排泄育児研究家 モロイサエコ

株式会社kucca 布おむつのお店kucca代表 ショップ経営者・排泄講座講師 高2中…

排泄育児研究家 モロイサエコ

株式会社kucca 布おむつのお店kucca代表 ショップ経営者・排泄講座講師 高2中1小3の三兄弟の母 布おむつ、おむつなし育児、トイトレなど排泄関係をメインに、子育て、仕事、私のこだわり、個性學のテーマを発信 https://www.kucca.jp/

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親の着ぐるみと想像力~大阪出張講座を終えて思うこと~

2月の1回目の3連休に、大阪出張をしてきました。 1日目は排泄学講座、2日目は性教育学講座と 2日間に渡りkuccaの軸となる講座を開催、2日間で20名近くの方に聞いていただきました。 ご参加いただいた方、改めてありがとうございました。 1日目の排泄学に参加された方に 「モロイさんはこどもの気持ちの代弁者ですね」と言われました。 代弁者と言われて、そうです、私は代弁者なんですよ と笑って言いましたけどw なんだかとても印象的で、その後もそれについて考えていました。 そ

    • ココロとからだを育む「生と性」親子のおはなし会レポ

      先日のことですが、2日間に渡って市の公民館が主催する学びに 講師としてお招きいただき、「生と性」をテーマに、 子育ての中の性教育についてお話しさせていただきました。 今回で2度目になります。 1日目は、「こどもの性1 家庭での性教育の捉え方」 快不快の話を大前提(親子関係の形成)に、月例、年齢にかかわらず、 まずは家庭から発信することが大切である。身近なところの「生」から 最終的な「性」へと結びつける考え方を伝えることを目指す。 2日目は、「こどもの性2 困りごとにどう対

      • 理想の親子関係のカタチとは

        以前↓こんな記事を書きました。 その中で ってことを、私自身、書いたのですが、 これって、男の子に限らず、女の子もそうであって、 そもそも子ども自体がそういう愛の塊なのかもしれないと思いました。 親の愛は無償の愛 って言いますし、そこに異論も反論もないのですが、 実はそこには大きな落とし穴があって、意外と?親の愛は無償ではなく、 愛という名の理想や期待が込められてしまう。 結構エグイ物だったりするのかもしれない。 だからこそ、本当の無償の愛を提供できるのは、子どもなん

        • そのおねしょその夜泣き 原因は?

          【そのおねしょその夜泣き 原因は?】 ※こちらは以前インスタ投稿したものを更にリライトしたコラムです。 ***** それもしかして、着させすぎではないですか? 夜泣き、ぐずり、おねしょ。 それぞれにいろんな原因はあるんですが、その1つに 《着させすぎ》ということもあるのはご存じですか? 昨今SNSでは、いろいろと他の方の生活の一部が垣間見えることが合って、 パラパラッと目にすると、特に冬場にかけて思うことがあります。 皆さん、基本的に寝る時に子どもに着させすぎだ

        親の着ぐるみと想像力~大阪出張講座を終えて思うこと~

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        • 排泄育児
          6本
        • Kuccaモロイのコラム
          1本
        • 男三兄弟を育てるシリーズ
          1本

        記事

          【子育ては種まきの連続】

          野菜をタネから作ったことはありますか? お花をタネから植えるでもいいです。 土を作り→タネをまき→水を与え→芽吹き 間引きして→更に成長させる→収穫(開花) これがざっくり1つの流れだとすると、私は子育ても全く同じだなと感じています。 ただ、今の子育ての目指すカタチが、 1つのタネをまいて→水を与え→収穫(開花) この繰り返しをしているように私は思えてなりません。 大事な土台となる土づくりの存在は無きもの。 タネは1つか2つあればいいと思う。(必ず芽吹くと思ってい

          【子育ては種まきの連続】

          沖縄旅行記 3日目後編

          ※プライベート且つ自分の備忘録としての旅行記を 7/25 沖縄3日目後編です。 http://www.chanyaa.com/ 初日のホテル内の居酒屋レストランもおいしかったけど、 ここは特においしかったです。 写真は無いのだけど、沖縄はそれがスタンダードなのかしら? それとも、ちゃんや~スタンダードなのか、 パパイヤの千切りがお鍋の野菜として入っています。 パパイヤを入れることで、豚肉が固くならないそうなのですが、 パパイヤがまたスッキリしてて、脂身もスッキリ甘く

          沖縄旅行記 3日目前編

          ※プライベート且つ自分の備忘録としての旅行記を 7/25 沖縄3日目です。 夫と5時起きしてホテル近辺を散歩しました。 陽がのぼる前ではありましたが、もうすでに暑い。汗がジワっと出てくるほど。 でも、朝の散歩って気持ちいいですね。 本来旅行ではついついお酒を結構飲んでしまうタイプなので、 朝起きれないってことが多いのですが、今回は断酒期間もあって、 お酒を飲んでいないので、朝もスッキリ目覚められました。 フクギ並木を通って、海沿いを歩いて1時間ほどでホテルへ。 帰宅

          思春期はbeingの再構築期間

          思春期は子どもから大人へ移行する期間だと言われています。 8歳頃から17歳頃までを1つの目安としています。 我が家の長男は16歳の高校2年生、次男は13歳の中学1年生。 長男は段々と思春期から青年期へ移行する時期ですが、 次男に関しては現在真っただ中。 私も我が子の思春期併走に、奮闘中の母である。 思春期というと、一人前の人間になるために自立していく期間であり 俗にいう親への反抗期とも言われる。 また身体に関しての変化も著しく、性意識も高まり、 からだもこころも子どもと

