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外資系スタートアップに勤めるアラフィフです。おじさん化していた自分の服装を、コロナによ…

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外資系スタートアップに勤めるアラフィフです。おじさん化していた自分の服装を、コロナによるリモートワークを機に見直し、ミニマルなワードローブをどう作っていったかについて、自分の備忘録も兼ねて書いていきたいと思います。

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自己紹介

はじめまして。kumaと申します。 横浜市在住、妻と二人暮らし・共働きです。四捨五入すると50歳になる年齢になりました。大学卒業後、コンサルティングファームなどを転々として現在は外資系スタートアップに勤務しています。 趣味は読書や映画、音楽鑑賞。そしておいしいご飯を食べ、おいしいお酒を飲むことです。 ■このNoteを書こうと思ったきっかけ このnoteでは一人のアラフィフ男性、つまり私が、コロナによるリモートワーク増加をきっかけに、どんな洋服を仕事・プライベートで着ればよ

    • 食のアイテムについて〜その3:三つ椀

      前回までは普段使っている飯碗と汁椀についてご紹介してきました。今回は飯碗と汁椀を揃えて、一揃えの食器で食事をしたいと思う時に使う三つ椀をご紹介したいと思います。 この三つ椀は私の好きな漆作家である赤木明登さんのものです。三つ椀は一汁一菜を頂くための道具として昔から伝わっている形だそうで、大きいものから順に、お味噌汁とご飯とちょっとした香の物か惣菜を入れる形で使われます。使い終われば重ねてしまうことができるので、収納の面でもとても優れています。 赤木さんのこの器の大きな特徴

      • 食のアイテムについて〜その2:汁椀

        飯碗の次にご紹介したいのが、お味噌汁を頂くための汁椀です。 汁椀はやはり木製のもの、さらに言えば漆塗のものが一番合うのではないかと思います。しかし現在、漆椀と呼ばれて販売されているものの多くは、素材がプラスチックであったり、木質チップを固めたMDFであったりします。また漆塗のお椀と商品名に書かれていても、実際に塗装されているのはウレタンであったり、カシューと呼ばれる代替漆のものがほとんどです。 こうした漆器の代替製品は安価であったり、取り扱いがしやすいなどのメリットもあり

        • 食のアイテムについて〜その1:飯碗

          早くも3月になろうとしていますが、今年初めての投稿です。これまで衣食住のうち「衣」と「住」について紹介してきたので、最後は「食」について、使っている食器などをご紹介したいと思います。 自宅での食事の9割は和食のため、必然的に和食器が食器棚には揃っています。コロナ禍を契機に自宅で食事をする機会が増えたことから、食器もまた良いものを厳選して、断捨離と入れ替えを行うことにしました。うちは妻と二人家族なので、少し奮発して良い食器で揃えることにしました。同じものを2つ購入するだけでな

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        自己紹介

          住まいのアイテムについて〜照明その5

          照明に関する最後の投稿は、リビングルームとベランダのアウトドアリビングに置いてあるものについてです。 夜、リビングルームで過ごすときは基本的にダウンライトだけで過ごしているのですが、気が向いた時につけるのが、フィリップ・スタルクがデザインしたバカラのキャンドルスタンド「アワファイヤー」です。 バカラといえばグラス類が真っ先に思い浮かびますが、それ以外にもシャンデリアをはじめとする様々な照明器具を作っています。シャンデリアはなかなか手が出ない値段帯です。でもこのアワファイヤ

          住まいのアイテムについて〜照明その5

          住まいのアイテムについて〜照明その4

          ソファに合わせて利用している2つ目の照明が、ウェグナーの三人がけソファのそばに置いてあるフランク・ロイド・ライトのフロアスタンドです。 これはフランク・ロイド・ライトの自邸であるタリアセンのためにデザインした照明を、日本の照明メーカーであるヤマギワがフランク・ロイド・ライト財団の認定の元、復刻したものとなります。高さは約2mもあり、その特徴的な意匠もあって、かなり存在感のある照明です。 この照明は部屋の中に均等な明るさをもたらす実用性には欠けているかもしれません。しかし複

          住まいのアイテムについて〜照明その4

          住まいのアイテムについて〜照明その3

          今回からはソファでリラックスする際に利用する照明についてご紹介したいと思います。くつろぎながらテレビを見たり、あるいは音楽を聴きながら読書したりするときに利用する照明も、目的に応じて、必要かつ明るすぎない明るさを確保することが大事になってきます。そのような観点から選んだ2つの照明についてご紹介していきたいと思います。 1つ目はベアチェアに合わせて購入した、レ・クリントのスノードロップ型のフロアランプです。 ベアチェアのフォルムに合い、かつ和室の照明として使っても違和感がな

          住まいのアイテムについて〜照明その3

          住まいのアイテムについて〜照明その2

          前回は仕事場の照明についてご紹介しましたが、今回は寝室の照明をご紹介したいと思います。寝室の照明では、直接明るい光が目に入らないようにすることが特に大事になってきます。一方、ベッドに寝転んで本を読むこともあるため、一定の明るさと指向性のある光が欲しいと感じます。 そんな要望を満たすことができる照明として選んだのが、ルイス・ポールセンのAJテーブルランプです。 AJランプの特徴は電球の光が直接、目の中に入るのを防ぐことができる大きなシェードがあることです。またこのシェードは

