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Worlds 2023 DFM総括(KR wiki)

 2023 Worldsに参加したチームの中で、LLAのR7と並ぶ程貧弱なレーン戦能力とパフォーマンスを見せたDFMは結局R7に続いて早期に帰国することとなった。2年前、LJL初のグループステージ進出と、去年LCSのEG相手に勝利し、LPLのRNG相手にも1setを取るなど、マイナーリージョンの新たな覇者が誕生するかも、と言う期待を集めたが、その期待に応えられず今年のMSIとWorldsで全敗を記録してしまった。  チームの象徴でエースだったEviが新たなチャレンジをするた

    • CloudTemplar&HuniのDFM評価(MSI)

       今回は上記の動画中、14:08~から行われたDFMを評価する部分を翻訳していきます。よろしくお願いいたします。 CloudTemplar:もう親戚とも言えますよね。プロスポーツにおいて、KRから日本を応援することはほぼないけど、LoLではKRで日本応援する方も多いイメージ。でもその応援する理由もちょっと面白くて、日本が上手になって上がってきたとき、その日本に勝てばより面白いって理由だから…wそれで、今のDFMは自国内では充分上手いよね Huni:決勝でも3-0でMSI進

      • Worlds 2022 DFM総括(KR wiki参考)

        1.簡略まとめ  去年奇跡的なグループステージ進出を達成する底力を見せて、今年もPlay-inグループステージでEGとBYGを撃破し、ノックアウト進出を達成したが、結局マイナーリージョンの硬直した戦術、マクロでのミス、そしてBO5でのメンタル管理と言うマイナーの典型的な限界と直面し、グループステージへ行けず敗退となってしまった。 2.マイナーリージョンとしての限界  今大会DFMはPool3だったLLLに一撃を喰らいながらスタートしたが、チーム特有の活発な交戦を利用しノ

        • KR wiki)LLL vs DFM ノックアウトステージ総評

          DFMがLJL初の国際戦BO5勝利を達成した。 1.簡略まとめ  DFMは毎試合LLLの積極的な攻めに慌てているような姿を見せた。しかし、素早い合流で相手をキャッチする、またはキャリー陣をサイドに送り成長させるなど、ゴールド差を縮めて、中盤以降から数回の集団戦を通し、しっかりと逆転するプレイを見せLJL初のBO5勝利を獲得した。負けた1setもStolenになってしまったStealがバロンとドラゴンを取っていれば逆転勝利出来たであろう。 2.ノックアウトステージでDFM

        Worlds 2023 DFM総括(KR wiki)

          各リージョンのスタイルについて

           適当に思い浮かんだことを書き込んでみます。だからと言ったら少し変ですが、特に構成考えず適当に呟く感じの文章になると思いますのでご了承ください。 1.リーグのスタイル  サッカーではフィジカル重視のEPL、テクニック重視のラ・リーガ、守備面の戦術を極めたセリエAって感じでチーム毎に少しずつ差はあるが、リーグ全体の共通したスタイルを持ってる。  LoLでもそういう傾向がみられていて、各リーグ毎に特有のプレイスタイルってのがあって、主にWorldsで少しでもいい成績を残したチ

          各リージョンのスタイルについて

          少し早めに書いてみるLCK 2022 Summer 1Round決算

          1.はじめに こんにちは。LCK 2022 Summer 1Roundも残り5試合。そこで少し早めではありますが、LCK解説陣、KRファンコミュの評価と自分なりの考えを加えて、1Roundをまとめてみようかと思います。それではよろしくお願いいたします。 2.順位 現在の順位は1位GEN、2位T1、3位LSB、4位DK、5位DRX、6位KDF、7位KT、8位NS、9位HLE、10位BROとなります。2強3中3弱2最弱の形でレースを続けている中、T1がGENの全勝を防ぎ、首位争

          少し早めに書いてみるLCK 2022 Summer 1Round決算

          KR wikiでまとめられたDFMのMSI2022総括

           LJLでの圧倒的な活躍と去年国際舞台での印象的な活躍もあり、ランブルステージ進出も狙えるとの事前予想とは違う結果を迎えてしまった。グループ敗退、それも最後の試合では最下位だったTeam Azeに衝撃的な逆転負けとなり、Round2全敗を達成していしまった。  Team Aze戦、逆転負けまでの過程で出てしまった優柔不断な姿はメンタル面から起因したものと考えられる上に、実際グループ分けの運も良いとは言えなかった。PSGが予想よりも良くないパフォーマンスを見せたのと違って、S

          KR wikiでまとめられたDFMのMSI2022総括

          (翻訳)12.6パッチ、KRサーバーで価値が上がったチャンプまとめ

          KRのLoLメタ分析チャンネルであるP.Sにアップされた動画を翻訳してみたいと思います。よろしくお願いいたします。 10位)タロンJG  タロンJGは12.2パッチでJGモブへの追加ダメージ量が削除され、過去の遺産として記録される可能性が高かったが、前のパッチから少しずつ勝率を回復し、今回のパッチで完全に復活。KRサーバーPlat以上のランク帯で勝率52.3%、ピック率3.4%を記録し、前パッチと比べて1.2%の勝率上昇を達成した。最も大きい理由としてはヘカリムのナーフに

