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日々掌編短編小説(そよかぜの千夜一夜物語)

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2020年1月1日から、ほぼ毎日掌編小説を執筆中。東南アジア小説をはじめ、興味のあるあらゆるジャンルをネタにして作品を発表しています。ちなみにこちらには「書き下ろし」としてしばら… もっと読む
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2023年2月の記事一覧

私は私のここがすき 第1120話・2.28

「もうその話飽きた!」私はことあるたびにある事実を語たる友達がいい加減うざくなる。  だ…

ハマった沼を語らせて 第1119話・2.27

「あれ、もしかして?」私はその時ようやく気付いた。この資産家の後継者は何を考えているのか…

眠れない夜に 第1118話・2.26

「さてと寝よう」僕は心地よく目をつぶるのだった。直前にスマホをチェックしたが、珍しいこと…

おうち時間を工夫で楽しく 第1117話・2.24

「あとわずか」心躍るような気持ちで体を洗いあっている。同居しているいつもの3匹はこうして…

散歩日記 第1116話・2.23

「決まったな。そうしよう」こうして激しい議論が交わされたが、一応合意にこぎつけける。会議…

探究学習がすき 第1115話・2.22

「いや、待てよ」翌日から勉強を頑張ることにしたが、何の勉強を頑張るのかまだ決めていなかっ…

どこでも住めるとしたら 第1114話・2.21

「なるほどこういう味になるのね」私は納得した。なぜみんなこの味が好きなのだろうということを。 「ごちそうさまでした」納得しながら食べるランチはおいしかった。私は気分よく食堂を出る。ずっと気になっていながら、外見が独特のためになかなか入るのに勇気が必要だった食堂。ネット上で公開されているランチの画像を見ながら、ついにそれを注文。食べておいしかったので気分が良くなったから、そのまま気持ちよく街を歩く。今日は休みだから時間を気にすることもない。そう思いながら歩いているとあるものが目

カレーにこれ入れる 第1113話・2.20

「今日は何にしよう。ぱっとしないな。じゃあカレーでいいか」そのあと俺は席を立ち上がる。立…

AIとつくってみた 第1112話・2.19

「ち、つまんねえ奴の作品だ」ある作品を読んだ俺は、思わず口に出しかけるのを抑えて頭の中で…

AIとやってみた 第1111話・2.18

「さて、帰ろう」と緊張感が高い用事が終わったので、ついつい声に出してつぶやくと、突然至近…

旅のフォトアルバム 第1110話・2.17

「来年はどこにしようか?」まだ二月なのに早くも来年の事が頭に浮かんだ。今は空港にいる。空…

私の仕事 第1109話・2.16

「可もなく不可もなく」か、社員旅行の幹事として千葉県の観光を提案してみた社長や会社役員の…

熟成下書き 第1108話・2.15

「なるほどね」私は一計を考えた。クリエイターである私はネタを構築して、ネットを介して世に…

忘れられない恋物語 第1107話・2.14

「結局あの時が最後とはな」俺は、失恋ののショックからまだ立ち直れないでいた。気になる相手を見つけてから半年、1週間前を最後に彼女が二度と俺の前に現れることは無い。  俺はいわゆる片思いであった。きっかけは今から半年ほど前のことである。いつも歩く道の途中にあるお店に立ち寄るとそこに彼女はいた。最初は単なる客としてそのお店に行ったが、彼女の笑顔を見ると徐々に気になってきている。そのうち特に用もないのに、その店に立ち寄ることすらするようになった。 「あの子に恋をしたようだ」俺はそう