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ココロとからだを育む「生と性」親子のおはなし会レポ

先日のことですが、2日間に渡って市の公民館が主催する学びに
講師としてお招きいただき、「生と性」をテーマに、
子育ての中の性教育についてお話しさせていただきました。
今回で2度目になります。

1日目は、「こどもの性1 家庭での性教育の捉え方」
快不快の話を大前提(親子関係の形成)に、月例、年齢にかかわらず、
まずは家庭から発信することが大切である。身近なところの「生」から
最終的な「性」へと結びつける考え方を伝えることを目指す。

2日目は、「こどもの性2 困りごとにどう対応するか」
性への興味、犯罪防止に向けての意識作りを実際にどうしていけばいいのか。
実際にあった相談事の事例から考える。

という内容でお話ししました。

やはり、多くの方が、
◎そもそも性教育とはどういうことをすることなのか
◎性についてどう伝えたらいいかわからない
◎性教育はしないといけないものなのか
という疑問や不安を抱えていらっしゃいます。

まさにここを、解消すべくお話をさせていただくのが私の仕事かなと思います。

私は性教育のあり方の1つに、親子の関わりをとても大切にしています。

◎そもそも性教育とはどういうことをすることなのか
◎性についてどう伝えたらいいかわからない
◎性教育はしないといけないものなのか

これらの答えが《親子の関わり方》にすべて詰まっているからです。

性の行為の話をするのが性教育ではなく
その性の行為について疑問に思ったりした時に、それってどういうことか
聞けることが出来る関係性だったり、聞くという力があるかどうかだったり。
そういうのをまずは土台として育んでいきましょうよ。
というのが私の大切にしているところです。

でも↑これを置き換えてみると、何も性の行為の話しにフォーカスしなくってもいいんです。

「ねえ、ママ、どうして今(お昼間)は月がないの?」
「サンタクロースって夏はどこにいるの?」
「おじいちゃんは死んだらどうなるの?」
こんな疑問を聞くこと、親はそれに答えること。
これらと何ら変わりはないんです。

まずはこの関係性を築いていく。
更には、聞かれたときに正しい知識で真摯に向き合う。
これが大事。

もちろん生殖行為についての質問もあります。

それは、どうこたえていいかわからない!
ってこともあると思うんですが、まずはその前に、
そこにドキドキする前にやることがあるんですよ。

親子であっても、人と人。
人として向き合っていく姿勢を作ること。

私はココを大切に性教育のあり方を伝えています。

もちろんズバリどうやったら赤ちゃんが生まれてくるの?
という最後の行為の話を聞いてくるときはドキドキすることと思います。

でも、それは、今までのつながりから来る自然な疑問であり、
今までの向き合いがあったからこそのモノ。

親子の関係性とその子の聞く力があってこそ。
聞かれたら、ゲゲゲ、、、余計なこと聞いて、、、
じゃなく、ブラボー♪です。

現在、国自体、文科省自体、日本の性教育は遅れていると
焦っての性教育が乱立していると感じます。
でも、中には日本人の文化や気質に合わないものも。
私は、日本人だから腰私は大事かなと思います。

性だけに限らす、暮らしの中でどうやって、
子どもとのやり取りを楽しむか。
ココをまず見つめて欲しいなと思います。

受講後の皆さんは、
そっか!そういうことか!
なんだか楽しみになりました♪
これなら私にもできそうって思えました!
と、おっしゃって帰られました。

そう、難しいことでもないし、出来ないことはないですよ。
誰だってできる。

そして2日間、何度も何度もお話ししたことがあります。
『実行に移さないとダメ』

これはどんなことにも置き換えられますが、学びは入れたら出さないとダメ。

排泄と同じ。
入れたら出す。
そして出すから入れられる。

今回の学びもぜひ実行ということで出していってほしいです。

Kuccaモロイの考えに賛同いただければサポートお願いします。 頂いたサポート費は、排泄育児に特化した本の出版費に充てたいと思っています。よろしくお願いいたします。