課題14.やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する #夢をかなえるゾウ0 #やってみた
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課題14.『やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する』
（当企画の説明や目的はこちらから ）
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最近、ブログを更新するのが楽しみになってきている。
もちろん、こうして課題に一つ一つ取り組み、自分の感情・感覚を丁寧に観察しながらブログで表現することは、とても大変だ。
けれども、自分自身が夢中になること、そして、自己実現に向かう姿勢を綴ることが、他の人々にも勇気と希望を与えられているような、そんな実感が、確かにあるのだ。
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今回の課題は『やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する』ことだった。
心の奥底にしまっておいた、やりたくないこと、逃げていた現実を正直に書き出すことは、意外にも大変だった。
（やりたくないこと…）
この言葉から連想されたのは、やはり、仕事のことだった。
今の仕事は、僕が入社時に思い描いた夢の仕事であり、そして、実際に掴み取った、”やりたかった仕事”だ。さらに幸運なことに、一緒に仕事をする同僚、後輩、上司をはじめとした、人にも恵まれている。実力も少しずつ認められてきたし、周囲の人が自分を頼りにしてくれている、チームの中心的存在になってきているのが、自分でもわかる。
でも、これ以上、この仕事を続けたいと思えなくなってきていた。
こんなこと、はたから見たら怒られてしまうかもしれないけれども、課題には「全部」とあるので思いつくままに、今の僕の正直な”やりたくないこと”を書いていった。
今の僕の、”やりたくないこと”を、紙に書き出してみる。
・好きでもない今の仕事
・上から降ってくる突然の脈略のない仕事
・事務作業
・人間がやる必要がないと思える仕事
・確認作業、数字の照合や未回答の課への催促
・足並み揃えて行う仕事
・ランチ中に話しかけられること
・子供の読み聞かせ
・おままごと
・計算、関数式の照合
・丸投げされた仕事
・文句ばっか言う人と一緒にいること
・尊敬できない人と一緒にいること
・歩幅を合わせて一緒に仕事をすること
・一気通貫でない仕事
・厚顔無恥の人とする仕事
・ねっとりしている人と一緒にいること
・話を聞かない、聞く気がない人と一緒にいること
・やらなくてい良いのに惰性でやっている仕事
・全体像が見えない虚業のような仕事
…
…
仕事についての”やりたくないこと”から始まり、日常生活に関わることも書いていったが、やはり大半が仕事に関するものになった。
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思いつく限りのことを書き出したので、本のページを進めると、このように書いてあった。
”やりたくない（面倒だ）けれど、やった方が良いと思うことを消す”
（やりたくないけれど、やった方が良いと思うこと…）
もし、これまでの僕だったら、この課題の意図を理解するのは難しかっただろう。でも、今の僕は、この課題にどう取り組めば良いのかが分かった。
自分の感情や感覚を丁寧に観察 すれば、理屈や表面的な思考に囚われず、心の奥底で「大事だ」と思っていることがわかる。これは、そのことを見つけるための課題なのだ。
たった今書き出したリストを見返しながら、自分の感覚がどう反応するかを観察する。
その瞬間「上から降ってくる突然の脈略のない仕事」は消したほうが良いことが分かった。
僕が突然の脈略のない仕事をやりたくないのは、自分とは無関係、自分の責任ではない、丸投げされたと感じるから嫌なのであって、未知のことに取り組むことはむしろ好きだし、新しい発見をすることが人生を彩り豊かにするというのを、課題11.『自然の中でゆっくり過ごす時間を持つ 』を通じて学んだからだ。
一方で、「好きでもない今の仕事」は残すことにした。
尊敬できる人たちに囲まれて仕事ができているけれども、どうしても今の仕事内容が好きになれない。「車」という分野は、嫌いではないのだけれども、周りの人含めた、いわゆる「車好き」の人たちを見ていると、好きこそものの上手なれって言うけど、日々の知識をアップデートする努力や自己研鑽（そもそもこういう車好きの人たちはこれを努力と思っていない）をする気力が、「車」に対する興味が、僕にはどうしても湧いてこないのだ。
そう思うと、ある程度のところまでは努力でいけるかもしれないが、いわゆる車好きの人たちには、どうしても勝てないと思ってしまうからだ。
