Anna

気がつけば大学4年、大学で芸術を学んでいます。  友達には話せないような話とか。林真理…

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気がつけば大学4年、大学で芸術を学んでいます。  友達には話せないような話とか。林真理子みたいな軽やかでクスッとできるエッセイを書きたいと思いつつ、全く違うものが出来上がります笑

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    失恋してからの、友達には言えないような気色悪い文章。

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失恋日記 人生は不可逆だから美しくて苦しい

もともと散歩は好きだったけど、失恋してからより散歩を好むようになった。散歩をしていると、自然と前を向ける、というよりも強制的に前に歩むことしかできないのだということを実感させられる。歩くということは、無理矢理後ろ向きに歩かない限り、前にしか進めない。来た道を戻ることはできるけど、それは時間まで巻き戻せるわけじゃない。2度と同じ景色を見ることはできない。そんな当たり前のことを感じて、人生って不可逆なんだなと感じる。だから振られて2度と会えないことが辛いし、2度と一緒にいた日々に

    • 繊細であることが時々嫌になってしまうあなたに送るエッセイ

       自分のことを繊細というと、「本当に繊細な人は自分のことを繊細などと言ったりしない」、「繊細アピールをしている人間だ」、などと言われるし、実際実生活で、「私繊細なの」、などと言われたら死ぬほどめんどくさいなと思うから、普段は自分が繊細である、というふうに言ったりしないが、自分って繊細な一面を持っているなと感じることは確かにある。全てにおいて繊細だとは思わないし、時には大胆なことをしたりもするし、鈍感な部分もある。だけど、どうしようもなく繊細な感受性を発揮してしまって苦しくなっ

      • 街を歩けば出会いがある

        いつもより早い時間の帰り道。なんとなく、まだ家に帰る気分じゃなくて、銀座をぶらぶらしてみた。夏になって、日が長くなって17時くらいだけどまだ明るくて、風は生ぬるい感じのこの天気。結構好き。こんな日には星野源がぴったりだ。 私は銀座によく行く。でもいつも通る道は同じで、よく知らない道も多いけど、なんだか銀座を知った気になっていた。 銀座という街に用があって繰り出せることが嬉しくて、銀座を好きになって、この本を読んでみた。 この本にはいろんな老舗の店が出てきて、それをふむふむ

        • 社会人三ヶ月目。自己研鑽って何したらいい?

          社会人になって二ヶ月が経ち、7月からは三ヶ月目を迎えようとしている。あっという間だ。あっという間に時間が過ぎてしまうことに危機感を感じる。仕事をしていると、毎日学びや気づきの連続である。しかし、目の前のことに忙殺されて、そうした気づきや学びを拾わないまま前に進んでしまっている気もする。 新しい環境にいることが、5月の真ん中くらいまではとにかく居心地が悪く、毎日ひどい気疲れで、よく泣く日もあった。泣くほど辛いことがあったとか、そういうわけじゃないけど、毎日孤独な感じがして不安で

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          大失恋をした次の日も当たり前に朝が来る

          私が死ぬほど泣いて、このまま一生夜が終わらないんじゃないかと思うくらい泣きじゃくって泣きまくったあの日の次の朝、当たり前に起きて顔を洗って腫れた目を氷で落ち着かせてからメイクをして、重い足取りで外を出たその時、この地球はいつもと変わらず動いてるんだ、ってびっくりした。 私にとっては、人生でこんなに泣いたことないというくらい涙が止まらない夜で、今外に出たらきっと道路の真ん中で立ち止まっちゃうんじゃないかと思ったし、このまま一生涙が止まらなかったらどうしようって本気で怖くなって余

          大失恋をした次の日も当たり前に朝が来る

          映画感想 パストライブス/再会 ネタバレあり

          久しぶりに映画館で映画を見た。銀座に勤めているので、映画館がたくさんある有楽町日比谷エリアにはかなり行きやすい。そこで初めての早上がりの日に、映画を見に行こうと思い、ちょうどTwitterで見て気になっていたパストライブスのチケットを勢いで予約した。  Twitterでこの映画について見た時、恋愛ではないつながりで大切な存在、というようなことが書いてあったので、お互いを思い合う男女の話だけど、恋愛とはまた違った形で終わるのかな?みたいな予想はあった。実際に見てみると、まあ大ま

          映画感想 パストライブス/再会 ネタバレあり

          結婚に対する考えが変わった話

           この前のnoteで22歳の私が結婚について、どうしても前向きになれない理由みたいなのをつらつらと綴った記事を出した。今思うと、私はいつも根性なしで意気地なしででも〜でも〜と言い訳ばかりの見苦しく中途半端な揺らぎの中に彷徨っている気がする。結婚に関してもそうで、最近そういう中途半端で言い訳ばかりの自分に気がついて、気が変わったという話をしようと思う。  先日、友達と箱根に行ってきて、その帰りのロマンスカーの中で、ダラダラと喋っていた。友達はこの前の飲み会での話を話してくれた。

          結婚に対する考えが変わった話

          大人ってきっと楽しい。

          人生はきっとより良くなるはずだ、と信じている節が子供の頃からある。良く”なる”という言葉から、自分という人間がいかに自分の人生を自分の手で良くしていこうという強い気概はないことがよくわかる。でも、なぜか自分の人生はきっともっと楽しくなると信じているし、そう信じるから頑張ったり、前を向いたりできる。だから、必ずしもきっと良くなるはずだっていう楽観的な考えは意外と悪いことじゃないと思っている。  なぜ、人生はきっとより良くなるはずだ、と思い始めたのか。その根源はわからないけど、確

