倉科透恵

ラグーナ出版から出版しています。 『泣いて笑ってまた泣いた』 冒頭から人を呪うような心…

倉科透恵

ラグーナ出版から出版しています。 『泣いて笑ってまた泣いた』 冒頭から人を呪うような心の狭い人が主人公です。 『泣いて笑ってまた泣いた2』 ワカメが流れて運気の流れが変わったということです。

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  • コトノハとあそぶ

    日常とおすすめのものについて書いていきます。

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最近の記事

ここまでこれた

それだけで素晴らしい。 生きてきたんだから。 秋川滝美さんの『深夜カフェ・ポラリス』を読みました。 『「お子様ランチを食べてただ楽しんでただけの自分も、今ではこんなに立派な大人になった。長い道のりだったけど、頑張ってきたんだって……」 「……思うでしょうか?」 少なくとも美和は、この店主に言われるまでそんなふうに考えたことはなかった。ただ懐かしい、ちょっとずついろいろ食べられて嬉しい、と思っただけだ。お子様ランチから、今まで自分が歩んできた道のりを振り返る人がいるとは思え

    • さまよってしまう

      迷路の中を彷徨っているみたい。 出口がみつからない。 畑野智美さんの『ヨルノヒカリ』を読みました。 https://www.amazon.co.jp/dp/4120056902/ref=sr_aod_dp_ttl 『「ずっと悩んでいると、ものごとを客観的に考えられなくなる。出口を見失ったまま、迷路の中を彷徨い続けているみたいになってしまう。でも、その迷路も遠くから見れば、簡単に出口が見つかる」』 ぐるぐると同じところを巡ってしまう。 でも、遠くから引いて眺めてみれば、

      • いつかきっと

        大人になれば。 近い将来は、と思う。 泉ゆたかさんの『横浜コインランドリー』を読みました。 『「今は辛いかもしれません。でもずっとは続きません。もっと大きくなれば、自分の力で幸せなこと、好きなことを選んで生きることができます」』 今はとてもつらい。 今の自分には無理だけど、未来にはどうにかできるような気がする。 自分の力でどうにかできる未来がくる。 いつかきっと。

        • 未来への投資

          未来の自分のためにするもの。 未来への投資。 考えるOLさんの『ずっと、世界の中心は自分だよ』を読みました。 『努力というのは、他人に認められるために消費するものではなく、未来の自分が少しでも幸せになれるように投資するものだ。どんなに身近にいる人であっても、目指す未来が違うから、努力の仕方も違って当たり前だし、すべての人にとって同じ正しい努力というものは存在しない。』 自分なりの努力の方法があるはずですが、まだよくわかりません。 でも、努力は未来への投資になるはずです。

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        記事

          お金の目的意識

          目的意識を持ってお金を使う。 そうでないとお金に嫌われてしまう。 田中克成さんの『自分をよろこばせる習慣 今日からうまくいくシンプルな77のこと』を読みました。 『「ランチセットにルイボスティはつかないよね?」 「はい。ついておりません。単品で、480円でご注文いただくことはできますが?」 「大丈夫です。普通のアイスティにします」 私は「飲みたいものを飲まないんですか? たった480円ですし」と聞きました。 すると、その経営者は真剣な表情で私に言いました。 「あのな、今日

          お金の目的意識

          いつかの楽しみ

          妄想はタダ。 いつか叶えたい。 森沢明夫さんの『森沢カフェ』を読みました。 『ようするに、「いつかやってやるぞ」と言いながら、ちっともやらないでいる夢=行動がともなわない夢、というわけです。 そういう夢って、たいていは叶いませんよね。でも、それもアリかな、と最近のぼくはゆるく考えています。 叶わなくてもいい夢を、たくさん持っていること――。 これって、じつは、とても豊かなことだと気づいたからです。 実際に叶えなくても、叶ったときのことを妄想するだけでわくわくできる。そうい

          いつかの楽しみ

          パンパンにつまってる

          余裕をなくしたときは立ち止まること。 手放すことが大事。 船山葵さんの『だれかになりたいんじゃなくて、わたしを好きになりたい』を読みました。 『わたしは、物事がうまく回らなくなってきたなと思いはじめたら、一度立ち止まって今いる環境や時間の使い方を振り返り、“なんだかうまくいかない”原因を探すようにしています。 例えば“これがなきゃダメ”と執着することで、それだけに時間を使って自分を縛っているのかもしれない。もしくは、“あれもやらなきゃ”と一度にたくさんのことを詰め込みすぎ

          パンパンにつまってる

          パンでも麺でもなく

          米、おいしい。 日本の米、うまい。 津久井記久子さんの『まぬけなこよみ』を読みました。 『新米の季節でございますね。この十数年は、スーパーに売っているどんなお米を、一年のいつ食べても大抵おいしいように感じるのだけれども、新米と聞くとやはり心躍る。新しいお米である。日本人はお米を食べて生きているので、躰の一部が新調されるような感覚があると言っても過言ではないだろう。 いや、わたし自身がお米を死ぬほど好きだというわけではないと思う。どちらかというと、パンやうどんの方が好きかも

