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#458【レーザーブレード戦略とは?】

「 レーザーブレード戦略 」
という言葉は、ご存じですか?

わたしからすれば
宇宙刑事ギャバンの必殺武器

「 レーザーブレード 」
しか思い浮かばないのですが、

この戦略は、

最初は比較的安い価格で
商品を販売して

そのあとに定期的に
購入されるであろう
消耗品で利益をあげる

という
ビジネスモデルです。

ジレット社が
ヒゲ剃り自体を
安価で販売して、

その後の替え刃で
利益をあげていく
という手法をとったのが
有名です。

ほかにも、
インクジェットのプリンター
本体が安かったのに、

交換用のインクが
とても高かった

というのも、
まさにこの戦略ですね。

自動車の車検整備なども
同じ分野となるでしょう。

=====

この
レーザーブレード戦略
のように、

消耗品や定期サービスで
利益をあげていくのは

商売を行なう上では
とても大切なことです。

1回・1個の金額自体は
安かったとしても、

◆ 気に入ってもらえれば
定期的にずっと利用して
もらえる

◆ 現金の回転率がよくなる

という効果があります。

消耗品の販売は
「 鉄砲ではなく弾を売る 」
手法ですが、

レーザーブレード戦略は
「 鉄砲も売って弾も売る 」
という商売ですね。

=====

わたしたちの
日常の仕事でも

この戦略が
当てはまることが
ないか

ちょっと考えてみると
面白いでしょう。

モノを販売する
仕事だったら、

販売後の消耗品や
追加の附属品、

定期交換品や
清掃作業などがないか、
考えてみる。

もちろん、
レーザーブレード戦略を
使う場合には、

最初の入口の
商品やサービスの

価格設定には
注意が必要です。

このあたりは、

フロントエンド
バックエンド
の考え方と
共通していますね。

また、
NFTの販売の仕方でも
似たような手法があります。

初期ミント(一次販売)では、
1個200円くらいの格安販売
を行なって、

売り切れ・大人気状態
をつくっておいて、

二次販売での
盛り上がりを期待する。

二次以降で
たくさん取引がされれば、

その取引額の10%が
クリエーターに入るので、

そこで十分な利益を
あげることが可能なのです。

もちろん、一次販売から
それなりの価格をつけて

一気に利益をあげることも
可能ですが、

その場合は
二次以降の盛り上がりや
売れ行きが

あまり期待できない
場合があります。

ここが、
レーザーブレード戦略を
採用するかどうかの
判断次第となるでしょう。

=====

マーケティングの中での
販売戦略を調べて
研究・分析していくことは

あらゆる商売で
とても大切なことであり、
楽しい取り組みでもあります。

色々調べていけば、
必ずわたしたちの仕事にも
むすびつく要素があるので、

これからも
どんどん発信していきます!











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