パンでも麺でもなく

米、おいしい。
日本の米、うまい。

津久井記久子さんの『まぬけなこよみ』を読みました。


『新米の季節でございますね。この十数年は、スーパーに売っているどんなお米を、一年のいつ食べても大抵おいしいように感じるのだけれども、新米と聞くとやはり心躍る。新しいお米である。日本人はお米を食べて生きているので、躰の一部が新調されるような感覚があると言っても過言ではないだろう。
いや、わたし自身がお米を死ぬほど好きだというわけではないと思う。どちらかというと、パンやうどんの方が好きかもしれない。しかし、お米を食べない日が続くと落ち着かなくなるし、そのことに気が付いたら、もう居ても立ってもいられずにお米を求める。時間と気力があればご飯を炊き、なければ牛丼屋に駆け込むかお弁当を買ってくる。パンやうどんには、そういう切迫感はない。あくまで、食べるとうれしい、という次元のものである。なので、パンを焼いたときよりもうどんを茹でた時よりも、ごはんを炊いた時の方が何倍も、いい仕事をした! という気分になる。一回で二合炊くと、向こう3日ぐらいはごはんが食べられる、という安心感と同時に、自分の生活を少し良くした、という感触がある。わたしにとって炊飯は、洗濯と並んで、二大「とにかくやったら気が晴れる家事」なのだった。』


パンも麺も好きですが、ごはんがないといやです。
パンもいいけど、米も食べたいです。

ごはん多めに炊いて冷凍しているのですが、残りが少なくなってくると炊かねば!と焦ります。

冷凍ごはんの補充ができると安心します。

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