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[レポート]第4回 J Camp DAY3・4

こんにちは!
ジョイゾーの川岸です!✍️

今回は、2月17日(木)、24日(木)に行われたJ Camp DAY3・4についてレポートします!
DAY1、DAY2のレポートもありますので、あわせてお読みください。

DAY3、4のゴールは以下2つです。

・ロールプレイングを通して、課題解決する手法を実践する
・ユーザー視点/システム担当視点の両方を体験する

ロールプレイングでスキルアップ

DAY3とDAY4はロールプレイングが中心となっており、みなさん対面開発を実際にやっていただきます。
J Camp DAY3・DAY4は以下の説明がありますので、ぜひこちらをお読みください!

ロールプレイングは「顧客役(業務担当役)」「システム担当役」「観察役」の3つに分かれて行います。

順番に役割を変えながら、全ての役割を経験してもらいます。
DXを進める時に「システム担当」ばかりが大切に思われるかもしれませんが、実際は「業務担当」の方の業務を把握して分析することや、システムを作る人に伝えることがとても重要になります。
なので、「伝える側」「ヒアリングする側」どちらも経験して「協力してシステムを作ること」を体験してもらいます。

DAY3の感想

メインシステム担当役のフィードバック

お客様の求めていることを引き出すのが難しかったです
質問や言葉選びもまよってしまいました
・サブの方との連携も重要であると思いました
・とても勉強になりました

DAY3の初回のシステム担当役の感想

初めてのロールプレイングは、みなさん緊張もされますし、初めてシステムエンジニアとしての役割を行うので、実際にこの役割を担当した方からは「難しい」という感想がやはり出てきました。
ただ、本人は気が付かない部分について、一緒に参加している方からのフィードバックを見るとまた視点が違ってきます。

顧客役からのフィードバック

・画面共有しながらなのでkintone知らない人にとっては「こんなことできるんだー」と実感してもらえそうです。
・何を実現したいかを聞いてくれると話し手はウキウキしますね
現状と理想のギャップを埋めてくれるようなヒアリングとアプリ作成が良かったです。

観察役からのフィードバック

・顧客の説明がとても具体的で、システム担当にとって理解のしやすい話し方だった。
・システム担当の質問が顧客の話に対して適切で、また声のトーンがよく聞き取りやすかった。
・サブ担当の画面を見ていると、簡潔に要点がまとめられていた
・お互いを尊重している様子が見られた。

実際にメインでヒアリングする方のことを、客観的に見てよかったとこなどを見つけてフィードバックがもらえるのも、このロールプレイングの良いところです!
DAY3では初めてのロールプレイングということもあり、アプリを作ることがあまりできない方もいますが、DAY4には見違えるように皆さんスキルアップして、アプリを作成していくことができるようになります!

DAY4の感想

それぞれに感じる大きな成長

DAY3で学んだヒアリングや伝え方を使いながら、それぞれの役割で皆さん成長されていました。

顧客役に対して
徐々にkintoneに関する知識が増えて「〇〇できるかな?」といった考えが増えていた気がします。押さえたいポイントをしっかり伝えていたので目的からぶれなかったように感じます。
メインシステム担当役に対して
顧客役の方がお伝えした内容をメモしている旨を伝え、サブ役の方をフォローしていたように思います。アプリを作っている側はどうしても焦ってしまうので、安心感を与えているように思いました。
サブ役に対して
サクサクとアプリができるのを見ていると、開発のハードルを下げているような気がします。売り上げ明細をテーブルにするなど、複数明細の販売があるということを顧客が言い忘れがちなことを事前に反映していました。

実際のkintoneスレッドに書かれたコメント

このように、DAY3よりも、皆さんできる範囲が増え、余裕もできてそれぞれの役割の中で協力しあっていくのが実感できているようです。

講師からのフィードバック

kintoneでアプリを作れるようになると、どうしてもその機能の説明になってしまうことも出てきます。

皆さんのkintoneへの知識やアプリ開発スキルが上がっているのもあるので、どうしてもkintoneの機能についての遣り取りが比重的に多くなってしまっているかもしれません笑
ある項目を増やして欲しいという要望に対して、「それはなんのために必要なのか?どういう使い方をイメージしているのか?」といった、目的を掘り下げてヒアリングして、提案につなげると良いと思いました!

講師からのアドバイス

また、先回りや誘導して提案することや、また、それをしすぎないといった、ヒアリングと提案の際のバランスについてもアドバイス。

お客様が「自分で選択した結果」であると認識してもらうことが大切なので、誘導しても先回りしても、「これがいい、これでいい」と自分ごとに落とし込んでもらえれば、自分たちのシステムを自分たちで決め切った、となるのでそこがポイントになると思ってぜひチャレンジしてみてください!

難しいですが、お客様と一緒に考えて決めていってもらうことがポイントです

終わりに

今回のJ Campは自治体様の方も多く参加されており、一般企業の皆様とそれぞれの職場のお悩みなども共有して、様々な視点から「DX推進、内製化人材育成」についてお話しすることができました。

4日間と長いカリキュラムのようですが、楽しく学べる4日間です!
このJCampを通じて、多くの「デジタル人材」を生み出していきたいと思います。

多くの方のご参加、お待ちしております!


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