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住まいのアイテムについて〜照明その1

前回まで椅子を紹介してきましたが、ここからは自宅の照明器具について紹介してみたいと思います。仕事する、食事する、くつろぐなど目的に合わせた居心地の良い環境を実現するためには、目的に沿った椅子の心地よさが大事であることはもちろんなのですが、それと同じくらい椅子に座ったときの光の心地よさが重要だと感じています。そのような観点から、自宅では椅子とセットとなる、卓上スタンドやフロアスタンドを揃えています。

最初にご紹介したいのが、ワークスペースに置いてある照明です。仕事はほとんどPC作業でハーマンミラーのエンボディチェアに座って行っています。普段は天井のダウンライトをつけるのですが、少しくつろいだ気持ちで仕事したい時に灯すのが、ルイスポールセンのPH 3/2 テーブルランプです。

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ポール・ヘニングセンがこのランプをデザインしたにはおよそ100年前の1925年です。しかしこの100年前のデザインが現代に至るまで根強い人気を保っており、特にペンダントライトのタイプは、北欧ヴィンテージスタイルのインテリアにおけるダイニングルームの照明として、不動の人気を誇っています。

PHランプがここまで多くの方々に世代を超えて支持される最大の理由は、眩しい光が直接、目に入らないよう三層のシェードを重ねることでもたらされる、その柔らかな光ゆえではないかと思います。私のテーブルランプもペンダントライトと同様、あまり明るさはないのですが、PCスクリーンを眺めて仕事をしている時には十分だと感じますし、リラックスした気持ちになれるせいか、いつもより新しい発想で仕事に臨むことができるように感じます。


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