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命があればあとはかすり傷 vol.1
今年40歳を迎えるにあたって、新たなことを始めようと思い、母の誕生日に合わせて、noteデビュー致します。是非フォローもお願いします。
第1回目は、僕が一番大事にしている、父からもらった言葉について書きます。
2009年6月20日。その日は、僕にとって特別な日となりました。
不慮の事故により脊髄を損傷し、車いすでの生活に。
3日間の意識不明から脱した時、目と首を少ししか動かせない状態でも確認
命があればあとはかすり傷 vol.3
主治医からの一生車いす宣告の5秒後に、
『はい、分かりました。』と答え、あっさりと受容できた僕。
しかし、その5秒後には、涙が止まらなかった。足が一生動かないという事に対してではなく、両親に『五体満足で生んでくれ、育ててくれたのに、申し訳ない』という気持ちからでした。
その感情ととは別に、僕の頭の中は、こんな思考になっていました。
・せっかく自分で作った会社は潰したくない。
・不動産業以外の
命があればあとはかすり傷 vol.2
「はい、分かりました。」
主治医からの『一生歩けません、一生車いす』宣告を受けた5秒後くらいに、僕が発した言葉。足が動かないのは、事故による一過性の麻痺だと、勝手に前向きに捉えていたんですが、結果は脊髄損傷、下半身完全麻痺。
この絶望的な宣告を、自分でも驚くほど、すんなりと受け入れることができてしまったんです。
障害の受容。受け入れることができた理由は色々とありますが、大きく分けると2つの感謝が