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J Camp DAY3・DAY4

こんにちは!
ジョイゾーの川岸です!✍️
J Campの紹介シリーズもこれが最終話になります。
今回は、4日間で行われるJ Campの DAY3、DAY4について書いていきます

「J Camp」概要についてはこちらから

DAY3、DAY4はロールプレイング

DAY3、DAY4はいよいよ実践的にロールプレイングで学んでいきます。
DAY1.2は座学として講義やワークショップスタイルで学んできましたが、ここからは「自分ごと」に落としていくことになりますので、難易度が少し上がってきます。

DAY1.2で学んできたことについてはこちらから!

ユーザー役、システム担当役で視点を変えた役割

DAY3、DAY4のゴールは以下の2つです。

・ロールプレイングを通して、課題解決する手法を実践する
・ユーザー視点/システム担当視点の両方を体験する

1回20分で、ヒアリングする役、ヒアリングされる役、そしてkintoneで目の前で画面を見せながらアプリを作る役と、3人1組になってロールプレイングを進めます。それ以外の人は、観察役となって一つ引いた視点からそれぞれの役割の方の良かったところや工夫が見られたところなどをチェックしていきます。

アイスブレイクはkintoneのアプリ作成

ロールプレイングを通してシステム39で行っている対面開発を実践するため、アイスブレイクとしてkintoneを使ってアプリ作成を行います。

簡単なアプリ作成方法をレクチャーしたあと、自分でアプリを作成してもらいます

指導しながら作ったあとは、テキストベースで作ってほしいアプリの情報を渡して自由に発想してそれぞれのアプリを作ってもらいます。

kintoneは参考ツール。目的は業務改善・システム開発の心得

システム開発をロールプレイングすると言った時に、ノーコードであるkintoneは直感的に誰でも簡単にアプリが作ることができ、気軽にシステム開発を体験できます。J Campはkintoneを採用していますが、kintoneはあくまでツールなのでこの体験を通して、「業務改善」や「システムを作るときの考え方」を習得してもらうのが目的です。
ノーコードのサービスは他にも色々ありますが、小学生でも簡単に作ることができ、かつ「業務システム」としてもすぐに実感できるものが作ることができるのがkintoneの良さとなっています。
作る人によって、入力画面の構成などそれぞれ個性がでて面白いですよ。

講師による対面開発デモンストレーション

ロールプレイングは用意したシナリオに沿って、みなさん同じシチュエーションで行ってもらいます。
まずロールプレイングを始めるDAY3では、講師陣によるデモンストレーションを行います。
参加者のみなさんは20分で行いますが、講師のデモンストレーションは10分間となっています。

ジョイゾーの社長がお客様役、琴絵さんがヒアリングしてアプリを作成していきます
話をしながらどんどん手を動かして作っていくデモは見ていて楽しいです

ジョイゾーの対面開発はヒアリングしている人が画面を共有して手を動かしながら目の前で作っていくスタイルですが、ご参加いただく方には「ヒアリングする人」と「アプリを作る人」で分かれてもらうので、協力しながら進めてもらう形になりますので、一人で聞きながら作る!ということではないので安心してください。

いよいよ実践!対面開発体験です

ロールプレイングでは、役になりきってもらうため、3つのグランドルールが設けられています。

①恥ずかしがらずに役になりきる
②シナリオをベースにしつつ、自由に発想する
③参加メンバーへのフィードバックに「Jチャレンジ」を入れる

ロールプレイングするには、役になり切ることはとても大切です。アプリを作成する方が断然難しそうに感じるのですが、実は「顧客役」もなり切るのが難しいのです!
とはいえ、過去参加してくれたみなさんがそれぞれの役になり切ってロールプレイングをしてくれていますので、楽しんでチャレンジしてもらえる学びのスタイルです。

観察役のフィードバックも重要な役目

先ほどのグランドルールの中で、フィードバックに「Jチャレンジ」を入れるとありますが、これはDAY1、DAY2で学んできた3つの要素と6つのポイントを使ってフィードバックする視点で観察役の方には見ていただきます。

実際にロールプレイング中の顧客役、ヒアリング役、アプリを作成する役になっている人は、実践することに精一杯になりがちなのですが、観察役の方が「こんなポイント使えていたよ」とか「ここでこういうのが使えたらもっとよかったかも」みたいな視点で返してもらえると、より自分の行動を把握できるので何となく演じてる人を見るのではなく、前のめりで分析してもらえるとより良いチームで学びを進めることができます。

ロールプレイングは複数回のローテーション

5人のチームとなり、役割を替えながら5回行います

上記の図のように、それぞれの役割を入れ替えながら、何回も繰り返すのですが、DAY3ではなかなか慣れず、あまり上手に作れないこともあります。
でも、大丈夫です。

システム担当役の方は「難しかった」という感想を良く言われるのですが、顧客役や観察役からはよくできてる部分や、システムができていくことの面白さなどをフィードバックしてもらうことで、コツポイントを貰ったり、他者へフィードバックすることでどんどんとやり方を整理していき、自分のスキルとして身につけることができます。

DAY4では見違えるような成長を遂げます

DAY3で行ったロールプレイングですが、DAY4も同じくロールプレイングを行います。
「同じことをまたやるの?」と思われるかもですが、同じシナリオに少しだけ高度な要求も織り交ぜたりしながらレベルアップしたロールプレイングを行なっていきます。

いきなりロールプレイングに入る前に、最終日にもう一度DB(データベース)についておさらいをします。
なぜ4日目に入れているかというと、DAY3でアプリを作成してみなさん感覚的にアプリを作成することや、データについて知識が付いてきているので、ここでおさらいをしてイメージをより明確に湧かせることを目的としています。

DBおさらいで基礎を再確認してレベルアップした対面開発!

DAY4も役割を変えながら数回のロールプレイングを行なっていきます。
途中休憩をいれながらですが、DAY3、4はDAY1、2に比べて1時間多くなり4時間なのですが、あっという間に過ぎます。
ただ、この全部で8時間でみなさん見違えるような成長を遂げ、「対面開発」をできるようになります!
システム担当者役を初めて行う際には手探りだったヒアリングも、集中する短い時間の中で「目的を明確にする」質問の仕方を自然と覚え、相手の「やりたいこと」を引き出せるようになっていきます。
また、顧客役も「やりたいことの伝え方」が背景や状況を合わせて具体的に話すようになるため、「システム担当者」「顧客」協力して業務改善という目的に向かっていくという考え方をJ Campでスキルとして習得し、持ち帰ってもらうことができます。

システム開発、業務改善はコミュニケーションが大切

J Campという4日間を通して、参加者の皆様には弊社の対面開発システム39で多くのお客様が体験してきた「システム開発をすることの楽しさ」を、教育という形で体験、そのやり方を習得してもらうために提供している教育サービスになります。
お伝えしたいことは、「働く環境をよりよくする業務改善のための相互コミュニケーション」を円滑に進める手法や基本的な考え方です。
ただの「システム開発研修」ではない教育サービスで御社のDX推進の一歩を進めてみてください。

おわりに

DAY1、2は3時間、DAY3、4は4時間、1週間に1回のペースで集中した時間を研修に当てていただくことになりますが、参加した方は「あっという間だった」という感想を多くいただいています。
業務時間にまとまった研修時間を作るのはとても大変だと思いますが、昨今の「DX推進」の必要性にまだ戸惑っている企業様、「IT化って苦手なんだよな」と考えてる方がいましたら、このJ Campに参加してみてほしいと思います。

実際のDAY3、DAY4のレポートはこちらから

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