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毒にも薬にも

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毒にも薬にもならないけど毎日寝る前に読むといい夢見れるよ
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Googleトラベル使いにくい

Googleトラベルというサービスがあるようだ。
Googleアカウントに紐づいて、メールからホテルや航空券の予約情報を拾ってきて、勝手に旅程を作ってくれるのだ。自分で気になる観光地を旅程に追加することもできる。

これがめっちゃくちゃ便利…じゃない。驚くほど融通が利かない。

ホテルのチェックインが15:00になってるのにその日の朝一番にイベントとしてホテルのチェックインしようとする。だから空港

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つみれ汁でも飲みたい

急に寒くなった。

びっくりした。
ふと気づいたら季節が一足飛びに進んでいる。急なんである。階段を踏み外して全身で重力加速度を感じるような急さ。

こんなに寒くなると大根をじっくり似たやつが食べたくなる。おでんほど具だくさんじゃなくていい、大根と卵とかがお出汁でしみしみになってるやつ。

と思いながら帰宅したら家で大根煮たやつが用意されていた。ありがたや。しみるぜ。

大根もいいけど、つみれ汁とか

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バラの香りもいろいろ

家族が突然バラを持って帰ってきた。ロマンチックな雰囲気はない。もらったー、と4本のバラを包み紙から取り出して花瓶を探しだした。うちには花瓶がないのよ。水差しにつっこんだ。

バラって種類によって香りが全然違うのだそう。嗅ぎ比べてみる。

ひとつはいわゆるバラのかおりがとてもつよい。もう一つも似た系統だけど控えめに香る感じ。もう一つは桃っぽい匂い。そしておどろき、オレンジっぽい柑橘系の匂い。

すご

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クリップの絵文字

先日あさ、テレビをつけたら慎吾ママのトーク番組が流れていた。令和の時代に慎吾ママを拝めるなんて。ゲストは上杉謙信。

は?

謎すぎてついついTweetしてしまった。

そしたら、なんか📎のマークがついたアカウントにいいねされまくった。なにこの📎マーク‥。

ググってみた。
SMAPファンの方が使っている絵文字らしい。

https://various-a.com/archives/124

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「さかなのこ」はホラー映画だったかもしれない

※ネタバレを含むのでお気をつけください

「さかなのこ」をみてきた。
言わずとしれたあのさかなクンさんの自伝をもとに、フィクションを織り交ぜた映画。
主役はのん。冒頭に「男でも女でも関係ない」という一文が表示される。うん、関係ない。違和感なく、のんの「ミー坊」役がはまっている。

ミー坊はお魚が大好きな小学生。大好きすぎて、水族館からなかなか帰らない。買ってもらった魚介図鑑を読みながら登下校。晩御

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サミットを目指さなくてもいい

山登ってきた。
そこら一帯で一番高い場所。ヤッホー!

房総半島にある鋸山という山に登ってきた。日本百低山に数えられる山だ。日本百低山??そんなんあるのね。
たまにはいい景色をみて達成感を得たいけども、つらい思いはしたくない。富士山とかすごい山に登りたい気持ちもない。そんなわたしにピッタリ。百低山。
とはいえ、どんなに低い山でも山頂は山頂である。はぁ、つかれたぁー。

鋸山は有名な石切り場だったそ

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未来の風呂と傘

わたしはお風呂が好きではない。
お風呂に入るまでの身支度、服を脱ぐ動作、体を洗う・頭を洗う・顔を洗うという工程、その際にシャワーヘッドを頭の高さまで掲げていなくてはならないこと、洗い場のひんやりとした空気、髪の毛が抜けて排水口に貯まること、脱衣所の肌寒さ、上がったあと髪を乾かすプロセス、などなど、全部好きではない。

なんとかお風呂に入らなくてもいいことにならないかと思いながら幼少期を過ごしたが、

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ひとりでおやすみの日

今度の平日、お休みをもらってひとりでゆっくりしようと思う。

どうしようかな。いえで映画三昧もいいな。
でもどうせなら映画館にいくか。それもいいな。
昔よくレイトショーを一人で見に行った。映画は、誰かと行くのも、一人で行くのもいいよね。

映画に誰かと行くと、なんて言ったって終わったあとの感想戦が楽しい。いいところも悪いところも、共有してヒトの考えを聞くのが楽しい。

その裏返しで、誰かと行くと、

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最近食べて美味しかったもの:ウサミ…太郎…?蜂蜜…??

普段よく行くスーパーではお菓子コーナーの偵察を欠かせない。
ある日こんなお菓子を見つけた。

初めてみた!君は甘いのかいしょっぱいのかい。見た目から味が想像できないままに、茶色いものは美味しいという盲目的な思い込みによって買ってしまった。

知らん上に正式な名前がわからん。ウサミ太郎のはちみつ味?

うらっ返して成分表に記載されている正式名称を見る。
ウサミ製菓という会社の出している蜂蜜太郎という

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ポテチ買ってくるときの技

ポテチを買うと怒られる。
またそんな体に悪いもん買って!太るよ!と。

なので家人が家にいないタイミングで買ってくることになる。一人で食べる。そっちのが体に悪い。だから一人のときに買ってくるのはやめた。

とすると、なにかいい言い訳が必要だ。ポテチを持って帰ってきてしまった大義名分が。

困っているおじいさんを助けたらポテチをもらってしまったとか。
ダンボールの中に捨てポテチがいたから可哀相でつい

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季節の香りブロッカー

季節にはその季節の香りが確かにある。
例えば、勢いよく伸びる青い草の香り、むわっとした夕立のあとのゲオスミン臭、どこかで花を咲かせた金木犀の芳香、凍える早朝から畑でやっている焚き火の煙の匂い。

そういったその季節特有の匂いももちろんあるのだけれど、そもそも、気温によって鼻腔の感じる匂いのレンジが変わっている気がするのだ。

夏よりも秋の気温のほうが、軽やかな匂いを感じやすい気がする。気のせいだろ

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笑止って

「笑いが止まらないほど面白い、くだらない」ことから笑止っていうらしいけど、絶対「笑止」っていうやつ笑ってないだろ。富岡義勇なんて説教モードで笑止千万って言ってたじゃないか。怒ったりけなしたりするときに使う言葉だよね。まじでワロタwwみたいな文脈で使われていたときもあったのだろうか。

表面に現れる感情と言葉の意味のかけ離れ具合でいえば、現代で言う「コーヒー吹いた(真顔)」と同じくらいなんじゃなかろ

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雨量計の仕組み

台風で大雨が降った。
ちょうど台風と入れ違うように移動できたので台風一過の晴天の下秋の気候を楽しみ、新幹線も落ち着いたタイミングで帰宅することができた。ちょっとでもタイミングが悪ければ新幹線の中で一夜を明かさなければならなかったところだ。運が良かったとしか思えない。

大雨がふると「一時間に○mmの大雨」などと雨量が表現される。これは口の広い瓶などに雨を受けて、一時間に何mmのところまで雨が貯まる

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「まっ」からの進化

姪っ子にあってきた。
前回あったのは2ヶ月くらい前か。彼女はのりやおせんべいなどのパリパリした食感の食べ物が大好きで、大人が「うまっ」というのを真似て一口ぱりぱりと食べるたびに「まっ」というのであった。

あのかわいい「まっ」を聞いてから、姪っ子がいなくても、わたしはついつい美味しいものを食べるたびに「まっ」と言ってしまうのだった。

今回も一緒に味付け海苔を食べた。
彼女は下に落ちたのりの破片を

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