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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい…
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記事一覧

食べたことないのにそっくりなのを作っちゃったから、面白いことになった話。

X(旧Twitter)に載せたら(アカウントはありませんが)、バズったかも…と思うような面白いできごとがあったので、せっかくなのでコラムでシェアします。 それは、先日のうつわイベントで好評だった「しまねのお楽しみクッキーボックス」に入っている「ご当地ミニチュア」のこと。その製作過程と、裏話的なものなのですが…。 「しまねのお楽しみクッキーボックス」とは、島根のモチーフをかたどったおいしいクッキーに、ランダムでひとつ、島根のご当地ミニチュア(手作り)がついてくる、という、ち

ズボラな人が、金継ぎから学んだ「うつわとの向き合い方」。

今日のコラムは、不器用な私が、なんと金継ぎに挑戦した話。 ちょうど、来週24日(木)から始まる「うつわイベント」がはじまるので、ここでは金継ぎを通して学んだ「うつわとの向き合い方」について語ろうと思います。 先月から今月にかけて、うつわの「金継ぎ」に初挑戦しました。 どこか教室とかに通ったわけではなく、金継ぎのキットを購入して自宅で、見よう見まねでの挑戦です。 元はと言えば…今から数年前の冬のこと。 とあるうつわに一目ぼれをして、2枚購入しました。 オットの分と自分

諦めきれないシナモンの話。

3年前に書いた、こちらのコラム。 いまだに読まれているみたいです。 私が個人的に「シナモンが苦手で食べられないのだが、おしゃれなものにはシナモンがけっこう入っているから、いつか克服して食べられるようになったらいいな」というような内容です。 タイトルで「ん?」と思っていただけるのかもしれませんが、けっこう「私も!」とか「分かる!」という共感の声が多かったので、私と同じように「シナモンが苦手で人生損してる気がする人」は、案外多いのかなあ、と思い、今回「見るコラム」として動画に

あったらいいな、と思っていたプレイリスト、作りました。

前から「あったらいいな」と思っていたもの。 それは、イベントの時などに流す、さりげない島根の風景と良い雰囲気のBGMの動画。 島根のことを日頃からPRしている私たち。 もっと目や耳にすっと入ってくるような…ザ・島根!的な写真のPR動画もいいけれど、島根のどこにでもあるような風景の中でお茶をしているとか、自分たちのお気に入りの風景とか…そんな、心地よい風景のBGM動画が欲しいなと思っていたのです。 ほかの方がそんな動画を「いいな」と思っていただけるのか、需要があるのか分か

「え、ドーラ年下?!」の衝撃から思うこと。

最近、スタッフで盛り上がった話題のひとつが、「天空の城ラピュタ」のドーラが50歳、と聞いてびっくりしたというもの。 50歳という年齢に、というよりも、「え、ドーラ年下なの?」という事実(?)に驚愕したのです。 世間の思う50歳ってあんな感じなのか?そういえば、自分も幼い頃は「50代=おばあちゃん」だと思ってたな…それが今まさに自分がいる年齢だと思うと、信じられない気持ちになります。 宮崎駿氏も若い頃は「50歳=おばあちゃん」だと思ってたんだろうな、と思ってアニメを制作さ

自分の中の言葉を積み重ねていく。その先に、未来の自分が待っている。

「韓国には、【水面が太陽や月の光を受けてキラキラと光る様子をあらわす単語】がある」という話を聞きました。 そう言われてみると、日本にはそれに見合うぴったりの単語がないことにあらためて気づき、調べてみると「윤슬(ユンスル)」という単語がそれにあたる、とのこと。 数日後、仕事で松江市美保関町の半島の端っこのほうまで向かったその帰り道、穏やかな海を見ていたら不意にそのことを思い出して、同乗していたスタッフに「あの水面のキラキラって、日本には見合う単語がないけど、韓国にはあれその

大好きな宍道湖をきれいに撮影したい!おすすめ撮影スポット「宍道湖八景」、選んでみました。

島根を代表する風景スポット、宍道湖。 面積は79 km²、周囲をぐるりと測った長さは 47 km。 四季折々に美しい表情を見せてくれるだけでなく、松江・出雲の人々の暮らしに根差した、日常の中にある湖です。 くらしアトリエも松江市内に暮らしているスタッフが多く、宍道湖は毎日当たり前に見ている風景なのですが、日ごとに変わるその美しさにはいつもはっとさせられます。 そんな宍道湖がきれいに見えるおすすめの場所をくらしアトリエなりにセレクトして、オリジナルの「宍道湖八景」を作っ