          (翻訳)12.6パッチ、KRサーバーで価値が上がったチャンプまとめ

          (翻訳)CloudTemplarとGorillaが語るシーズン後チーム別評価 -KT、KT選手編-

          KT、そしてRascal CloudTemplar:正直このチームが最も惜しく思うだろうな…俺の好きな名言が一つあって、「最も絶望感を感じる時は希望を見てから絶望を味わう時だ。」これが適する場面だったんじゃないかな… Gorilla:あ…本当にPOまであと一歩って感じでしたもんね…でも他に責任を問う状況でもないですし…僕も見て悲しかったです。2Round入ってからのパフォーマンスも悪くなかったのにこの状況になってしまって曖昧な終わり方ですね。 CloudTemplar:

          (翻訳)CloudTemplarとGorillaが語るシーズン後チーム別評価 -KT、KT選手編-

          (翻訳)12.5bパッチ、KRサーバーで価値が上がったチャンプまとめ

          KRのLoLメタ分析チャンネルであるP.Sにアップされた動画を翻訳してみたいと思います。よろしくお願いいたします。 番外1)ヴァルス(動画0:24~)  ヴァルスはバフを受けたのにも関わらず勝率が落ちてしまった。原因はまずバフ内容を聞いてヴァルスを触ったヴァルスに慣れてないユーザーの増加。ピック率が1%上がっている上に、ヴァルスはユーザーによってアイテムもルーンも好みが分かれるので、その点が勝率に反映されていると思われる。  もう一つは今回のパッチでバフされた他のADCチ

          (翻訳)12.5bパッチ、KRサーバーで価値が上がったチャンプまとめ

          LCK解説やアナリストがBPと構成を分析する時に評価する要素まとめ

          久々の投稿です。今回は大会でBP段階、またはBP後に構成が完成した時、LCK解説やアナリストがどの面を見て構成を評価するのかについてまとめてみたいと思います。よろしくお願いいたします。 1) エンゲージの有無エンゲージ枠のチャンプ、またはスキルがあるかどうかでエンゲージ要素を評価することが多いです。まずエンゲージの要素が少ない=CCが少ないと言っても過言ではないため、マクロの難易度が上がる、プレイ難易度が上がるとの評価に直結します。 ex) ある→ノーチ、レオナ、ヘカリム、

          LCK解説やアナリストがBPと構成を分析する時に評価する要素まとめ

          CloudTemplar & GorillaのDFMまとめ

          元動画 動画50:10から Gorilla:DFMは…まあ、Ariaくらいですかね CloudTemplar :あとはLJL史上初のグループ進出。Ariaに関してはKRに戻るかとかはまだ全然分からないけど、どこかに移籍する可能性は高いんじゃないかな、知らんけど。昔からWCSなどの大規模大会終わったら契約満了も多くて、移籍が多い。 Gorilla:そうですね…まあ、選手の立場から見てAria選手が移籍するとなれば、この時期が大事だと思います。LJLでは証明しましたし、W

          CloudTemplar & GorillaのDFMまとめ

          WCS2021 Group Stage 1日目 各試合注目ポイント

          1.FPX vs DK 初日の初戦からWCS優勝経験者であり、今年のWCS優勝候補2チームの対決。お互い去年自分たちのTopレーナーだった選手と対決することになった。(KRコミュではお前の元Top凄いなマッチ、お前の元彼凄いなマッチみたいな感じで呼ばれてる)  また、両チームのJGは、WCS優勝した時にMVPも勝ち取った経験のあるJGであり、史上初のMVP対決となるため、注目を集めている。FPXとしてはWCSで初のLCKチームとの対戦であり、今までの国際戦でいつも初戦では敗北

          WCS2021 Group Stage 1日目 各試合注目ポイント

          2021 LoL WCS Play-ins Group B ざっくりまとめ

          1. Group B 概要 結果が予想しやすいと言われるAに比べて、Group Bはマイナーの強豪チームが集まっている分、どこが上がっていくか簡単には予想できないグループとなった。pool1の中ではLNGやHLEと比べて弱い印象のBYG、C9と毎年pool1を困らせたマイナーリージョンであるLCLとTCL、そしていつも最下位を争ってたが2021年のMSIでその底力を発揮し、期待を高めたLJLが同じグループに配属されているので、去年のWCSで見れたMADの敗退の様に、pool1

          2021 LoL WCS Play-ins Group B ざっくりまとめ

          2021 LoL WCS Play-ins Group A ざっくりまとめ

          1. Group A 概要 Play-insではTop2と評価されるLCKのHLEとLPLのLNGが同じグループに入り、Group Aの他のチームは悲鳴を上げるグループ分けになってしまった。まだ3~4位を獲得すればGroup Bの2位とのマッチが成り立ってPlay-ins突破の余地はあるが、現段階でGroup Aに配属されたマイナーリージョンチームたちがマイナーリージョンの中でも下位と予想されている分、Top2を除く他のチームのグループ突破は、少なくともAの中では難しいとの意

          2021 LoL WCS Play-ins Group A ざっくりまとめ

          2021 LCK Summer Final Preview

          1.試合情報2021/08/28 17:00 (放送は16:20から) LoL parkではなくCJ ENMスタジオで決勝が行われる。コロナの影響もあって無観客で行うこととなった。 2.注目ポイント・LCKにWCS優勝カップを取り戻した新強豪DK vs 歴史と伝統を誇るLCK黄金期を率いたT1 ・LCK V10を先に達成するのは誰?  KkomaはT1で8回優勝、DKで1回優勝を果たしており、T1での8回優勝を共に達成したFakerはT1で通算9回優勝。今回優勝した方は初の

          2021 LCK Summer Final Preview