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住まいのアイテムについて〜椅子その4

前回の続きとして、今回からは一人がけのソファについてご紹介したいと思います。最初にご紹介したいのは、リビングルームに三人がけのGE2903と合わせて置いてある、デンマークの家具デザイナーであるアクセル・ベンダー・マドセンのヴィンテージソファです。

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アクセル・ベンダー・マドセンは、日本ではあまり馴染みのないデザイナーかもしれません。同氏はコーア・クリントやアルネ・ヤコブセンのもとで働いたのち、王立芸術アカデミーの校長を務めた人物で、彼のデザインしたメトロポリタンチェアは現在、カールハンセン&サンズで復刻されています。ちなみにこちらのヴィンテージソファを製造したのはオランダの家具メーカーであるbovenkamp社です。

当初は三人がけのソファに合わせて、ウェグナーの一人がけのソファを探していたのですが、お世話になっているヴィンテージ家具屋さんがこのソファを推されていたことと、座り心地がとても快適だったので、こちらを購入することにしました。

木の素材ですが、肘掛け部分がチーク、足などその他の部分がオークと2種類の樹種を使い分けています。またこの椅子のデザインの最大の特徴は椅子を半周する形でつながっている肘掛けではないでしょうか。美しいデザインと座り心地を両立された椅子だと思います。

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座面の生地はリバーシブルで利用できるよう、クヴァドラ社のものを二色づかいにしました。同社のファブリックは明るい色の発色が綺麗で、かつ上品なところが気に入っています。

次回は和室に置いてある2つのソファについてご紹介したいと思います。

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