くれない、れん、、?
「オフィシャルひげ、お、おとこ?」
「ヒゲダンです」
「キング、ぐ、ぐぬ?」
「キングヌーです」
「く、くれな(い)」
「ぐれんげです」
最近読めないものが多くて、全部生徒に教えて(訂正して)もらった。
紅蓮華に関しては、「くれない」と全部言う前に「ぐれんげです」と厳しく訂正。
。。。
生徒たちの関心事から、今の音楽事情を知ることが多いのだが、この「紅蓮華」というか「鬼滅の刃」
以前から、同居する甥がよくこのことを話していたけど、本当に「ふーん」と無関心で、ある日、妹より、甥が日頃から「きーちゃん(私)は全然話を聞いてない」「返事をちゃんとしてるつもりだろうが、そんなの適当だってバレバレだ」と言っている、と告げられた。
身内にはそうかもしれない。
でも、生徒のこととなれば関心を持たずにはいられないので、もちろん今回の「紅蓮華」だって、もう伴奏は頭にメモリーされてるし、いつでも弾けます!
今年度は発表会がいつもよりかなり前倒しな日程となったため、それもそのことが急遽決まったから、慌てて選曲に入っている。
というか、私のレッスンでは「生徒自ら選曲」です。
今回はやはり、「紅蓮華」がみな気になるところのようで、LiSAさんのTHE FIRST TAKEシリーズの動画みたいにピアノで弾きたい(楽器はエレクトーンなんだけどピアノの音だけで)という人もいたり。
他にも、色々な形で興味を持っている人がいて、(曲よりも「鬼滅の刃」が好きだから、ついでに弾くみたいな)
で、その中に「私、紅蓮華って好きじゃない」っていう人も当然いて。
学級でもお友達と、「もう古いよね、もう時代遅れだからー」とうなづきあっているそう。
ほう。
*
世間で白熱しているものを、自分のアンテナが感度高くキャッチして、「ああ、私もこれに深く関わりたい!」とまっすぐ直進する人と、その様子を見て、「私はあんな感じに発狂しない。私はああいうのセンスないと思うもん」という人と、ただ単純に「あんまり好きじゃない」という人。
そして無関心、って人と。
生徒を見てると、いろいろあって。もうすでに、この歳からいろんな立場の人がいるわけです。こういうの(いろんな人がいるということ)を実際子供たちはどう捉えているのかなと興味があります。
大人は「色々な人いるよね」と物分かり良さげなことを言いながらも、例えば自分の考えを否定されたりすると結構強く反応します。私もそういう時ある。
自分とは違う考えを持った人と、どう接するのか、また接しなくとも、自分とは別のものをどう捉えるのか。
*
最近は世間で色々あります。渦巻いている。
このnoteの世界を見ても、色々ですよね。
kumi_kie
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?