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#238【名詞にはなりたがるけど、〇〇は嫌がる?】

皆さん方には、

『 〇〇のようになりたい 』
『 目標は〇〇になることです 』
というような、
夢や目標があるはずです。

あるいは、
『 家族と幸せに過ごす自分 』
とか、
『 起業して成功している自分 』
などといった理想的な自分の姿を
誰しもが思い描いているでしょう。

そこに出てくる理想像は、
その多くが
『 名詞 』
として出てくると思います。

つまり、
「自分」「会社」「モノ」
というような名前や名称です。

ただし、
そんな理想的な状態の名詞
を作り上げるには、

「〇〇する」という動詞が
必要となります。

この動詞=行動に対して、
意外とネガティブな方が
多いことに驚かされます。

=====

例えば、先ほど挙げた
『 起業して成功している自分 』
という名詞を達成させるには、

『 勉強する 』
『 今いる会社を辞める 』
などの動詞=行動が必要です。

さらにそれらを細かく
具体的にしていくと、

『 勉強するために本を読む』

『 セミナーに申し込む 』

『 退職するために辞表を書く 』

などの動詞が
次々と必要になります。

人間ですから、

その過程で大いに悩む

あるいは腰が重くて
動けない

あるいは面倒くさい

という感情が
湧き上がってくるのは
仕方が無いですが、

何事も成果を
出し続ける人は、

この動詞への初動が
素早いです。

そして、
自分がなりたい「名詞」
からの逆算で、
必要な「動詞」を割り出し、

迅速な行動に移ります。

もちろん、
時には失敗や判断ミスも
あるでしょうが、

そんなときも、
PDCAを回すべく、
素早く検証・改善し、

次の行動に移るのです。

=====

まわりの人を見ていると、
理想とする「名詞」は
いくらでも出てくるのに、

そこに至る肝心の「動詞」
に対して、妙に慎重になる
人が多いです。

もちろん、
人は現状からの変更を
出来るだけ避けたいという
気持ちが働きがちであり、

一種のバイアスも手伝って、
積極的な行動を妨げる
場合があります。  

そんな守りの気持ちが
出てきた場合は、

「 敢えて動いてみる 」
というのも必要ですね。

ただし、
「 動かざること山の如し 」
という言葉もあるので、

『 現状打破の必要に
迫られたとき 』が、
動くべき時と思います。

=====

星野仙一さんの名言

『 迷った時は、前に出ろ! 』

私の好きな言葉です。

前に出る=動く=動詞です。

この動詞を常に意識して、
決定や判断の基準にしていけば、
皆さんの成功への確率は
飛躍的に高まると確信しています。

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