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そこにあるのは所詮「自分のようなもの」

こんばんはのようなこんにちは、くろだです。

今日のnoteも楽しんでってくださいな。


嬉しいことに、記事引用をしてもらった。

なんなら「更新楽しみにしてます」という応援コメントまでもらっちゃって、ニヤニヤが止まらない。

しかもnoteがおもしろいしわかる。

まぁ「わかる」ってのはおこがましい言い方なのだけど、「楽しい」とか「おもしろい」って感情は確かにあるのに表現してみるとなんか陳腐。

他の誰かが言っていたことを流用している気がするし、それがもし有名人が言ってたことなら「〇〇と同じこと言ってる」とツッコまれてもおかしくない。

「”自分”というものがわからない」

そんな感情を抱いたことがあるし、今でもたまに陥る思考。

だからこそ「おもしろいなぁ」「わかるなぁ」と読んでいた。

だから今日は、この「自分がわからなくなる問題」の対処法を話してみたい。


と、大層な命題を付けてみたものの、結論を言えば「対処法」というよりかは「その場しのぎのごまかし」である。


なぜなら自分なんて無いから

これだけ考えることが好きな僕らが考えまくっても「自分がわからない」のだから、これは「無い」と結論付けるしかない。

暫定でもいいから結論づけないと思考の沼にハマっていき、実生活を脅かしかねないから。

そして僕はこの暫定結論で満足している。


「自分」というオリジナルは存在しない

例えば、僕が今使っている言語は「日本語」である。

一説には日本語は世界の言語との繋がりが見つからない「孤立した言語」らしい。

なんか厨二心をくすぐるいい響きだね。

僕はそんな「日本語」を使って表現活動をしている。

でも「日本語」は僕が開発した言葉じゃない。

小さい頃に親や先生が話していた言葉を借用して使っているだけである。

もうこの時点で僕の言葉は僕のものじゃない「借り物の言葉」である。


さて、借り物の言葉を使って思考し表現したものは「自分のものだ」と言えるだろうか。

僕は言えないと思っている。

となると、もうこの時点で「自分」というオリジナルが存在しないことになる。

思考も表現も全部「日本語」でしてしまうクセが付いているから。

もし、本当の本気で「自分」を知りたいのなら、自分独自の言語を使い、自分の手でnoteのようなサイトを作り上げ、自分で作ったデバイスを使って思考の表現をするべきである。

あれだよ、プログラミング言語も独自のものを使うんだよ。

Javaとか使ったらぶち転がすからね。


まぁこれはものすごく極端な話である。

でも僕にはしっくりくる解釈だ。

「日本語」という借り物で世界を見て、感じて、表現しているのだからそこに自分なんてあるはずがない。

あるのは「自分のようなもの」である。

よく円が重なり合ったみたいな図を使って何かを説明される時があると思う。

数学的に言うなら「共通部分(∩)」ってやつだろうか。

こういうの

マンガやアニメが好きな人は世の中にたくさんいるし、空手をやっていた人だってたくさんいる。

続けるのが得意だって人もごまんといるだろう。

でも「マンガが好きで、空手経験があって、noteを続けられている人」ってなると結構絞られてくる。

ここに「右利きだけど夜ご飯は左で食べる」みたいな変な要素を加えれば、さらに人数は絞られるだろう。

「これが自分だ」とは言えないけれど、「自分はこれに当てはまるな」とは言える。

そんな「自分のようなもの」は存在している。

自信のある人がそれを「自分だ」と言ってるだけで、自信の無い人や考えすぎる人は「自分のようなもの」と認識しておけばいいだろう。


ね?

「解決」というよりは「その場しのぎのごまかし」であっただろ笑。

だから明確な”自分”は僕にもわからない。

それがわかるのは、おそらく僕がこの世を去ったときだろう。

なぜなら「好き」とか「経験」が更新されなくなるから。

それまでは「自分のようなもの」と連れ添っていかなければならない。

まぁ苦しいだろうね。

見えなくていいものが見えて、考えなくていいことを考えてしまうのだから。

ただ、だからこそ表現するべきだと思っている。

違う世界が見えることを人は「おもしろい」と思うから、そういう娯楽はじゃんじゃん出した方がいい。


永遠に100点は出せないけれど、それに近しいものが出せたときは嬉しいし、出せなかった時は「こうすればよかったのかな」と試行錯誤する。

そうやって考えることが趣味な生き物なのだ。

だったら考え続ければいいと思う。

地獄だよ。

でも考え無しにのほほんと生きてる人も別の地獄を生きている。

結局どこへ行っても地獄なのだから、適正のある地獄で楽しんだ方がいい。


これはおそらく星野源さんの『地獄でなぜ悪い』が元ネタの言葉だ。

「いい言葉が浮かんだ!」って思ったんだけどなぁ。

やっぱり自分なんて無いのだ。


以上!くろだでした。

読んでくれてありがとうございました。

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ではまた👋


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