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#438【バンドワゴン=勝ち馬に乗るとは?】

【 バンドワゴン効果 】とは
「 勝ち馬に乗る 」
ということです。

バンドワゴンの語源は

「 パレードの先頭を
進んでいる音楽隊の馬車 」


からきています。

投資の世界では

「 市場において
勝ち続けている
物件に投資する 」

ということ
になります。

仕事や日常でも
このような場面は
けっこうありますよね。

=====

通常、プロ野球のファンだと
特定のチームを応援するのが
普通でしょうが

わたしの友人には
「 現在強いチームを応援する 」
という人がいます。

ここ2年間だったら
ヤクルトやオリックスを
応援している

みたいな感じですね。

これなどは、まさに
勝ち馬に乗る
典型的なパターンです。

だから
彼は、どのシーズンでも

つねに優勝の喜びを
味わえるのです(笑)

買い物でも
たくさん売れている

ブランドや定番を
買っておけば

まずは安心かも
知れません。

この心理は、行動経済学の
「 損失回避性 」が
働いているといえます。

https://note.com/kt6211/n/n1bb121b105f1

お客さまは
「 累計販売数ナンバー1! 」
とか
「 ご利用者数1番! 」
などのフレーズに
影響を受けます。

「 食べログ 」や
「 ヤフオク 」などの
評価コメントも

同じような効果が
あるでしょう。

とくに日本人は
保守的な傾向があるので

評価の裏付けと
実績がある

安心・安全な
商品やサービスを
好む人が多いのです。

また
TVのバラエティ番組でも

今も、さんまさんや
ダウンタウンが
第一線で活躍して

長く安定した人気を
得ているのも

本人たちの実力は
もちろんのこと

バンドワゴン効果の
影響も大きいと思われます。

=====

現在のように
環境や流行の変化が激しい
世の中にあっても

安定して売れているモノや
サービスが強いことに
変わりはありませんが

人々のライフスタイルや
考え方、価値観が

かつてよりも
多様化してきているので

必ずしも
バンドワゴンだけに

人気が集中している
わけではありません。

ニッチなモノやサービス
ヒトや娯楽などに

思わぬ人気が
集まることも

今の時代は十分に
起こりうるのです。

それは
たとえば、かつては
情報収集の手段が

TVやラジオ
雑誌やクチコミなどに
限られていましたが

現在は、それらに加えて
ネットやSNS
動画サイトなど

多彩な情報収集の手段を
選ぶことができます。

ニッチでレアな情報も
いぜんよりは
入りやすくなっているのです。

なので
「 強いモノだけが勝ち残る 」
ような世の中とはいえ

いわゆる
マイノリティな考え方や
価値観も

認められやすく
なってきているのです。

=====

バンドワゴン効果の反対は
アンダードッグ効果です。

かつては
負け犬のような意味合い
でしたが

今は
「 判官びいき効果 」
と表現されます。

バンドワゴンと
アンダードッグ

この二つの要素を
理解し、うまく活用することで

商売を行なう上での
マーケティングを考えていく
のがよいでしょう。



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