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移植しても妊娠に至らない時に考える検査

こんばんは(^ ^)クマです!

前回に引き続き、今回も移植に関するお話です。

今日は、良好胚を移植しても妊娠に至らない時に考慮すべき検査についてお話していきます!


◎反復着床不全

反復着床不全とは、良好胚を何度か移植しているのに妊娠に至らない状態のことを言います。

その原因として挙げられるのが

・子宮側の問題

・胚側の問題

・胚に対する免疫異常

これら3つです。



◎子宮側の問題

子宮に対する検査としては、子宮鏡検査やERAがあります。

子宮鏡検査では、エコーで見つけることのできない小さなポリープや筋腫を見つけることができますし、子宮内の炎症などの状態も見ることができます。

着床部位に小さなポリープが多発していると着床の妨げになり妊娠できません。

もし検査でそういった原因がわかれば手術することも可能です。

また、炎症所見が見つかった時には抗生剤にて治療が可能です。


ERAでは着床時期にずれがないか知ることができます。詳しくまとめた記事があるのでそちらを参考にして頂けると嬉しいです!



◎胚側の問題

胚に対する免疫の検査にはTh1/Th2細胞や血中のNK細胞活性などを調べることができます。

胚に対する検査は着床前診断しか方法はありません。

しかし、現在、反復着床不全に対する着床前診断の適応は原則としてありせん。




◎不育症検査

不育症があることで妊娠に至らない可能性もあるため、一通り不育症検査を行ってみるのもいいかもしれません。




今日は検査についてお話していきました。

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