災い転じて麹が旨いという話。〜麹定食作ってみました。

今日の「時々、コラム。」は、くらしアトリエの代表を務める私のズボラさが、思わぬ良い結果につながった話、について。 過去のコラムや記事などで、「代表=雑でズボラ」という構図はさんざん綴ってきているのですが、今回もそのエピソードが出来事の根源にあります。 それは、今年の2月のことでした。 毎年、冬に自らの手で味噌づくりを行ってきた私は、「今年もやるかぁ…」という低めのテンションで大豆と塩を注文しました。「味噌づくり」という行為自体は好きなのですが、やるぞ!と決めるまでがけっこ

私はまだ頑張れる。〜愛おしい重い鍋の行方

今からもう20年以上前、結婚のタイミングで「ル・クルーゼ」の大きなオーバル鍋を買いました。 オレンジ色に惹かれ、当時はまだネットショップなどもなかったので、米子市の「ティズクレイ」さんに取り寄せをお願いし、到着するまでわくわくした気持ちで過ごしたのを覚えています。 なぜ「ル・クルーゼ」だったのか、今となってはもう覚えていないのですが、おそらく当時読んでいた雑誌などでおすすめされていたのだと思います。 当時は百貨店や一部の雑貨屋さんなどにしか売っていなくて、実際に見てその

島根の美しい風景をただ礼賛したい。きれいな海を背景に、列車が行ったり来たりする動画もあります。

島根の魅力を語るとき、まず「美しい風景」というのを挙げることが多いです。賛同していただける方も多いのでは、と思いますが、いかがでしょうか。 海もあって山もあって、島もある島根は、そこかしこに「きれい!」「絶景!」という風景が当たり前に転がっています。それが、本当にすごい! 先日、お盆の真っ最中に浜田市三隅町に出かけてきたのですが (そのときの記事はこちら)、野山嶽のひまわり畑を楽しんだ後、「道の駅ゆうひパーク三隅」に立ち寄りました。 実は、ここも目的地のひとつだったの

夏の松江を観光するとしたら…「松江縛り」の観光案内、考えてみた。

来週、8月6日(火)から松江市でポップアップイベント「シマシマしまね 夏の旅」が始まります。 前回同じ会場「おせわさんセンター」で開催した「とのまち 春の贈りもの展」の時には、観光客の方もけっこう、来てくださいました。 お話をうかがうと、松江城を訪れた後で街歩きをされている方が多かったようで、晩ごはんのおすすめや、ぼたん園の「由志園」までの公共交通機関での行き方を聞かれたりもしました。 そこで、今回の「時々、コラム。」では、あえて真夏のこの時期に松江にお越しくださった観

"ていねいな暮らし"の呪縛からの解放、からの、結果「ていねいな暮らし」

この夏、何度目かの「ぬか漬け」デビューを果たしました! 毎日きれいな色の野菜をぬか床から出してカットして、ごはんと一緒においしく頂いています。ぬか漬けライフ、とっても楽しい! ぬか漬けには今までも挑戦したことが何度かあったのですが、ことごとく失敗していました。 変な匂いがしたり、うまく漬からなかったり、「これが正解なのか?ぬか漬けってこんな味だっけ…?おいしくないけど…」みたいなのができたり…。 失敗のたびに結構な量のぬか床を捨てなければならず、匂いとかもあいまってす

暮らしのヒント、のようなもの。お料理、インテリア、人生のあれこれ。

くらしアトリエは名前のとおり、「暮らし」をとても大切にしています。 活動を気持ちよく継続するためには、まずスタッフが自分自身の暮らしを楽しみ、より良くしていくことが大前提だと思っているからです。 「心地よく、楽しく暮らしていくこと」にこだわってるからこそ、今まで綴ったコラムの中にはそういった「暮らし」にまつわること、お料理、インテリア、そして人生のあれこれについて‥などがけっこう、あるのです。 きょうの「時々、コラム。」は、過去のコラムから「暮らし」にまつわるものをいく

旅先の後悔から学ぶ~山陰のおすすめスポットを添えて。

あすから3連休、という方も多いのではないでしょうか。夏休みもそろそろ始まり、旅行の計画を立てていらっしゃる方もおられると思います。 私自身は、老犬を飼っていることもあって近年はなかなか遠出ができないのですが、旅行自体は大好き。 旅行好きなスタッフもいるのですが、旅先の話を聞いたりお土産をもらったりするのも、醍醐味ですよね。お土産を考えるのは私も大好き!自分のものを買うよりもわくわくします。 「旅の思い出」で今でもよく思い出すのが、「奈良の木の実のタルト事件」です。事件っ