滞りが「病」の原因に【健康の基本は「循環」かも】
こんにちは、くどちんです。
今回は、僕が思う健康の「基本」のお話です。もっと広くいうと「物事全ての本質?」などと思っています。
これから自分の体を変えて健康になりたい!という方にとっては今回お話する内容は参考になるかと思います。
<この記事の内容>
・健康になるために知っておくべき「基本」
【結論】滞りが「病」を引き起こす【循環を止めない事が重要】
健康になるために必ず知っておくべき基本というのは「循環を止めないこと」です。これは「オステオパシー医学」の哲学に基づいた考えです。オステオパシー医学では「循環の滞りが病をもたらす」と考えられています。
「循環」と聞くと「血液循環の事かな?」とイメージするかもしれません。
血液の循環はその内の1つです。もちろん血液循環も大切で、それが止まったら最悪のケースでは「死」が待ってます。
ここでいう「循環」とはその他にもあり以下のものが挙げられます。
・血液
・リンパ液
・その他、体内にある体液・水分
・食物(ご飯を食べて体内に入れて、便として排出する流れ)
・氣(東洋医学的なもの)
これらの循環が滞る事で「病」が起こるとオステオパシー医学では考えられています。とは言ってもうまくイメージできないかもしれませんので、例を挙げて説明しますね。
例えば、僕の専門領域である「関節痛」を例にしましょう。
関節痛が起こる1つの原因として、長期間、局所に繰り返しストレスがかかり続ける事が挙げられます。
その背景で起きているものが「循環の滞り」です。
本来であれば、ストレスがかかっても血液により細胞への栄養が、リンパにより修復と老廃物の除去がされてダメージが回復するのですが、長期間繰り返しかかる事で、筋肉が硬くなり関節周囲の循環が低下し、回復が追いつかなくなってきます。
そしてそのうち老廃物がどんどん溜まっていき、最終的に「炎症」が起こり「痛み」が発生します。これが関節痛の成り立ちです(もう一度言いますが1つの発症パターンですからね〜)。オステオパシー医学は、炎症は「局所で循環を促すために発生する」と言われています。
他に例を挙げるなら、おトイレがわかりやすいかなと。
おトイレはずっと出ないと体調を崩しますよね?あれは単純に体内に毒素が回っていくから体調を崩すんです。なので便秘は良くないんですね。一番わかりやすい循環の滞りによる体調不良の例かと思います。
このように、僕たちの体で「循環」が滞ると体に様々な問題が起こります。
これはつまり「循環を保つ・改善する事が健康につながる」ということを意味しています。
なので、日頃から運動したり、筋肉をほぐしたり、水を飲んだりという事をしないといけないのです!(意外と水を飲んでない人が多い!!!)
こんな循環も大切だと思っています【ストレスや外部環境】
ちなみになのですが、僕は他にも「大切だよな〜」と思う循環があります。
その1つが「(心理的な)ストレス」です。
ストレスも溜まっていくとうつ病などといった「病」を引き起こしますよね?それもストレスの「循環の滞り」が引き起こしていると言っても過言ではないと思います。
それに対して、ストレスのない生活にするという対策もありますが、別の方法としてストレスを「循環させる」という事もやはり大切かなと思います。世間一般で言う「ストレス解消」ってやつですね。
どうやったってストレスは生きていればどこかで生まれるじゃないですか?だったら、ストレスのない生活を目指しつつも、ストレスを発散する方法を確立する事はやはり健康に生きるためには必要不可欠な事かなと僕は思います。
おトイレの話と一緒ですね笑。我慢してたら体調崩すってやつです笑
つまりは「うまく排出すれば心の健康は保たれるのでは?」という事です。
そしてもう1つ循環させるとい良いのでは?と思っているものがありましてそれが「環境」です。これはストレスの話ともリンクします。
ストレスのない環境を作り出そう!と考えた時に「環境」は変えても良いものだと考えています。その時その時で自分の考え方や価値観は変化していきますので、それに応じてストレスとなる事も変化するでしょうし、何より「自分にとって必要なもの」が変化すると思います。その時に「環境を循環させる(変化させる)」というアイデアは大切なのかなと思っています。
つまりは、常に自分にとっての最適な外部環境にしておくことで心の健康は保たれる、ということです。心と身体はつながっていますので、この事は間接的に身体の健康にもつながります。
ちなみに、僕も今環境を変えようとしているところです。というのも僕は今のところ「組織内にいない方が生きやすいだろう」と思っています(とはいえ人との付き合いは楽しいと思ってますけどね)。
なので今は「個人」で活動できる環境を作ろうと頑張っています。
もしかしたら、それも回り回って「組織がやっぱりいいかな」と戻るかもしれませんけどね笑。まぁそれこと「循環」ですね笑
はい、以上が僕が思う「循環させるべきもの」についてのお話でした。
この視点を持ってからというもの、僕は「ある事」に気がつきました。
思えば全てが「循環」している
その「ある事」というのは「世の中の全てのものは『循環』しているのではないか?」という事です。
水も空気も人も時代も流行も・・・と挙げればきりがないです。「盛者必衰」なんて言葉もある意味「循環」を表す言葉ですよね。「輪廻転成」だって・・・(あ、キリがないと言ったばかりだった笑)
循環をせき止めている「ダム」って決壊したら大変なことになりますよね?
・・・そういうことなんでしょうね。
なんかそう考えると「循環させる」という事は、この世の中の物事全ての「本質」なのではないか?とすら思えます。
もしかしたら、人の身体は「物事の本質」を表しているのかもしれない!ここ最近僕は強く思っています。
う〜ん面白い♪
【まとめ】ヒトの身体には物事の真理が詰まっている!【自分の体から学ぼう】
はい、では最後にまとめますね。
私たち人間が健康でいるために大切にしなくてはいけない事は「循環」である。
→その循環とは血液だけでなく、リンパ液、水分、便、ストレス、外部環境など、自分に関わる様々な物の「循環」を指す。
人の身体の事をよく知ると、先ほど話した本質の話のように「あれ?これって他にも言えることかも」という事がよくあります。
ヨガではよく「自分を見つめる」という「内観」の作業を促します。
これってつまりは、外に目を向けなくても自分の中に大切な事の全ては詰まっているから、自分を見なさいという事なのかな?なんて思います。
外にばかり情報を求めがちですが、自分を見つめるだけで実は答えが見つかるよ、そういう事ですかね。
でも、それも「外」を知る事で「内(自分)」を知るのであって、その外と内への意識の「循環」があっての気づきかな、なんて事も思います。「内」を見てるだけでは気づかない、わからない事もきっとありますよね。
ん〜つまりは「いろんな方向を見ましょう」って事ですね笑
そしたら自分の現在地もわかるだろうし・・・笑
はい。
様々なものが急激に変化を起こしている現代ですが、「循環」という事を意識しながら、みんなでうまく生きていきましょ。
「滞り」だけは起こさないように。。。
ゆら〜っとクラゲのように流れていきましょ〜笑
サポートありがとうございます!とっても嬉しいです!!絶対に目標を達成します!!!!