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読まれたコラム、読んでほしいコラム。

くらしアトリエの立ち上げ記念日は、3月6日。
2005年のこの日に、ホームページ「SLOW+SLOW」がスタートして、活動が始まりました。

今日はそれを記念して…というわけでもありませんが、5年前の3月からスタートしたこの「時々、コラム。」について振り返ってみようと思います。

※「時々、コラム。」とは…くらしアトリエが週に1度、コンセプトや興味のあること、視野を広げるために考えていることなど、テーマを決めて深掘りしている文章のことです。

今回、あらためてどんなコラムが読まれているのか、年間アクセス数や「スキ」の数などをチェックしてみました。
この1年間(2022年3月4日~2023年3月3日)でもっとも読まれているコラムは、
「人生は3万日。それをどう生きるかは自分次第。」というコラムです。

ちなみにこちらのコラムはすべての期間におけるアクセス数でも2位に入っています。
通算1位はnote公式に紹介された記事なので、実質この記事が一番「読もうと思って」読まれているのかな、と思うのですが、3位の記事と比べると倍くらいのアクセス数なので、なぜこの記事がそんなに読まれているんだろう?と毎回、不思議に思っています。
どなたかが紹介されたことがあるのでしょうか…?

年間第2位はこちら。

島根県東部の「手土産」おすすめを書いた記事です。イラストも自分たちで描いて、けっこう時間をかけたコラムなので、思い入れもひとしお。
こういう、お店の紹介などはInstagramでは反応が良いのですが、noteでも読まれているのはとても嬉しいです!

そして年間第3位はこちら。

まさかのスラムダンク(笑)。
いや、映画効果ですよね~。ありがたいことです!自分たちにとってスラムダンクは「苦をともにした同志」なので、読んでくださって嬉しい。

ちなみに、スラムダンクでは先月にこのコラムも書いていますので、良かったらどうぞ(このコラムの後、さらに2回観ました)


こうして、多くの方に読んでいただいたコラムがある一方で、「これ、いい感じに書けたな~」と思ったのに、意外に読まれていないというコラムもありまして…。
もう一度日の目を浴びてもらいたい…!という思いも込めて、こちらも紹介しておきます。

まず、こちら。

まさにくらしアトリエのコンセプトをそのまま書いた、みたいな文章なのですが、あまりアクセス数がなかったコラムです。「地域のひとしずく」って分かりにくいのかもしれませんね。

主要なところを引用しておきます。

いいところだなあ、としみじみ感じながら日々を過ごし、風景に癒やされ、それをSNSで発信したりする。おいしいお店を見つけたら嬉しくなってシェアするし、旬の地元の野菜を見かけたら買って帰って料理する。
そういう「何気ない日常」にも、「それも!シビックプライド!!」と声をかけたい、そう思っているのです。まちの魅力や誇りって、何かと比較して良いとか悪いで作られるものではなく、個人の暮らしの中から生まれてくるものであるべきで、それこそがシビックプライドなんじゃないか、と。
シビックプライド=個人それぞれの気持ちの持ちよう、と考えるとすごく抽象的で、モニュメントを作るみたいには可視化しにくいのですが、個人レベルで地域への誇りが積み重なっていくと、自然とその地域は元気になると思います。

「自分も地域のひとしずく」


それから、こちらのコラムも面白いな~と思うけど、そんなに読まれませんでした。

イベント「島根から大山を愛でる」に関連していろいろ考えていたら、校歌って面白いんだな、と純粋に感動して書いたのです。我ながら良い着眼点、と思ったけど、皆さんあまり校歌に思い入れがないのかしら…。
こちらも、未読の方はアクセスしてみてください。
引用を少し置いておきます。

校歌ってシビックプライドのかたまりなのかもしれない。
校歌を聴けば、その地域の皆さんが大切にしているものが分かる…かもしれない。
皆さんも、ご自身の卒業された学校の校歌に、あるいはお子さまが通っていらっしゃる学校の校歌に、いま一度思いを馳せてみてはいかがでしょうか。脈々と受け継がれるその地域の魅力を、あらためて感じることができるかもしれません。

「校歌には地域の魅力が詰まっている。」


もうひとつ、「暮らしの楽しみ方再発見!きっかけはささげ豆」。

自分の中ではめちゃくちゃ気持ちが上がって書いた文章だったのですが、いまいち受けが良くありませんでした…。

新しい発酵食に偶然出会って実践したらすごく楽しかった!というお話なのですが、ちょっとビジュアルが、そそられなかったかなあ、というのがアクセスが伸びなかった理由かもしれません。

何気ないツイートからささげ豆との偶然の出会い、産膜酵母の出現、そして「酸豆角炒肉末(スァンドウジャオチャオロウモー)」が食卓に上がるまで、私はずーっと楽しかった!

どんな味なんだろう、と今まで食べたことがないものを口にするわくわく感や、白い膜を見たときの「え、大丈夫なの」という不安、実際に食べたときの喜びまで、終始自分自身の機嫌がすごく良くて、「あ~久しぶりにキッチンが楽しいわ」と思ったのでした。
その楽しさこそが、暮らしの醍醐味だよなあ、としみじみ感じたのです

「暮らしの楽しみ方再発見!きっかけはささげ豆」

こんな感じで、今まであまり読んでいただけなかったコラムは、「一見すると何が書いてあるのかよく分からないもの」が多いのかもしれません。読みたい!という気にさせるものが足りていなかったのかも。


ちなみに、年間でもっとも「スキ」が多かったのは、

こちらの記事でした。ありがとうございます!なんでだろう?

正直、「スキ」の数は評価の基準としてあまり意識していません(いただいたらもちろんとても嬉しいのですが)。

「スキ」を送る人それぞれに基準があるので、その意味を正確には推し量れないことと、「共感した」ボタンとはまた意味合いが違うので、押した人がすべて共感されているわけではないだろうし、また、押していないからと言って共感していないということも言えないだろう、と考えています。

逆に、「アクセス数」は文字通り、接続してくださった方の数になるので、より多くの方に届けられるよう、タイトルを工夫したり、分かりやすい文章を意識したり、毎週テーマをあれこれ変えたりして、緩急のあるものを心掛けています。ちょっとふざけたテーマの翌週には、まじめなことを書く、とか。

なおかつ、多くの方に興味を持っていただき、納得していただけるような着地点を探すことにも、気を付けている…つもりです。

イベントのスケジュールとか、商品の紹介とかとはまた違うところで、島根にお住まいの方以外にも「何をやってる人たちなのかな?」と思ってもらえるようなコラムが、これからも書けるよう、インプットにも努めていきたいものです。

これからも、毎週金曜日(たまにお休み)の「時々、コラム。」をどうぞ、よろしくお願いいたします。

サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。