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できなかったことにトライ年

今年はそんな年になりそうな予感がある。

というか現在進行形だ。

ひとつは5年前はお手上げだった品種のコーヒー焙煎。


他にもあと3つあるが、今日は焙煎機に投入する生豆の量を1.6倍にした焙煎条件の模索。(お正月休み中にも1回だけトライ。結果はまあまあといったところだった。)

使う生豆の量が1.6キロとまあまあ多く、連チャンでチャレンジしづらい。

材料費が…というのも去ることながら、ミスったら自家消費に回るのもなかなかだ。

その間はひたすら同じコーヒーを自宅で堪能してしまうことになるので何としてでも1発目で決めたい。


結果、1回目は若干の火力過多。(失敗ではない)

2回目はまあまあ良い具合。(わるくないけど要調整)

3回目で納得の焙煎。

2勝1分けなので流石だな自分(笑)


できないとガックリしてしまうけれど、挑戦には失敗がつきもの。

よくよく考えればビギナーズラックでうまくいくことの方が少ないので、できなくて当然と割り切りたいところ。

できない方法が分かった!とポジティブに行くのみである。


もともと使用している焙煎機は2キロ釜と呼ばれるサイズ。

通称:2キロくん

ふだんは1キロずつコーヒー生豆をこまめに焙煎し、鮮度の良いコーヒー豆を常時ストック。販売したり、店内で淹れたり。

が、最近は時折、コーヒー焙煎が忙しいなと感じる日も出てきて。(良い意味での計画崩れ)

ちなみに2キロ釜だから2キロの生豆まで焼ける設計なのだけど、焙煎機メーカーさんの推奨生豆量は600グラム〜1.6キロ。(容量の30%〜80%)

フライパンを使う際、少なすぎても多すぎても調理しづらいみたいな感じに似ている。


焙煎する生豆量が増えると、必然的に火力をアップすることになる。

誰も正解を教えてくれるものでもない(ガス設備によって適切な火力がちがう)ので、これまでのデータ(1キロ焙煎)からだいたいの予測でスタート火力を設定。

ところでコーヒーを淹れるとき、スタートの蒸らしが重要なように、焙煎でもスタート火力がめっちゃ重要になる。

これまでの経験上、焙煎序盤が火力不足だと香りが開かないコーヒーになることが多く、後から火力を修正しても挽回するのは相当難しい。

ので、序盤にミスったとしてもなるべく修正の効くように強気の火力で焙煎スタート。


結果2勝1分けである。


もっと早い段階で着手してもよかったのだけど、石橋は叩いて叩いて渡る性格故、いまのこの時期にトライ。

経験から得たものがあったから適応もうまくいったのである。(ということにしておこう)


ともかくトライしたことで焙煎業務がはかどりそう(焙煎量を増やすことで得られる恩恵は効率化だけでもないけど、それはまた追々書く予定)。

空いた時間は趣味のコーヒー研究に充てちゃいます!


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