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あをによし Curry デPower アップ@薬草タウン宇陀  奈良あるき

今月のひーさん企画は『食』

ひーさん:同じ横浜出身で奈良に移住してきた、昨年出逢った友人

お正月はお互い入れ違いで横浜に帰省していてた。
今年最初のお出かけ企画は、彼女が拘っている薬草、薬膳、関連。

先週ラインで
ひー「カレー好きですか? 気になるお店見つけたんです」
雲「カレー、好きよ〜」
ひー「では予約入れます」

ひー「お店からのアンケートに答えておいてください」
  とお店から添付されたアンケート(体質やアレルギーや性格に関する)に
  答えて送信

なんだか分からんが、なんだか面白そうじゃない?!
しかし値段見てびっくりしたが・・・笑



本日、曇天の中向かったのが
奈良の北東になるのかな、最近よく行く宇陀というエリア。
山エリアね。




早めに到着したので、少し周辺を散策してみた。

ここ宇陀は、かつて宇陀松山城があったところで
小城山に秋山氏の本城として築かれた。
その城下町の名残がある街並み


うだがは



格子が美しい




国道から見え、気になった神社へ行ってみた。


神楽岡神社


木の鳥居





歯がある

流れる巻毛








予約時間なので、急いでお店へ。

本日伺ったのは TORU CURRY さん

ハーブ、スパイスを使ったカレーが専門のお店。



オーナーtoruさん

素敵な厨房




アーユルヴェーダ
の要素を取り入れて
ヴァータ、運動エネルギー)、ピッタ、変換エネルギー)、
カパ、結合エネルギー)
三要素の分類された性質ごとに合ったスパイスを使ってカレーが提供されるというスタイル。

その分類のためのアンケートだった。

我々の分類結果をプリントアウトされたものを渡され
二人ともピッタ(火)の要素だった。




三要素の説明


なるほど・・
そうかも?!



多種のスパイスたち




まずハーブティーからスタート


ハーブティ
ちょっと甘め



器が美しい





お品書き



サラダ
地元産の野菜



スープ
酸味とスパイスがきいている



メインのカレー
下:鹿肉と焼きネギ入り
上:海老入りココナッツミルク味



追いスパイス




デザート
米粉の洋梨タルト




ハーブティーを選ぶ
気の身方にした



優しい香りと味




普段、このタイプのスパイスを使って料理することはほとんどないので
なかなか新鮮な味わいで嫌いじゃない。
たまに無性にインドカレーとナンが食べたくなることがあるが
そういう巷のネパール系カレーとは全く違った
多種のスパイスが混ざった独特の風味と香りが、自分では出せない味。

食べ終わってからしばらくすると、胃がポカポカしていた。

もちろんこの一食で体質改善できるわけでないが
自分の身体の性質を知り、取り入れた方がいいもの、入れないほうがいいものを
理解し普段の食生活に生かす、いいきっかけになったような気がする。




大阪から移住されたというtoruさん、
料理だけでなく食器、内装などセンスあふれる空間が素敵だった。


竹のお箸



干す









身体を労り、なおかつ元気にするパワーカレーをいただき
お腹いっぱいになった。





食事の後、toruさんの奥様が運営されているハーブのお店へ。
そう、ご夫婦で薬草関係のお店をやられている。




ここ宇陀は古代から薬草と関わりのある土地だった。

宇陀市と薬草の関係は飛鳥時代にまでさかのぼります。
日本書紀によると、推古天皇の即位19年の年(西暦611年)に、宮中行事として薬狩りをうだの(現在の宇陀市大宇陀地域)で行ったと記録されています。これは、日本最古の薬草採取(薬猟・くすりがり)の記録といわれており、宇陀の地が王権の猟場であったことを示しています。
宇陀市と薬草との関係は現代にまで受け継がれています。宇陀地域からは、ロート製薬、ツムラ(旧津村順天堂)、アステラス製薬(旧藤沢薬品)など、日本を代表する製薬企業の創設者が何人も輩出しました。宇陀松山地区には、現存する日本最古の施設薬草園である「森野旧薬園」や、薬問屋であった細川家跡の「薬の館」も存在します。

あきののゆHP より




そんな薬草の街にあるプライベートサロンとハーブのお店。
1F Herb&Spice Shop Aoniyoshi
2F Private Salon 青丹吉


これまた素敵な古民家の店舗!






土間あり
建具も味あり



薄いガラス戸
冬は寒い、と



階段箪笥






とても素敵なご夫婦でした。
ぜひこの宇陀で薬草、ハーブで健康と元気を発信していただきたいと思いました。




またゆっくり歩きたいと思った古い街並み。








お城の名残?!






道の駅に寄り道して野菜を買ったり、ひーさんは足湯に浸かってた。

近くの大宇陀温泉、阿騎野(あきの)の湯から引かれているお湯。
あきのの湯も一度行ってみたい。

今日は食餌療法でカラダの中から温めたが、
これに温泉で外からも温めたら最強ね!



自分では思いもつかないし、行こうと思うこともなかったであろう
お店でいい体験ができてよかった。




さっ、盆地に帰ろう





最近、ひーさんのドライブも安心ね笑

今日もありがとね。



食べて整う古の知恵を味わった大寒の候





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