本嫌いが図書館へ
りんどうです
本日、私は図書館に行きました。
「本に囲まれた空間が好き」なのだが、長年の自分の行動から見るに、「本が好きという自分」にしたいのだろうと思う。
「本の虫」と呼ばれるような人になってみたかった…
褒め言葉でないのも、ないものねだりなのもわかっているが、羨ましいものは羨ましいのだ。
勉強でも仕事でも、賢い人は本を読んでいる印象がある。
なんどもチャレンジはしているのだが、どうしても苦手らしい。
私は本が読めない。活字が頭に入ってこないのです。
ネットの長文は読めるのに、何故か本がだめ。
ジャンル問わずで、好きな作品のノベライズとかでも情景が浮かんでこない。もしくは勘違いしている。
むかし「ハリー・ポッター」を頑張って読んでから、友人と映画館に行ったのだが、自分が思っていた話と違うところが多々あって違和感があった。
しかし友人の感想は、物語のここがカットされてたとか、あの変更はよかったとか。
誰も私の思っていた物語ではなく、映画に沿った物語ベースに話しているのだ。話をちゃんと覚えていることも驚いたし、どうしたら良かったかまで考えている。
その差を感じた私は自分の感想をひっこめた。自分の読解力のなさを受け止めたのだ。
さて、本に苦手意識が強い私が図書館へ行ったわけは、このスマホゲームをやっているからだ。
「自分探し」がテーマというところ、心理テストのようなものがあるというところで興味を持った。
このゲーム自体については後日語りたい。
「自分探し」というのは哲学的なものである。
このゲームの中に、いくつかの本がでてくる。実在する本だ。
私は「人間失格」くらいしか知らなかったが、どの本の抜粋も私の興味を誘う。
私は普段から哲学的な思考をしていると思っているのだが、哲学について学んだり読んだことはほぼない。ニーチェのの本を一冊持っているくらい。大きめの文字で言葉が書いてあるもの。
しかし別に哲学者になりたいわけではない。
これらの文学から、登場人物の考えや感情を覗いてみたいと思った。多角的に見てこそ、自分の考えの幅が広がるのではないかと思ったのだ。
そんな期待を胸に、いざ図書館へ
近所の図書館はあまり大きくないので、ざーっと本棚を見た。
どの本も面白そうなタイトルが並んでいていちいち足を止めてしまう。本が敷きな人の気持ちがちょっとわかったような気がして嬉しくなった。
しかし私のお目当ての「デミアン」と「シーシュポスの神話」は見当たらなかった。ゲームにある他本も、どうやらこの図書館にはないらしい。
ちょっと遠くなるが、もう一個の図書館にはいくつかあることがわかった。残念だが、今回は諦めることにした。
取り寄せもできるけど、行ける距離だしね。急がなくても逃げない。
せっかく来たのでいくつか借りて帰りました。
文字が少なめの写真集なんだけどね。
ゲームに出てきた本が読みたくなり、図書館へ行ったが置いてなくて残念。
こんな一行にまとめられる、なんともない出来事をここに綴ってみました。
文学ってこういう感情や思いを乗せてるのかなと思ったんだ。
後日、お目当ての本を読めた時、正解かわかるかしら。
ちゃんと読解できるだろうか。それも心配w
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