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課題18.仮体験をする(PART3)#夢をかなえるゾウ0 #やってみた

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課題18.『仮体験をする』

(当企画の説明や目的はこちらから )

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PART1 , PART2 に引き続き、おむつの話。僕が思う布おむつのメリットについて。

いつまでおむつの話をこするんですかとか、言わない。

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布おむつを導入すると、子供の排泄に敏感になる。
なんのことはない。布おむつを洗うのが糞めんどいからである。

用を足したら、”そのまま包んで終わり”の紙おむつとは異なり、布おむつの場合は、”洗う”という工数が発生する。これがどれほどエネルギーがいることなのかは、PART2 で既に述べた。

要は、”布おむつを洗わないようにするための行動”を、心がけるようになるのである。

普段おしっこをするような時間帯になったら、子供におしっこが出そうか(出てるか)聞いてみる。

突然動きが固まる、プルプルしだすなどの挙動を確認したら、すぐさまおまるに座らせる。

たとえそこでなにも出なくたっていい。
布おむつを洗う手間に比べたら、よっぽどましなのだ。

そうやって根気よく続けていると、そのうち子供の方から、「おまる(トイレ)座りたい」だの、「おしっこ出そう(or 出た)」だの、言ってくれるようになる。

こうなってくると、ずいぶん楽になる。

また、排泄物を通じて色々と気付くことが増える。

よくあるコメントとして、

「うわ、固っ!くさっ!」

「水分足らないのかな、もっとお茶飲ませるか…」

「豆が全然消化されてねぇ!!」

ひじきのせいでめちゃめちゃうんこしてやがる!!!」

引用元:くぎまる家語録


おしっこやうんちを通じて、子供の健康状態に思いを馳せたり、自身が与えた料理について、あれこれ反省したりするわけである。時折うんこ味のカレーとか考えながら。

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”布おむつにするとおむつが早く取れる”という話も、よく目にする。

布おむつは、紙おむつと比べて吸収力が劣る。その分、おむつが濡れていることに気付きやすい。

つまり、子供が自身の排泄に敏感になり、排泄感覚やそのコントロールの習得が早くなるのだ。

もちろん、紙おむつではそうはならないという話ではない。

ただ、紙おむつは”吸収率が高すぎておむつ自体が濡れにくい”、そもそも”子供自身がおしっこをしたと気付きにくい”というデメリットもある。
当然ながら、大人も直接おむつを見るまで排泄の有無はわからない。

また、吸収力が高いので、”1枚のおむつに何度もおしっこをする”ことになる。
水分や臭いを存分に吸収したおむつは、とても重く、激臭である。

我が家の燃えるゴミの日は週2回なので、臭いの染み付いた大量のおむつを保管しておかなければならない。この季節はまだましだが、夏ともなるとたくさんの”お友達”が湧いてくる。

即ジェノサイドをかましたいが、『虫の役割を知り、大事にしなさい 』って、インドの神様が言ってたことを思い出す。

これが布おむつなら、そうはならない。
洗って再利用するので、ゴミは増えないから。

大変SDGsである。

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保育園に行っていないので、他の子のおむつ事情がどうなのかよくわからない。
このブログを通じてようやく、布おむつ経験者に出会えたけど、それまでは僕の周りで布おむつを運用している人なぞ、聞いたこともなかった。

それでも、布おむつ効果を実感するときは、少なくない。

3.6歳の長女は、日中はほぼ100%排泄コントロールができるようになった。
自力でトイレにいき、補助便座を装着して、勝手にやってくれる。大変に有り難い。

2.2歳の長男は、排泄したことに気付いていないのか、言いたくないのかわからないが、毎回漏らしている。こればっかりは根気よく続けていくしかない。

ただ、お風呂のときは毎日のように、「おしっこが出そう」と言って僕にぶっかけてくるし、なぜかうんこのときだけ、100%事前報告してくれる。これだけでもかなり有り難い。

