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kintoneを使った業務改善にチームで取り組む!

昨日 Cybozu Circus 大阪 Day1のkintone SIGNPOSTセッションにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!セッションの紹介は事前のnoteでさせていただきましたが、今回はアドベントカレンダーに初参加!と言う形で、Day1のセッションの内容を振り返りつつ、「チームで業務改善する」ということについて書きたいと思います!(サムネイル画像は、登壇直前の心拍数です💓w)

「チームで業務改善するための勘所」とは

というわけで、今回のセッションではチームで業務改善するための勘所」として「共通言語」「コミュニケーション」「より良い協働」の3つが挙がりました。

「共通言語」「コミュニケーション」「より良い協働」

セッションの中では様々な事例を紹介していただきましたが、ここでは個人的な解説をしていきたいと思います。

【共通言語】

共通言語って言われても、ワタシ人見知りなんだけど、、、😢」大丈夫です!何を隠そう私も人見知りの緊張しーです。むしろ人見知りの方にこそ使っていただきたいのが「共通言語としてkintone SIGNPOST」です!
人見知りあるあるですが「とっさの気の利いた一言が出ない」と言うのがあります😅 そんなときkintone SIGNPOSTがあれば、、、

という感じで、気の利いた一言がさっと出ます!これは便利!
対話の中でのkintone SIGNPOST活用方法についてはこちらも併せてご覧ください!

【コミュニケーション】

いつも誰ともコミュニケーション取らずにひとりでアプリ作ってます、、、😢」大丈夫です!チームメンバーと一緒にワイワイしながらアプリを作ってみましょう!これが本当に楽しい!
このような「対面開発」については、元祖ともいえるジョイゾーさんのこちらの記事をご覧ください!

【より良い協働】

より良い協働って言っても、社内に仲間がいないよ〜、、、😢」大丈夫です!仲間は社内だけとは限りませんよ!毎週木曜日ランチ時間にオンラインで集まっちゃいましょう!

なんで「チームで業務改善」って難しいの?

そもそもなんでこんなに「チームで業務改善」って難しいんでしょうか?

チームなんだから、もっと頑張ろうぜ。。。
チームなのに、オレだけ頑張っている気がする。。。
チームなら、自分の役割があるはずなのに。。。

出典:わたし

以前はわたしもこんなふうに考えていた時もありました。「(組織図で)チームとして定義されたんだから、チームとして頑張ろうぜ!」と。
ただこの考え方が間違っていたのではないかと最近思い始めました。キッカケはこの本です。

「嫌われる勇気」の著者 岸見 一郎さんの恋愛論です。Amazon Prime Readingで無料で読めたので何気なく読み始めたこの本ですが、普通の(?)恋愛論ではなく「嫌われる勇気」と同じく「突き放される」感じです笑
「愛は技術」とも書いてあり「あれ、どこかで聞いたことのあるフレーズ…」と思ったのですが、お察しの通りエーリッヒ・フロムの「愛するということ」がふんだんに引用されていました。

引用の引用ですが、「愛」に関する問題を以下のように書いています。

フロムは西洋の言語において、動詞よりも名詞が使われるようになったことの一つの例として、「愛」という名詞は、愛するという活動を抽象したものにすぎないのに、人間から切り離されて実体化されてしまったと指摘しています(『生きるということ』)。「愛する」という行為があるだけなのに、それとは別に「愛」というものがあるかのように考えることが問題なのです。
(中略)
愛が経験である以上、愛には更新していく努力が不可欠になります。しかし、その努力は、相手とよい関係を築くことを目標とするのですから、決して苦痛ではないはずです。むしろ、それは喜びとしての努力です。

岸見 一郎. 愛とためらいの哲学

これを読んだときに「チームって愛かも…」と思いました。この文章で「愛→チーム」「愛する→チームワーク」と置き換えると。。。

チーム」という名詞は、「チームワーク」という活動を抽象したものにすぎないのに、人間から切り離されて実体化されてしまった。「チームワーク」という行為があるだけなのに、それとは別に「チーム」というものがあるかのように考えることが問題なのです。
(中略)
チーム」が経験である以上、「チーム」には更新していく努力が不可欠になります。しかし、その努力は、相手とよい関係を築くことを目標とするのですから、決して苦痛ではないはずです。むしろ、それは喜びとしての努力です。

出典:わたし

つまり、組織図に書いたから「チーム」ができるわけではなく、「チームワーク」することで初めて「チームとして経験される」ということです。
そう考えると、「共通言語を使って、継続的にコミュニケーションし、目標に向かってより良い協働をしつづける」ということこそがチームワークであり、チームワークし続けることによってのみチームとして経験されるのではないでしょうか。
チームをそう捉えると「kintone SIGNPOSTの読み合わせ会の2周めを実施していること」や「(日報アプリなどで)コミュニケーション自体を楽しむこと」こそが、チームをチーム足らしめていると言えるかもしれません。

共通言語を使って、継続的にコミュニケーションし、目標に向かってより良い協働をしつづける

先日、kintone認定資格チームでもチームビルディングのために一泊二日のオフサイトミーティングを実施しましたが、「一度チームビルディングしたからチームになった」のではなく「継続してチームビルディングしつづけることでチームであれる」のかもしれません。またオフサイトミーティング実施しなきゃ笑

最後に

いかがでしたか。kintoneはノーコード・ローコードで業務システムを構築できるツールですが、その根底にはサイボウズが考える「チームワーク溢れる社会を創る」がしっかりと根ざしています。そしてチームワークすることによってのみチームとして経験できる、それをサポートするのがkintoneというツールかもしれません。

kintoneやkintone界隈のコミュニティに関わることで、ひとりひとりが自分の可能性を信じ、お互いの価値を引き出し合うようなコミュニケーションを取ることができます。これはまさに(どこにもチームとしては定義されていないけど、)「kintoneチーム」かもしれませんね。

kintoneチーム」を更新し続けていくために、これからもkintoneはもちろんkintone認定資格やkintone SIGNPOSTに関わっていけたら幸せです。

ここひとつお知らせです!

星野リゾート 小竹さんが12/16(金) にサイボウズカレッジで講演します!

今回のセッションで登壇いただいた星野リゾートの小竹さんですが、なんと12/16(金)にサイボウズカレッジで講演されるそうです。テーマは「社内人材のリスキリング」。是非チェックしてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!この後もアドベントカレンダー楽しみです!😊

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