          沖縄旅行記 2日目

          ※プライベート且つ自分の備忘録としての旅行記を 7/24 沖縄2日目スタート!! どうにか9時過ぎには宿を出発でき、いざ!北へ! 今回の旅行は本部の方のホテルに泊まるので、今日はホテルまでの道中を楽しむ1日です。 とはいえどうする?ということで、計画したのが ▶座喜味城跡 ▶やちむんの里 ▶お昼ご飯 ▶美ら海水族館 ▶ホテルチェックイン という流れ。 正直、座喜味城跡は、私のメインのやちむんの里の近くだし まあ、いってみっか、、、くらいの感じで行ったのですが、 私のこ

          沖縄旅行記 1日目

          ※プライベート且つ自分の備忘録としての旅行記を 沖縄に行くのは、何とも20数年ぶり。 二十歳そこらで行ったのを最後になかなか行けなかったのですが、 今年の夏は、家族4人でVIVA沖縄へ!! 我が家は5人家族ですが、高2長男は部活もあり、行く気もゼロだったので お留守番担当に。 家族旅行とはいえ、沖縄になかなか行くこともないということで、 家族の了承を得て、仕事の予定を入れさせていただき、 3時起き、4時出発、羽田6:40発の飛行機で、私は一足先にいざ沖縄へ! 沖縄につ

          7/23 沖縄お話し会開催レポ

          かなり時間が経ってしまいましたが、7/23にkucca初の沖縄出張を行いました。 第1部のお話し会では、Kuccaモロイが【今】皆さんにお伝えしたい、 排泄育児の事、快不快のこと、子育ての事をお話ししました。 ◇kuccaの考え方とは? 根本的に観ている視点が違う。表面的なことではなく、そのモノ事の根っこの部分に目を向ける。方法論ではなく思考術について。 ◇今の時代だからこそ必要な子育てについて 情報過多で実践皆無の時代。結果主義では子育ては成り立たない。 結果主義って

          7/23 沖縄お話し会開催レポ

          介護の場からみる排泄力の不思議

          講座では介護の現場で起こる排泄の事をお話しすることがあるのですが、 介護の場での排泄ケアの話を聞くと、墓場までというとセンスがないですが、排泄とは人間の土台だなとということを益々実感します。 つまり、赤ちゃんもお年寄りも人間であれば皆同じということである。 特に食う寝る出すの基本の行為に関しては特に思うのです。 私は、排泄に関していうと、《排泄力》は いわゆる生命力であるとも思うのです。 介護が今リアルでない方も、赤ちゃんの排泄に寄り添っている方には ぜひ読んでいただき

          介護の場からみる排泄力の不思議

          お金の価値を教える前に必要なこと

          Kuccaの大学では、『実践沼コース』といって、 子育ち軸コースを1年間終えた方が、1年間培った軸を元に、 ご自身の日常に落とし込んで実践を施していくコースがあります。 そのコース内で、先日お金のテーマで、日常の中でお金についてどう教育していくか、という話題で大いに盛り上がりました。 その貴重なセッションの中で、排泄育児の快不快同様に、お金の教育についても、土台となるものがあると、言葉としてまとめられたので、 今日はお金の価値を教えるその前に必要なこととして、私が思うこと

          お金の価値を教える前に必要なこと

          モンテッソーリ教育と排泄育児

          『お母さんの敏感期』という本はご存じですか? 私は布おむつを通して、排泄育児を深堀りするたびに、 モンテッソーリ教育は排泄育児にも通づると確信します。 一時期はモンテッソーリ教育という言葉だけが、流行り、もてはやされ 本質が度外視されたモンテッソーリが世に出回った感じが私はしています。 言葉はきついですが、見せかけのモンテッソーリが多いので、 それに高いお金を出すのなら、核をついた排泄育児を我が子とすれば、 もはやそれがモンテッソーリ教育の一部になるとも言えるのではないか

          モンテッソーリ教育と排泄育児

          快⇄不快というシンプルなサイクル

          私が一番大事にしているのは、ヒトとしての快・不快である。 kuccaを立ち上げて、15年間それは一切変わらない。 布おむつメーカーとして布おむつを販売しながら、 布おむつ育児を啓蒙している一番の理由にも、 からだの内側で湧き起こる快不快の感覚を子どもに育んでいくことがあげられる。 であれば当然、育む側の親の快不快も大事にしてもらいたい。 意識もしてもらいたい。 自分の快不快を理解して大切にしているからこそ、子どもの親として今度はそれを子に伝えていくことができるのではないか

          快⇄不快というシンプルなサイクル

          子育てに即効性はない

          子育てに即効性は効かないし、意味はない お湯を入れたら3分で出来上がり 頭痛にすぐ効く こんなキャッチフレーズで時短・楽チンが当たり前になってしまった。 もちろんその恩恵もあるが、こと子育てにおいて 即効性を求めていいものかと、常々思うわけです。 むしろ 子育てに即効性はない それを理解するには、多角的な視点を持つことが大事だと私は思います。 kuccaではあらゆる講座で説いていますが、とどのつまりそれはどういうことか。 発熱を例にして、今日はそんなお話をしたいと思