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結婚に対する考えが変わった話

 この前のnoteで22歳の私が結婚について、どうしても前向きになれない理由みたいなのをつらつらと綴った記事を出した。今思うと、私はいつも根性なしで意気地なしででも〜でも〜と言い訳ばかりの見苦しく中途半端な揺らぎの中に彷徨っている気がする。結婚に関してもそうで、最近そういう中途半端で言い訳ばかりの自分に気がついて、気が変わったという話をしようと思う。
 先日、友達と箱根に行ってきて、その帰りのロマンスカーの中で、ダラダラと喋っていた。友達はこの前の飲み会での話を話してくれた。

 結婚の話になって、あたしが子供産むとか骨盤歪むし嫌だなーって言ったら、〇〇ちゃんが、え!骨盤なんて歪ませてなんぼじゃん!って言ってて流石にびっくりしちゃった。

みたいな話で、私たちは爆笑した。骨盤歪ませてなんぼネキ、爆誕。まじかっこいいね、今その子の”母”が見えた。なんて話してた。正直、齢22にして、出産への覚悟が決まっている女の子はそこまでいないと思う。私もどちらかというと出産へのイメージがまるで湧かないし、骨盤が歪んだら悲しいと思う。骨盤が歪むというのがどういうことなのかも正直イメージわかないけど。何より、出産によって、キャリアとかが断たれてしまうのもなんか気がくわない。別に仕事極めたいとか思ってないけど、なんで女だけ出産によって選択肢減らさなあかんの?みたいなところはある。別に続ける価値のあるほど偉大な仕事もできないだろうけど、でもそれでも続けたいって言っちゃダメ?みたいな。男の人には仕事の立派さとか偉大さとかなくても、当たり前に続ける選択肢あるのに、とか思う。

だからやっぱり出産とか結婚とか無理だよねー、でもひとりで生きてけないよーなんて、甘ったれた会話をしてた。

そして帰ってきて、ふと見たTikTokでマツコが、あたしオカマだから、結婚する将来を全く考えてなかった、一人で生きていくって決めてた、っていうふうに言っているのを見た瞬間に、私はこの人みたいな覚悟はないなって気がついた。マツコからは強い覚悟というか当たり前の選択肢として一人で生きていくという気持ちが伝わってきた。でも私は、一人で生きていく覚悟なんて到底ない。ただ結婚のイメージが湧かないだけ。だから、これからは、どう思うかとか、実際どうなるかは置いておいて、結婚とか無理、とか、結婚あんまりしたくないなーとか言わないことにした。なんとなく、ふとそう決めたのだ。結婚したいです。だって、一人で生きていく覚悟なんてないから。そう、認めちゃえば、なんかもっと前向きになっていける気がするし、起こる問題(例えば出産、子育てと仕事の両立など)についても、その時が来たら考えればいい、と考えることを若干放棄できる気がする。考えることは大事だけど、時に考えることを捨てて、自分の本当に望むものは何か、を見つめることも大事な気がする。私の場合、出産や結婚によって生じる女性の負担について考えてマイナスに思っていたけど、それは、誰かと家庭を築きたいか、それとも一生一人で生きていたいか、という根本的な自分の望みの後に生じるものだ。しかも、そういう負担について真剣に考えるということは、誰かと結婚することを前提に考えていることだ。もし本当に結婚したくなくて、一人で生きていく覚悟があるならば、そんなこと考える必要がない。だから、結婚したい、でもその先にある問題についても考えなくてはいけない、という自分の認識を改めたのであった。

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