宮川邦彦/cafe旅人の木
コーヒーのことを書いたnoteです。 すぐに実践できそうなこと、日々の気づき、よく尋ねられることとその回答などを、僕の視点も交えながら記していきます。 コーヒー初めてみようかな? なんとなく遠ざかっちゃったな…。 もっと美味しく飲みたいな。 そんな人たちに是非読んで頂けると嬉しいです。 コーヒーは無くても生きていけますが、あると幸せです!
小さな飲食店を自営することについて書きます。 cafe旅人の木での経験と、僕個人の考えをまとめる記事です。
「良いコーヒーを選んだ方がいいのでしょうか?」 コーヒー教室の最後に受けた質問が非常に深いもので、書きたい欲を掻き立てられた。 僕の現時点での結論はこう。 自分が飲みたいコーヒー、おいしいと感じるコーヒーを選べばいいと思います。 そして、できればそれがどういうコーヒーかを知った上で選べると、より良いと思います。 高額なもの、高品質と呼ばれるもの、有機栽培とか無農薬栽培、フェアトレードとかレインフォレストアライアンスといった認証を受けたもの。 さまざまなコーヒーがある
2024年10月4日。 この1ヶ月、ずっと頭の中にあった課題がようやく(ひとまず)片付いた。 中学生を相手に「カフェ経営者として大切にしていること」をどうやって話そうか? こちらの中学校では全国でも先駆け、外部講師を招いて職業について学ぶ機会を設けられてきたそう。 ありがたいことに、ふとしたきっかけでこちらに参加させていただくこと3回目。 初回は15名、2回目は20名、そして3回目の今回は32名の生徒さんを前に。 正直なところ、前回までは僕の中では不完全燃焼感があ
ときおり、僕の中の「コーヒーは○○である」が更新される。 コーヒーは素晴らしい飲み物 コーヒーはコミュニケーションツール コーヒーはなくてもいいけどあるとうれしいもの みたいな具合に。 そして今回、 コーヒーは出汁 である。 更新のたびにコーヒーから飛躍していく感が否めないのだけど、自分の中でコレといったワードを持っておくと背骨がシャキッとする感覚があるので、ある意味では定期的に必要な儀式と捉えている。 さて、僕は日頃から晩御飯をつくることが多く、せっかくな
毎週土日は少人数制のコーヒー教室を開催している。 おかげさまでその数250回以上。 といっても事前予約制なので予約が入れば開催、なければ仕込みという具合。 ちなみに暑い時期はホットコーヒー需要が下がるのに連動して教室需要も下がり気味。 なので、迷ってる方は今がチャンスです! さて先日、中学生を相手に講義をさせていただく機会を頂戴した。 昨年に引き続きなのでたいへんありがたい話だし、前回よりもいい感じに仕上げようと色々準備はしたものの… めっちゃむずい(笑) 人
とあるお誘いで、カフェ経営について話す機会をいただいた。 なんだか恐れ多いのだけど、ご指名いただいたことは素直にうれしいし、可能な限り全力で応えたいと思うのは僕だけではないはず。 カフェの仕事とカフェ経営とは結構異なるものだと思っている。 前者は現場レベルのこと、後者は店の指針を決めること。 前者は具体、後者は抽象。 そんなイメージを持ってきた。 ところで、なんでも経験してみることはかなり大事だ。 それが興味あることならば尚更。 カフェの仕事に興味あるなら実際
開業して6年5ヶ月。 ここ最近、立て続けに色んなことがリニューアルしている。 営業許可証の更新、焙煎機の再リース、パッケージラベルの再入稿、トイレ排水管トラブルの解消。 こういうイベントが重なるのはある意味でひとつの区切りのように感じる。 何も考えずに更新しても問題ないように思うが、なんとなく「このままで良いのか?」を問われている気がしてならない。 たとえば、営業許可証は6年毎に更新がある。 6年後の自分を想像する機会なんてそんなにない。 5年先、10年先の自分
なにごとにも余白を持たせることは重要だ。 週一更新(を目標としている)のこのnote(ブログ)を1ヶ月すっ飛ばしてしまったことすら余白である。 コーヒー焙煎にも余白は重要だ。 2K焙煎機といっても、2Kの生豆まで焼けるだけであって、必ずしも美味しく焙煎できるかどうかは別。 炊飯器と似ていて、お米パンパンでは意外と美味しく炊くのが難しい。 焙煎量を1.6倍にアップしたおかげで、色々と恩恵があったよという記事を前々回に書いた。 もうひとつの恩恵は、時間ができたこと。
