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リモート全盛期にあえて完全出社を推奨するわけ

こんにちは、株式会社LOCKER ROOMで縦読みマンガのプロデューサーをしている久保田です。

世間一般的にはリモートワークの全盛期と言っても良いこの時代に、LOCKER ROOMでは完全出社を推奨しています。
基本的に全員が10:00に出社しているのですが、会社の制度として年に5日間のワーケーションを申請することもできます。
出社とリモートワークを両方経験した今、改めて出社することの良さを実感したので、今回は会社の仕組みと姿勢の説明も兼ねて出社の意義をご紹介します!


ワーケーションを実施しました

今回僕は会社の制度を利用して、久しぶりに実家の方に帰省しつつワーケーションを行いました。ワーケーションの期間は場所を選ばず、どこからでも自身の業務を行うことができます。僕はとりあえずめちゃくちゃ日焼けしました。後々後悔することになるかもしれませんが、夏を全身で感じれたのでOKとします。
プロデューサーという立場柄、一緒に仕事をしているクリエイターさん達とのやり取りや外せない打ち合わせは常に発生します。日中はその対応をしつつ、5日間羽を伸ばすことができました。
その上でワーケーション終了後、出社してこのnoteを書いているのですが、「あれ…?出社した方がいいかも…」と感じています。

弊社のワーケーション制度についての詳細が気になる方はこちらの記事をご参照ください。

出社とリモートワークの対比

リモートをして感じたデメリット

前述した通り、今やリモートワークは一般的で、多くの社会人の方がリモートワークの形態を体験したことがあるのではないでしょうか。
改めて言うことでもなく、もはやあるあるかもしれませんが、リモートワークでは仕事にコミットしている感覚が薄れます。
もちろん、リモートでもバリバリ価値のある仕事をしている方々もいると思います。生産性の面ではリモートの方がむしろいいと言う方もいるかもしれません。実際、僕自身もリモートワークをしていた時は短時間で効率よく仕事をしようという意識が高まり、メリットも感じました。
しかしLOCKER ROOMは個人で仕事を進めることもありつつ、チームでの仕事を大切にしています。と言うより、チームでコミュニケーションを取らないとマンガ作品を作ることはできません
この辺りの内容は、前回の自分のnote「集団でものを創る魅力を大解剖」をご参照いただけるとわかりやすいかと思います。
そんな時、リモートワークではこの「チーム感」が希薄に感じられてしまうというデメリットがあります。
完全出社に慣れていると、相手の顔が見えない中で文面だけでやり取りをすることに不安を覚えるようになります。やはり対面することで伝わる温度感は大事なのです。

出社のメリット

これも人によって向き不向きがあると思いますが、僕の場合は出社し職場の机に座ることで仕事をするスイッチが入ります。逆に言えば、リモートの場合はなかなかそのスイッチを押すことができないということです。
場所に紐づけて集中力を保つのは効果的です。それは受験の時に勉強するためにわざわざ自習室や図書館に行くようなものです。周囲が勉強をしている、仕事をしていると、自然と自分の業務も捗ります。
また、出社すると自分が何をしているかを周囲の人が見てくれているということもメリットです。チームで仕事をする以上、そのチームの人がどういう精神状態で、どういう仕事をしているのか、チームのメンバーがお互いに見て取れることは相互の利となります。対してリモートでは自分の行動を逐一報告しない限りは、行動や思いが読み取れず、周囲に対して不安を与えたり迷惑をかけたりすることにもなりかねません。

設備周りで言うと、オフィスでは各自のデスクにサブモニターがあります。2画面で作業することができて、これが便利なんです。
リモートだとMacBookの画面一つで作業することになるので、2画面に慣れてしまうと小さな画面の中でのページの移動がストレスに感じることも。
オフィスの設備が充実しているのも出社の利点の一つです。

サブモニター付きのデスク

通勤の移動時間も有効活用

電車の場合

電車通勤といえば乗車率120%のインドを彷彿とさせる満員電車が思い浮かぶでしょうか。僕が以前電車で通勤していた時は、電車に乗っている時間が30分ほどありましたが、出社時間が10時のためかそんな戦場のような満員電車にかち当たることは幸いありませんでした。
電車に乗っている時間は本を読んだり、縦読みマンガ作品を読んだりとインプットの時間に充てることができます。
インプット作業は日常の中に意図的に時間を作らないとなかなか進みませんが、電車で通勤することで強制的にその時間が取れるので重宝していました。
遠方からの出勤だと朝が早くなり大変ですが、その分電車の時間を有効活用しているメンバーも多いです。

自転車の場合

LOCKER ROOMは会社の付近に住むことで家賃補助が出る制度があるのですが、僕も現在はその制度を利用して自転車で通勤しています。
同じように入社してから引っ越してこの制度を利用するメンバーもいます。
片道15分という通勤時間ですが、これが適度な運動になり朝から気分をリフレッシュできるので気に入っています。ただでさえ社会人は運動不足に陥りがちなので、自転車通勤は貴重なエクササイズ時間となっています。
余談ですが自転車のチェーンは錆びてからはどんな液体をかけても取り返しがつかないそうです。外に置く場合は先に錆止めを塗っていくことをお勧めします。
僕の自転車は手遅れでした。


今回は出社の利について感じたことを書き連ねてみました。
意外と同感していただける方も多かったのではないでしょうか?
リモートでも稼働できる=どうしても他者との関係が希薄になりがちな現代社会。だからこそ顔を合わせて仕事をすることに価値が出るのではないでしょうか。

それでは!


LOCKER ROOMは一緒に働くメンバーを募集しています。

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