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運動不足にお酒と肥満と睡眠不足

体重が減りません。原因はお酒です。

デスクワークで一日中ほとんど椅子に座ってパソコンに向かっているだけで、動くのはトイレに行くときだけ。昼休みになっても空腹を感じないので、朝食は食べないか、食べたとしてもカップスープにクラッカー2枚程度にしています。

通勤は車で往復しているので、一日平均で2000歩程度しか歩かない。運動不足はよくわかっていますが、運動するのは億劫、でもこれ以上の肥りたくない。それなら摂取カロリーを減らすしかない。

昼食は会社で纏めてオーダーする仕出し弁当なので、調整が難しく、ご飯を半分程度残すだけしかできません。

夕食では炭水化物は極力摂らず、白菜、えのき、もやし、豚肉、人参などをいれた鍋に「プチっと鍋」で味付け、または、キャベツともやしの野菜炒めに卵を絡めたものなどを食べています。

これで終われば良いのですが、なんだか物足りなさを感じてしまい、お酒を飲んでしまうのです。

ビールの350cc缶はすぐに空になり、ここでまた葛藤しますが、直ぐにGo!の内なる声が掛かり、焼酎やウィスキーや日本酒の第2ステージが始まってしまいます。

つまみはできるだけカロリーが低いものということで、焼き海苔かタラの干物を食べますが、もっとしっかりした噛み応えが欲しくなり、柿の種などのスナック菓子に手が伸びます。

スナック菓子までいくと、第3ステージが始まり、「お米食べてないから大丈夫。」と納得、あまり葛藤もなくお酒のお代わりをしてしまう。

映画やドラマに没頭していれば飲みたくなることもなくなるかと思いきや、ウィスキーやワインを飲んでいるシーンを観ると脳のある部分が刺激されるらしく、映像をポーズにし、お酒を取りに立ち上がる。

頭がおかしいのか。食べているシーンを観て何か食べたくなることはなく、ラブシーンを観て、もよおすことはないんだけど、お酒のシーンには飲みたい願望が疼いてしまうのです。

これではいかん、とたまに頑張ってお酒を飲まずに何とか食事を終え、早々にベッドに入りますが、そうなると今度は眠れない。

眠れない、と思うと益々目が冴えてしまい止めどないことが次から次に頭に浮かび、眠りに落ちることができない。寝ているような起きているような、ちゃんと眠れていないのは確か。

歳をとると眠れなくなる人が多い様ですが、寝るためにお酒を飲む習慣がついてしまうと、今度はお酒無しでは眠れなくなってしまう。

お酒は本来、お酒自体を楽しむか、お酒を契機に一人で色々考えたりとか、皆でわいわいと楽しい話題に花が咲くか、いろんな飲み方がありますが、眠るためのお酒は要注意ですね。

太ってしまうけど、寝不足が解消できるなら未だいいけど、お酒無くしては眠れない癖がついてしまうと、眠ることよりお酒を飲むことが目的となって、少しのお酒では眠れなくなってしまう。

痩せたい、お酒やめたい。眠りたい、お酒飲みたい。飲んだら痩せない、でも眠れる。眠れなくてもいい、太らなければ…、どっちを望むのか。

こんな究極の選択を突き付けられるのは普通じゃないですね。

毎日適度な運動をして、適度に疲れて、適度に食欲があって、ぐっすり眠れる。もう何年もこんな生活をしていません。定年退職して生活改善に挑戦して勝利したものがこの健全な生活を手に入れられる。

でも、寝坊ができる環境にあると、毎晩だらだらと飲み続けてしまう様な気がします。その内身体を壊して、このただれた生活から卒業を強いられるのかもしれませんが。

ある意味アルコール依存症なのかもしれない…。やっぱり運動か。なんとかしなければ。



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