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「山の図書室」からおすすめ本のご紹介。

おはようございます。
引き続き、「シマシマしまねのネットショップ」でうつわの販売を行っています。11月6日(日)までの限定販売となりますので、興味のある方はお早めにチェックしてみてください。

テイストの違ううつわが揃って紹介されているのが、シマシマしまねの特徴かな…と思っています。民藝もあり、現代風なデザインのものもあり、地元のうつわあり。窯元や作家さんの個性や持ち味もそれぞれバラエティ豊かなので、楽しみながらお選びいただけるかと思います。

少しずつソールドアウトの商品も増えてきていますが、お好みや、おうちでお持ちのうつわを思い浮かべながら選んでくださいね。


さて、本日「山の図書室」オープン日です。10時~15時、ショップスペースもオープンしています。

久しぶりに、「山の図書室」からおすすめ本のご紹介です。

『フィールダー』 古谷田奈月 著 集英社

総合出版社の編集者である主人公を軸に、彼の周りで起こるさまざまな「現代を象徴する出来事」が絡み合う、疾走感あふれる小説です。
読みながら目の前に風が吹いているようなスピード感、それでいていまの社会問題をしっかりとらえて感じさせるやりきれなさ、オンラインの出来事なのになぜかリアルを感じさせる説得力…少しずつ読み進めるよりも、時間のある日に一気に読むことをおすすめします。


『「できる」と「できない」の間の人』 樋口直美 著 晶文社

レビー小体病という病を抱えることになった著者が、認知症や老いと向き合い悪戦苦闘する日々を綴ったエッセイです。
ぱっと見は病気と分からない、でも普通の生活を送ろうとするといろいろな面で困難が伴う。そんな人たちが、どうこの社会の中であるがままに暮らしていけるのか。「できる」と「できない」の境界線にいる著者ならではの目線で実感を持って綴られていて、自分もいつかその境界をまたぐとき、どう感じるのかな…ということを考えさせられました。


『器は自由におおらかに おいしく見える器の選び方』 中川たま 著 家の光協会

中川たまさん、雑誌で見かけるたびに素敵だな…と思っていたので、うつわイベントの前に見つけたこの本をじっくり読みました。
紹介されているのは白いうつわがメインですが、同じ「白いうつわ」でも使い方がシーン別に掲載されていて参考になります。
料理のレシピも掲載されていて、「これで素敵な食卓になりそう…」という妄想も膨らむ1冊です。

これらの本も「山の図書室」で読んだり借りたりすることができます(貸出は登録が必要です:年会費500円)。

「山の図書室」、我ながら面白い本がたくさんあるなあ、と思っています。

本のお話をお客さまとするのも大好きですが、以前もお伝えしたように「マイクロライブラリー」を利用して非接触の貸出もできます!

これがなかなか、いいシステムだな、と自画自賛。

では、今日も10時からお待ちしております。

サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。