          パンでも麺でもなく

          コーヒーぶっかけ

          久しぶりにそれだけのために遠出しました。 体力はだいぶ恢復してきたけど、モヤモヤするようなことをされて、メンタルが不調でクーラーつけっぱなしもイヤだから、猛暑の中、窓開けて気分転換にごろーんしてみたら3時間くらい寝てしまいました。 窓開けてたけど、猛暑。 あと1時間寝たらヤバかっただろうか。 起きてもまだモヤモヤするー、とか思ってて躰の不調はありませんでした。 でも、水分補給はしました。 社長が、過去記事を遡っていくつも読んだそうです。 恨みがかいてあったと連絡がきま

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          なくてもあってもいい

          楽しく過ごせればそれでいい。 大きな夢でなくても楽しみがあればそれでいい。 ひらいめぐみさんの『転職ばっかりうまくなる』を読みました。 『夢を持つのは、いいことだ。それは認めよう。だけど、夢がない人生だって、別になにも悪くはない。おおきな仕事の悩みはなく、休みの日にはゆったりと映画を観たり漫画を読んだり好きなことをして過ごし、軽やかな気分でまた次の朝に出勤する。たのしく過ごせるなら、それがいちばんいいではないか。苦労を重ねて夢をつかむ過程は、周囲からしたら輝かしい人生の一

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          みんなかもしれない

          どこにいても居心地の悪さは感じます。 楽しいところでも。 中島久恵さんの『しあわせガレット』を読みました。 『楽しいこともあるが、時々、ちょっと居心地悪い。 どこに行っても居心地悪く感じてしまうのは、詩葉の個性だ。 けれど、居心地悪く感じているのは詩葉だけではない。多鶴さんも白井さんも、いつも楽しそうな道草さんだってなにかしら居心地の悪さや息苦しさを感じながら、上手にやり過ごしているのだろう。 そのことに気づいて詩葉は少し安心した。』 だれでもあることなのかもしれません

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          全力疾走したいです

          これからどうやって生きていくか、悩んでいます。 会社を辞めることになったのでストレスでニキビができて、びろうな話で恐縮ですが、おなかを毎日こわしました。 これからなにをすればいいか悩んだら、躰にきました。 やりたいことやる! と思って学校の説明会に行きました。 学費が高い以外は通いたいです。 でも学費が高すぎる。 学校に通っても職業にできるのは1%の人くらいだと思います。 でも、勉強したかったんです。 学校の方に無理をいって返事を保留にさせていただきました。 身内に

          全力疾走したいです

          切り替えスイッチ

          とりあえず気をそらしたいです。 別のことを考えたいです。 湊かなえさんの『湊かなえのことば結び』を読みました。 『家の中でずっと考えていると、嫌なことがずっと頭を離れないので、外に出る。誰かに会えたらそれが一番いいし、会えなくっても、本当にスーパーに買い物に行くだけでも、気持ちが変わるし。外に出ると、悩みの面積は変わらないけど、占めるパーセンテージが小さくなる。今みたいに、なかなか簡単に外に出られないってときは、映画を見てみるとかね。本を読んでみるとか。それも環境を変える

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          最初はぐるぐる

          なんでもかんでも書き出してみる。 それだけでスッキリします。 いろふちゃんの『「しない」人になりなさい』を読みました。 『思ったことを何でもいいので紙に書き出してみましょう。 頭の中にふと浮かんだ言葉やすぐに消えてしまう感情を掴み、紙に書き出すことで整理していきます。 書き出していくうちに、自分の中の「執着」見つかるでしょう。』 モヤモヤを書き出していると、最初は何が言いたいのか自分でもわかりません。 同じことをグルグルと吐き出してしまうけれど、いつのまにか整理されてい

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          養殖でもない

          またしても参加した倉科おばさん。 倉科おばさんは連日で、読書会に参加しました。 いや、だって、楽しいし。 この読書会に初参加の倉科おばさん。 12人の方が集まって、6人グループでお話ししました。 面白い小説なのに、倉科おばさんがは語るのがヘタクソなので、つまらなく感じる話を聞いてくださるみなさん。 ありがとうございました。 窪美澄さんの『夜空に浮かぶ欠けた月たち』を紹介しました。 過去記事にも病みと闇の記事を書いたのですが、神社で御朱印の行列に並んでいるときに読んで

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          飲めないけど読める

          読書とは一人でするもの。 でも、誰かと語り合いたい。 世の中には本について語り合う、読書会があります。 倉科おばさん、話が超絶ヘタクソだから、語れない。 しかし、人とお話ししない生活をして、落ち込んでいた倉科おばさんは読書会に申し込んでみました。 刺さった本を紹介します。 どんな本が刺さったかな。 倉科おばさんは先日行動しました。 ある本を読んだからです。 その本を紹介することにしました。 どんぶらこ、どんぶらこ、と電車に揺られて目的の駅まで来ました。 早く着いたの

          飲めないけど読める