          大人ってきっと楽しい。

          久しぶりに涙した日

          久しぶりに過去の恋愛を思い出して、涙した。というか、こういう恋愛に関する記事をスタバで書いているの、かなり恥ずかしい。周りの人に読まれたらたまったものじゃないと思い、家で書けばよかった、、と思いつつ久しぶりにスターバックスでのんびりする時間を満喫しているバイト前。昨日は元彼の誕生日だった。皮肉にもその昨日の夜、シャワーを浴びながら過去の自分の弱さを改めて思い出して泣いた。今私は新しい恋愛をしようとしている。でも、昨日は少し自信がなくなった。また同じことの繰り返しなんじゃないか

          久しぶりに涙した日

          結婚したくない理由を考えたら、自分がどう生きたいのかが見えてくる

           小学1年生の頃、6年生のお姉さんお兄さんたちがとてもかっこよく見えた。と同時に、苦手な算数が6年生になったらとんでもなく難しくなってるんじゃないか、4教科に増えて勉強についていけないんじゃないか、と6年生になることがとても怖かった。そんな感じと似ているのかもしれない。そんな感じで、結婚ももしかしたら、6年生が全然余裕でむしろ1年生の頃よりも勉強が得意になっていたのと同じように、結婚した方が人生楽しくて豊かになっているのかもしれない。というか、そうあるべきなのかも。でも、22

          結婚したくない理由を考えたら、自分がどう生きたいのかが見えてくる

          今行きたいところ、全部行ってみよう

           レポートや卒論のように期限に追われている日々を過ごしていると、終わったらあれをしよう、これをしよう、どこに行こう、とやりたいことがムクムクと湧いてくる。しかし、いざレポートが終わって、友達と飲んだり、バイトに勤しんでいると、そんなことすっかり忘れて、気がついたら月日が経って、どこに行きたかったも忘れている。それはそれで良い。行かなかった旅行も思い出に残る。でも、思い立ったが吉日、今行ってみたいと思ったところは全部行ってみたい。ということで、まずどこに行ってみたいか書き記して

          今行きたいところ、全部行ってみよう

          芸事を極めることで得られるもの

           芸事を極めるというと、まるで私が何か芸事でお金をもらっているプロの様な書き方であるが、全くもってそんなことはなくて、ただの大学オケで演奏しているしがない大学生だ。芸事は極められていない。でも、ある程度のレベル、というものを獲得した感覚が自分の中である。自分の青春時代の時間のほとんどを音楽に費やした。それでも、全くプロになれるレベルには到底届かなかった。全く届かなかった。じゃあ、一生懸命楽器を練習した時間は、無駄なのか?厳しいオーケストラ部で先生に毎日怒られ、先生に認められた

          芸事を極めることで得られるもの

          年を越すときに思うこと。

          年の瀬を感じる瞬間はたくさんあるけど、例えば紅白歌合戦、お正月準備に賑わう百貨店、年越しそば、仕事納めに良いお年を、と言い合うこと、忘年会、その中でも一番今の若者が今年がどんな年だったかな、と思い返すのは、インスタのストーリーでみんなが今年一年の締めくくりをあげているのを見ることだと思う。それぞれ、思い思い一年を振り返っているけれど、ストーリーに載せられる人はきっと、一年を明るい気持ちで締めくくれる人だけだと思う。いい一年だった、楽しい一年だった、新しいことに挑戦した一年だっ

          年を越すときに思うこと。

          自分があるとかないとか

          ここ数ヶ月の中で、何度か耳にしたり、目にした言葉で、私の中でぼんやりと違和感を持つ言葉がある。  「〇〇くんとかは、自分があるから、彼女とうまくいくんだろうな〜」  「〇〇さんは自分軸がないから、婚活がうまくいかないんだと思います」 こういう自分があるだとか、ないだとか、軸だとか、そういう言葉たちだ。 自分がある、って何?と思ってしまう。 そういう言葉を聞くと、自分は常にここにいますが!と思ってしまう。こういう考えは、未熟なのかもしれない。そういう言葉を使う人たちには

          自分があるとかないとか

          忙しない日々を越えて、やっぱり恋愛がしたい。

          投稿が久しぶりになりました。というのも、卒論の中間発表、内定先のアルバイト、友達と三日間の京都大阪旅行、などなどリアルが充実しており、こちらに立ち寄る機会が減っていました。 今、私は常磐線に乗って大学に向かっています。夕方の常磐線は夕陽とスカイツリーが見えて綺麗です。運良く天気がいいと富士山も見えます。今も前もずっと東京タワー派です。東京ラブストーリーが好きだし、東京タワーは港区にあって、東京の象徴のようにキラキラしている。本物の東京って感じがして眩しい。でも、最近スカイツリ

          忙しない日々を越えて、やっぱり恋愛がしたい。

          失恋日記改め 進め、たまに逃げても!!

          失恋、というのは大変共感を生むというか、需要のあるコンテンツのようで、さまざまな方からスキをいただいて、嬉しい限りです。スキをくれた方の文章を読むのが最近の楽しみなのですが、結構同じように失恋について記事を書いている方が多いです。わかります。私のおすすめ欄にもたくさん失恋関連の記事が出てくるので笑。もともと、失恋日記を書こうと思ったのは、失恋して溢れ出るように出てくる感情や気づいたことを自分の中にとどめておくにはもったいなくて、誰かにアウトプットしたいという思いがあったので、

          失恋日記改め 進め、たまに逃げても!!