[レポート]第4回J Camp DAY1
こんにちは!
ジョイゾーの川岸です!✍️
2月3日(木)に行われたJ Camp DAY1についてレポートしたいと思います!
この回にご参加いただいた方は、自治体職員や銀行職員、一般企業の社員と多種多様の業種、業務で働くみなさんでした。
組織に関係なく、色々な立場からからの視点で意見交換されていて、学びが多い回となりました!
ここでは、DAY1の講義の中で、DX推進のために必要な3つの要件として取り上げられられたポイントについて紹介します。
【顧客目線】あなたにとっての顧客は誰ですか?
最初の質問は「顧客目線」についてです。
さて、みなさんならどのように考えますか?
「自分の顧客は誰だろう?」
業務担当とシステム担当に例えて、それぞれの立場でそれぞれ果たすべき役割があるという”当事者意識”の考えが重要にということをお話ししました。
サービスを提供する人は誰?必ずしもお金を支払っている方だけでなく、自分自身にとっての顧客とは?という視点で考えてもらいました。
自分が果たすべき役割を届ける先にいる人こそが、あなたの「顧客」です。
この視点を持つという考えを、ワークショップと通して言語化していきます。
それを踏まえて、出てきた回答がこちら
この回答をから、”果たすべき役割を届ける”視点にすると、内側の人にも目線が向くのだと感じました。
顧客目線を持ち、各々の課題を見つけることが、業務改善に繋がっていきます。「自分にとっての顧客が誰なのか」「何を提供していけば業務改善につながるのか」という視点を見つけてもらうことができました。
【熱量】あなたにとって「DX推進のハードル」は何ですか?
次に、「熱量」についての質問です。
「DX推進のハードル」
DXはすぐに効果が出ないこともあるので、長期間何度も改善を繰り返す必要があります。DXをやっていくというのは「熱量」=ハードルを乗り越える力がないと超えられませんよね。
みなさんには現時点で、自分たちが考える「DX推進のハードル」について、洗い出しを行ってもらいました。
ワークショップ内では、”やる気の温度差がある”、”コストの面で難しい”、”現状の方法から脱することが難しい”といったことが、多く挙げられました。企業や自治体という違いはあれど、同じ形で悩まれていることが共通していました。
ただ、ハードルが認識できているということは、ハードルを超えていけるという想定ができるとも言えます。
「会社・業務をよくしたい」という熱量を持続させるための考え方を、J Campの講師陣からのアドバイスも含めながらみなさんと導き出してきました。
【失敗を恐れない】明日、あなたが「自社のDX推進」に対して始められることは何ですか?
最後に「失敗を恐れない」についての質問です。
「失敗を恐れない」=「前に踏み出す力」
DX推進に答えはなく、正解がないことを前提に進んでいかなければなりません。正解のない世界でも成果を出すために「失敗を恐れない」=「前に踏み出す力」が必要です。
そこで、「明日から自社のDX推進に対して始められることは何か?」について、みなさんに宣言を書き記してもらいました。
上記を見てもわかる様に、DXの最初の1歩は小さなスタートを切ること。普段の業務を少しずつ変えていこうということが、とても大切ですし、何もITツールを入れたりすることがDXの始まりということは決してないことを理解してもらうことができました。
まずは、失敗を恐れずやってみなければ物事は次に進めません。正解がないからこそ仮説を立て実行し、失敗をしたとしても、次のステップの改善点になっていく「経験」ができます。
おわりに
このようにJ Campではワークショップを通して、DXの実現に向けてのスキル獲得と実践経験を重ねて前に進めていく力を着実につけていただきます!
DAY2以降もレポートしますので、お楽しみに!
J Campについてはこちらから!
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