僕は本音として、自分が心から好きだと思えない、興味が持てない仕事を、我慢してやる気持ちが、なくなってきてしまっている。
こうして自分の意識下にある気持ちを観察しながらいくつかの項目を消し、本のページを進めた。
”やりたくないことをひっくり返して、やりたいことに変える”
（やりたいことをひっくり返す？）
この言葉はさすがに意味が分からなかったが、紙の端にこんな表記を見つけた。
（例）ダイエットしたくない → 何も気にせずたくさん食べたい
──ガネーシャらしい具体例によって課題の意図が理解できた。僕は、書いた項目をひっくり返してやりたいことに変えていった。
”やりたくないことをひっくり返して、やりたいことに変える”
・好きでもない今の仕事 → 好きな仕事をしたい
・事務作業 → 機械や事務作業が得意な人にやってほしい
・人間がやる必要がないと思える仕事 → 自分にしかできない仕事がしたい
・確認作業、数字の照合や未回答の課への催促 → オートメーション化したい
・ランチ中に話しかけられること → 一人の時間も大事にしたい
・子供の読み聞かせ → 自分の得意な遊びがしたい
・おままごと → 自分も楽しめる遊びで子供たちを喜ばせたい
・計算、関数式の照合 → オートメーション化したい
・文句ばっか言う人と一緒にいること → Good, andの人と一緒にいたい
・尊敬できない人と一緒にいること → 尊敬できる人に囲まれていたい
・厚顔無恥の人とする仕事 → 相手を慮れる人と一緒に仕事がしたい
・ねっとりしている人と一緒にいること → 本質的な仕事がしたい
・話を聞かない、聞く気がない人と一緒にいること → 相手を慮り、尊敬する人と一緒にいたい
・やらなくてい良いのに惰性でやっている仕事 → 本当にやらなければならないことに集中したい
…
…
この作業を進めていくと、自分の気持ちがどんどん高揚していくのが分かった。
「やりたくないこと」を書き出すのは愚痴のように思えて抵抗感があったが、それを反転させて「やりたいこと」にすると、心が前向きになっていった。
（この作業は、今後も定期的にやっていきたいな）
そんな風に考えながら作業を進め、すべての「やりたくないこと」を「やりたいこと」に変えたとき、突然、視界を覆っていた霧が晴れるかのように次の言葉が思い浮かんだ。
尊敬できる人に囲まれて、夢中になれる好きな仕事がしたい
その言葉をメモ帳に書いてみると、全身を電気が走り抜けるような感覚があった。
これだ。
これが…
僕の夢なんだ。
他の人が聞いたら漠然とした夢だと感じるかもしれない。ありふれた夢だと思われるかもしれない。
でも、”人生を夢中で生きたい”と苦しんできた僕が今、何よりも手に入れたいもの。それは、「尊敬できる人に囲まれて」、「夢中になれる好きな仕事」をすることだった。
そう思うと、今の職場は、「尊敬できる人に囲まれる」を満たせている。とてつもなく優秀な後輩、先輩、人格者の上司に囲まれ、この人たちのようになりたいと、心から思える。
でも、残念ながら、「夢中になれる好きな仕事」だとは思えない。
不満だらけなわけではない、むしろ、恵まれている方だとは思うんだけど、だからこそ、なんだか真綿で首を絞められているような、喉の奥に骨がつっかえているような、そんなモヤモヤを感じてしまうのだ。
僕は仕事がしたくないわけじゃないんだ。いや、むしろ、プレゼンに向けてひた走り続けたとき のように、時間の感覚がなくなるくらい仕事に没頭していたい。
そんな「夢中になれる好きな仕事」で、今の「尊敬できる人たち」と支え合い、切磋琢磨しながら仕事を進められたら、それ以上に素晴らしいことなんてないように思えた。
尊敬できる人に囲まれて、夢中になれる好きな仕事がしたい
頭の中でもう一度繰り返してみる。
全身に熱が広がっていくのを感じ、これこそが追い求めてきたものだという確かな感覚があった。
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夢をかなえるゾウ0 課題一覧
1.日の出を見る
2.好きな匂い、物、人、場所を見つける
3.やりたくない依頼を断る
4.自分の欠点や弱さを告白する
5.生活に「初めて」を取り入れる
6.自分の感情・感覚を丁寧に観察する
7.実物を見る
8.過去の出来事を「伏線」ととらえ、希望を持ち続ける
9.興味を持ったことを一歩深める
10.インターネットを一日断つ
11.自然の中でゆっくり過ごす時間を持つ
12.虫の役割を知り、大事にする
13.名作を鑑賞する
14.やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する
15.怒りの気持ちを伝える
16.苦手な人の信念を読み取る
17.自分と違う分野・文化の人と話す
18.仮体験をする
19.欠点や負の感情を『自分の一部だ』と思う
20.自分と同じ痛みを持つ人を助ける
21.誰かの「ありのまま」を愛する
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