          住まいのアイテムについて〜照明その2

          住まいのアイテムについて〜照明その1

          前回まで椅子を紹介してきましたが、ここからは自宅の照明器具について紹介してみたいと思います。仕事する、食事する、くつろぐなど目的に合わせた居心地の良い環境を実現するためには、目的に沿った椅子の心地よさが大事であることはもちろんなのですが、それと同じくらい椅子に座ったときの光の心地よさが重要だと感じています。そのような観点から、自宅では椅子とセットとなる、卓上スタンドやフロアスタンドを揃えています。 最初にご紹介したいのが、ワークスペースに置いてある照明です。仕事はほとんどP

          住まいのアイテムについて〜照明その1

          住まいのアイテムについて〜椅子その6

          自宅で使っているソファの紹介も今回で最終回になります。最終回はコロナ禍を契機に購入した私のお気に入りの一人がけソファをご紹介したいと思います。 ハンス・ウェグナーがデザインしたAP19、通称ベアチェアです。 ベアチェアは現在、PPモブラー社でも作られていますが、こちらはAP Stolen社が製作したヴィンテージのものとなります。ベアチェアはなかなか現物を見る機会がなく、その飛び抜けた値段もあって正直なところ、あまり興味を持っていませんでした。 しかし約2年前ほどに海外出

          住まいのアイテムについて〜椅子その6

          住まいのアイテムについて〜椅子その5

          前回に引き続き、一人がけの椅子をご紹介したいと思います。自宅には和室があるのですが、畳に直に座るのが苦手なため、一人がけのソファを2脚置いています。 そのうちの1脚が、フィンユールのNo.53です。 こちらはヴィンテージのオリジナルのものではなく、飛騨にあるキタニ木工がライセンス生産をしているものとなります。引越しを機にキタニ木工の本社にお伺いして注文をしました。妻がよく行っていたセレクトショップにこの椅子が置いてあって、いつか購入したいと思う憧れの椅子だったそうです。素

          住まいのアイテムについて〜椅子その5

          住まいのアイテムについて〜椅子その4

          前回の続きとして、今回からは一人がけのソファについてご紹介したいと思います。最初にご紹介したいのは、リビングルームに三人がけのGE2903と合わせて置いてある、デンマークの家具デザイナーであるアクセル・ベンダー・マドセンのヴィンテージソファです。 アクセル・ベンダー・マドセンは、日本ではあまり馴染みのないデザイナーかもしれません。同氏はコーア・クリントやアルネ・ヤコブセンのもとで働いたのち、王立芸術アカデミーの校長を務めた人物で、彼のデザインしたメトロポリタンチェアは現在、

          住まいのアイテムについて〜椅子その4

          住まいのアイテムについて〜椅子その3

          続いてご紹介したいのがリラックスした時間を過ごすためのソファです。椅子好きが高じた結果、自宅には現在、三人掛けのソファが1脚、一人がけのソファが3脚あります。 まず紹介したいのが三人掛けのソファです。これは私が今の自宅に引っ越す際に購入し、北欧ヴィンテージの家具を好きになるきっかけにもなった、ハンス・ウェグナーのGE2903です。 ハンス・ウェグナーのソファの中では、デイベッドとしても使用できるGE258と人気を二分するのではないでしょうか。GE258も検討したのですがG

          住まいのアイテムについて〜椅子その3

          住まいのアイテムについて〜椅子その2

          前回のダイニングチェアに続いて紹介したいのが、仕事用の椅子です。コロナ禍に伴い在宅ワークの機会が増えたことで、自宅に仕事専用の椅子を用意することの重要性を感じられた方も多いのではないでしょうか。 基本的に北欧のヴィンテージ家具が好きなのですが、腰痛持ちであることもあって、仕事用の椅子はオフィス用のものを選ぼうと考えました。一方で、あまりに仕事椅子然としたデザインだと、インテリアに合わないことが懸念されました。そのような中で選んだのがハーマンミラーのエンボディチェアです。

          住まいのアイテムについて〜椅子その2

          住まいのアイテムについて〜椅子その1

          ここまで着るものや身の回りのものについては一通りご紹介したので、住まいのアイテムについても少し紹介をしてみようと思います。 住まいの中で最も私が大事にしているのが椅子と照明です。まず椅子ですが、コロナを契機に自宅で仕事をしたりくつろぐ機会が増えたことで、長時間座っていても疲れない椅子を仕事とプライベートの用途別で揃えておくことの重要性をひしひしと感じた人も多いのではないでしょうか。私は腰痛持ちであった一方、コロナ前から自宅で仕事をすることが多かったため、今の住居に引っ越しし

          住まいのアイテムについて〜椅子その1

          身の回りのアイテム(カバン・革小物その3)

          カバンのご紹介の続きです。ジャケパンやカジュアルスタイルの時で、特に雨などが降って天候が悪いときに使うのが、フェリージとgentenの鞄です。 フェリージの鞄は定番の革とナイロンのコンビですが、この鞄は大きく2室に収納が分かれていて、それぞれが独立したファスナーで開閉するようになっています。これが1泊の出張の際にとても便利で、片方にPCやビジネス用品を、もう片方に着替えなどのプライベートなものを入れ分けできるようになっています。もう一つこのカバンの良いところがスーツケースに

          身の回りのアイテム(カバン・革小物その3)