0.5歳の次女はまだ話せないが、泣き方によって、おっぱい飲ませろなのか、おむつ変えろなのか、なんとなくわかるようになってきた。



汚い話で恐縮だが、子供のおむつ講習会に参加した際、”おむつにおしっこをした状態で過ごす”という体験をしたことがある。

おしっこを吸収したおむつというのは、想像以上に重く、湿っており、ものすごく不快である。
肌を付けたくないので絶対に座りたくない。重さと気持ち悪さでがに股になる。
とにかく一刻も早く替えたい気持ちになる。

街中で赤子が泣いている姿を見ると、実に身につまされる想いがする。
彼らの言わんとしていることが、実感として非常によく分かるのである。

以降、おむつはすぐにでも替えてあげようという気持ちになったものだ。

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ある日、ふと妻がこんなことを言っていた。
印象的だったので、今でもよく覚えている。

早くおむつが取れてほしいから。経済的だから。

そういったことのメリットだけ考えると、布おむつを続けるのって難しいよね。確かにこれらは布おむつの大きなメリットだし、私も最初はそうだったんだけどさ。

でも、今もこうして布おむつを続けたいと思えるのは、布おむつを使うことを通じて、子供の健康や食事にいっそう気を配るようになったり、ゴミ削減に繋がって地球環境のことを考えたり、そういった副次的なメリットを感じるときがあるからだと思う。

そうなると、ふとしたときに、「布おむつで良かったな」って、感じたりするんだよね。

まぁ、大変なんだけどね…。

引用元:くぎまる妻語録


──妻に布おむつの価値を説かれて導入した当初は、その価値が全く理解できなかった。

仕事で毎日ヘロヘロになって帰ってきて、なんでこんな、”無駄なこと”をしないといけないんだろう。なんでこんな、「俺、おしっこ臭くないよな…」って不安になりながら、仕事をしなきゃいけなんだろう。

そんなことばかり考えていた。

今となっては、妻の言いたいこともよくわかる。

でも、当時の僕が抱いていた葛藤だって、嘘偽りのない、僕のありのままの気持ちだ。

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”仕事がメインの日常”

”家事・育児がメインの日常”

そのどちらの時期も布おむつを使ってきた我が家は、ハイブリッド形式という運用方法に落ち着いた。

ざっくり、紙おむつ2~3割、布おむつ7~8割くらい

このあたりが、”洗う手間”が許容範囲になるラインだと実感している。

外出時や昼寝、夜寝る前は紙おむつ
それ以外の家にいるときは布おむつ

でも、例外は大いに歓迎。
疲れたとき、やる気ないときは、大いに紙おむつを使えば良い。
後ろめたさを感じる必要なぞ、全くない。

なにより、たかがパンツの話だ。

紙と布どちらが良いかといった一元的な話でもないのだから、あんまり熱くなるものでも、気負いするものでもあるまい。





──仮体験の話なのに、気づいたらおむつの話に夢中になっていた


うんこやしっこ、パンツについて熱く語る32歳です。


悲しくなんか、ないです。

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夢をかなえるゾウ0 課題一覧

 1.日の出を見る
 2.好きな匂い、物、人、場所を見つける
 3.やりたくない依頼を断る
 4.自分の欠点や弱さを告白する
 5.生活に「初めて」を取り入れる
 6.自分の感情・感覚を丁寧に観察する
 7.実物を見る
 8.過去の出来事を「伏線」ととらえ、希望を持ち続ける
 9.興味を持ったことを一歩深める
 10.インターネットを一日断つ
 11.自然の中でゆっくり過ごす時間を持つ
 12.虫の役割を知り、大事にする
 13.名作を鑑賞する
 14.やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する
 15.怒りの気持ちを伝える
 16.苦手な人の信念を読み取る
 17.自分と違う分野・文化の人と話す
 18.仮体験をする
  ①PART1
  ②PART2
 19.欠点や負の感情を『自分の一部だ』と思う
 20.自分と同じ痛みを持つ人を助ける
 21.誰かの「ありのまま」を愛する

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