です。

(私は新卒でゴリゴリに不動産営業もやっていました。)

一次情報とは、オリジナルな情報、つまり著者本人が直接的に体験から得た情報、考察、本人が行った調査や実験の結果などです。 

一次情報の作成・収集には手間(+資金)と時間を要することから、情報としての価値は高くなります。

わかりやすく不動産の取引に置き換えると、家を建てたいと考えている人がいて、その考えを1番最初に伝えられた人(例えば不動産業者)が1次情報取得者となります。

なぜこの1次情報が重要なのかというと、この情報は世の中の他の誰にも知られていない情報です。

つまりライバルがいないので、ビジネスとしては非常に『有益』な情報となるからです。

また、もう一点としては、発信者から直接情報を得る為、その情報の『正確性』は1次情報が最も正確といわれています。

YouTubeを例に取ると、最近だと『切り抜き』というジャンルの動画が沢山上がっていると思います。

この情報は1次情報でしょうか?答えはノーです。

YouTubeでの一次情報は、動画配信者自らが投稿した動画となり、切り抜きはその情報を基に作られた2次情報となります。

※切り抜きというのは、広く拡散される反面、動画配信者が伝えたい内容を正確に捉えられていないケースが多く、事実誤認の内容になってしまうケースも見受けられます。

求人票を見るときのポイント

私は良く、仕事を探している方に、求人票を見るポイントって何ですか?と聞かれることがあります。

その時に答えているのは、この求人票の情報をどこで得たのかを確認する事と答えています。

現在世の中には、求人票の2次情報、3次情報が出回り求人情報が溢れています。

その中で如何に『条件の良い求人を探すのではなく』『一次情報にたどり着くかが重要』だと考えています。

求人票というのは詰まるところテキストなので、いくらでもコピー&ペーストが出来てしまいます。

最後に

この投稿は、仕事を探している方だけでなく、私の同業の方、人を採用したいと考えている企業の方に向けて書いています。

是非、今目の前の求人票が一次情報なのかどうか確認してみてください。

以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部

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