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「わたし、いえた!」深山さくら作 北沢優子絵を読んで思ったこと……(⊙ˍ⊙)

 私は小学生のときになにかの係りになったことがありませんでした。
 私は普通の小学校に通学していたけれど、脳性麻痺の障害がありました。
 そのせいで、係りになれなかったのだと思っていました。
 成績もテストはできても平均以下だったと思います。
 60年くらい前なので、5段階ですが、4とか5とかはなかったと思います。
 中学生になって、テストの成績で評価されるようになって、自分の通知表にびっくりしました。
 体操と音楽と家庭科以外は全部4だったのです。図画工作は2だったのに4になりました。
 
 やっぱり差別されていたのだと思って悲しかったデス。

 でも「わたし、いえた!」を読んで、私になにかの係りをさせることは先生も不安だったのだと思います。
 私には力がありませんでしたから、なにかを運んだりはできないと判断されても仕方がないと思いました。

 高齢者になって、こんな発見があるのかと、この作品を課題図書に選んでくれた千葉県に感謝したいです。

 私にもこんな優しい作品が書けたらいいなぁ、と思います。

 がんばります。

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