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くれない、れん、、?

「オフィシャルひげ、お、おとこ?」

「ヒゲダンです」

「キング、ぐ、ぐぬ?」

「キングヌーです」

「く、くれな(い)」

「ぐれんげです」

最近読めないものが多くて、全部生徒に教えて(訂正して)もらった。

紅蓮華に関しては、「くれない」と全部言う前に「ぐれんげです」と厳しく訂正。

。。。

生徒たちの関心事から、今の音楽事情を知ることが多いのだが、この「紅蓮華」というか「鬼滅の刃」

以前から、同居する甥がよくこのことを話していたけど、本当に「ふーん」と無関心で、ある日、妹より、甥が日頃から「きーちゃん(私)は全然話を聞いてない」「返事をちゃんとしてるつもりだろうが、そんなの適当だってバレバレだ」と言っている、と告げられた。

身内にはそうかもしれない。

でも、生徒のこととなれば関心を持たずにはいられないので、もちろん今回の「紅蓮華」だって、もう伴奏は頭にメモリーされてるし、いつでも弾けます!

今年度は発表会がいつもよりかなり前倒しな日程となったため、それもそのことが急遽決まったから、慌てて選曲に入っている。

というか、私のレッスンでは「生徒自ら選曲」です。

今回はやはり、「紅蓮華」がみな気になるところのようで、LiSAさんのTHE FIRST TAKEシリーズの動画みたいにピアノで弾きたい(楽器はエレクトーンなんだけどピアノの音だけで)という人もいたり。

他にも、色々な形で興味を持っている人がいて、(曲よりも「鬼滅の刃」が好きだから、ついでに弾くみたいな)

で、その中に「私、紅蓮華って好きじゃない」っていう人も当然いて。

学級でもお友達と、「もう古いよね、もう時代遅れだからー」とうなづきあっているそう。

ほう。

世間で白熱しているものを、自分のアンテナが感度高くキャッチして、「ああ、私もこれに深く関わりたい!」とまっすぐ直進する人と、その様子を見て、「私はあんな感じに発狂しない。私はああいうのセンスないと思うもん」という人と、ただ単純に「あんまり好きじゃない」という人。

そして無関心、って人と。

生徒を見てると、いろいろあって。もうすでに、この歳からいろんな立場の人がいるわけです。こういうの(いろんな人がいるということ)を実際子供たちはどう捉えているのかなと興味があります。

大人は「色々な人いるよね」と物分かり良さげなことを言いながらも、例えば自分の考えを否定されたりすると結構強く反応します。私もそういう時ある。

自分とは違う考えを持った人と、どう接するのか、また接しなくとも、自分とは別のものをどう捉えるのか。

最近は世間で色々あります。渦巻いている。

このnoteの世界を見ても、色々ですよね。

kumi_kie



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