2018年3月23日はcafe旅人の木のオープン日。 直前までDIY塗装やら仕込みやらでバタバタで、当日がどんなだったか詳細まで覚えていないけど、近しい友人やお世話になった方々が訪れてくれたことはよく覚えている。 それからまるっと6年。 オープン当初から通ってくれる常連さんから最近お店を知って通ってくれる方まで、めちゃくちゃたくさんの人たちのおかげで6年間どうにかこうにか続けてこられた。(感謝してます!ありがとうございます!) 同時に、自分たちの成長もものすごく実感し
基本的にコーヒーにまつわることなら大概おもしろいと感じるのだけど、マイブームのひとつが焙煎。 ふだんからやってるやんという話だが、焙煎量を増やした焙煎がおもしろい。 頻繁に焙煎している銘柄の生豆量をこれまでの1.6倍にしたところ、コーヒーがもう1段階美味しくなった。 とくに良くなったのが、香りの強さと甘さ。 焙煎歴8年。 その経験や書籍から学ぶ中で重視している点が【焙煎時間をかけすぎない】こと。 序盤、中盤、終盤といった各区間での時間配分もあるのだけど、どの区間に
ようやく2024年がスタートした感がある。 そう。この時期の風物詩、確定申告を終えたのだ。 ナントカボイスが昨年10月からスタートし、各所で経理処理が大変なことになるとささやかれた。 仕組みは分かったが、毎月末、会計ソフトに各必要事項を入力しているものの、ボイスナンバーの入力を求められることもなく。 そういえば特例がどうのこうのと聞いたような気がしたので、小規模事業者だしたぶんそれに該当したんだっけ?と思いながら時は流れ。 昨年12月後半のクレジットカードのデータが
今年はそんな年になりそうな予感がある。 というか現在進行形だ。 ひとつは5年前はお手上げだった品種のコーヒー焙煎。 他にもあと3つあるが、今日は焙煎機に投入する生豆の量を1.6倍にした焙煎条件の模索。(お正月休み中にも1回だけトライ。結果はまあまあといったところだった。) 使う生豆の量が1.6キロとまあまあ多く、連チャンでチャレンジしづらい。 材料費が…というのも去ることながら、ミスったら自家消費に回るのもなかなかだ。 その間はひたすら同じコーヒーを自宅で堪能して
最近ほぼ毎日、掃除機がけをしている。 安心してほしい。お店(毎日やってる)のことではなく自宅の話である。 毎日できるようになったのはクリーンドッグのある掃除機を手にしたからだ。 めちゃくちゃ軽くて長さもちょうど良くてスタイリッシュ。 何より、掃除機かけてるのが楽しくて1時間ぐらいやっててもいいんじゃないかと思っている。 ハードルを下げる。 物事を習慣化するときの鉄則のひとつである。 ちょっと面倒だなぁと思うようなことを習慣にするのは三日坊主になりがち。 こうい
2024年も飲んでみたいコーヒーを自分で焙煎し、そしてお客さんを巻き添えにするスタイルを貫きたいと思う。 というわけでただいまの旬をご紹介。 ニカラグア・イエローパカマラ。 パカマラというのはコーヒーの品種。(そのうちのひとつがイエローパカマラ種) ゲイシャ種とはまた異なるけれど、品種特有の風味特性があって、個人的にはその甘さを伴う明るい酸味が好き。 出かけ先で見かけたら注文したくなるコーヒーTOP3にランクインする。 パカマラの魅力の一つは豆が非常に大粒である点
ここ半年ぐらいで料理が美味しくなった。 ※個人の感想です。 しかもほんのちょっと、やり方を変えただけで。 もともと料理するのは結構好きだ。 職場ではコーヒーを調理、家では食材を調理するのが僕の仕事と言っても過言ではない。 調理しつつ洗い物をし、盛り付けて社長に献上する頃にはにキッチン周りが片付いている。 いかにスマートに仕上げるか?を計算。 そしてそれを達成したときのあの感覚が好きなのだろう。 これはおそらく以前の職場での経験(省スペースで仕上げる片づける、そし
コーヒーのパッケージをリニューアルして1年2ヵ月。 デザイナーさんとの打ち合わせの中でなんとなく、色で表現できてもいいよねという流れがあった。 赤だったら華やかなイメージ、 黒だったら濃厚とか高級感とか。 青だったら食欲減退色。 コーヒー飲む気を削いでいいのか(笑) 冗談はさておき、青は自分の色かなと思っている。 あなたのオーラの色は青とか言われるし、たしかに小さな頃から青は好きだし。 まあそんな程度の理由ではあるのだけど。 ところで、コーヒーでちょっと冒険したく
お久しぶりのブログ(note)です。 最後に書いたのが沖縄出張コーヒーのことだったので1ヶ月以上空いちゃいましたね。 さてさて、1月もおわりに迫ってきたところで昨年の振り返りを。 2023年は「変化」著しい1年。 毎月何かしらの変化はあったのだけど、とくに変化の実感が強かった部分をピックアップしてみます。 3月 お店先の金公園がいい感じにリニューアル。 グリーンが広がって開放的。 季節も手伝ってこの時期から梅雨前まではテイクアウトコーヒーが結構増えました。