【連載小説】犬と猫⑩
風呂場は綺麗に整っていた。湯舟に浸かりながら、この後一緒に寝るのか?まさか……付き合って初日でさすがにないよな?なんて考えていた。風呂から上がり、次に心愛が風呂に入ってる間リビングで緊張しながら待っていた。すると、大き目のTシャツに短パン姿で出てきた。
「雪くん。疲れた?」
「疲れたというより、緊張したよ。」
「雪くんと会うのドキドキだったよ。改めてよろしくお願い致します。」
「こちらこそ。そろそろ寝るか。明日どこ行きたい?」
「特に考えてないや。どうしようね。」
「そうだ