![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120399384/rectangle_large_type_2_0414afc4659657f009fc8b694ab5e75c.jpeg?width=800)
10月はこんな本が出ました!
[休み時間シリーズ]
休み時間の感染症学
![](https://assets.st-note.com/img/1698736180297-DZkf8tD4lM.jpg?width=800)
[休み時間シリーズ]
休み時間の感染症学
齋藤紀先・著
◎288頁・A5判・定価2420円(税込)
【購入する 】
本当にやさしい感染症学の入門書!
感染症学のエッセンスをまとめたサブテキスト。写真・イラストをカラーで豊富に掲載。重要語句を赤・青・緑・紫など内容ごとに色付けしているのでわかりやすい。問題演習で国試対策もばっちり。教科書よりもわかりやすい!
色と光の科学 物理と化学で読み解く色彩の起源
![](https://assets.st-note.com/img/1698736188011-81fl3F1jel.jpg?width=800)
色と光の科学 物理と化学で読み解く色彩の起源
小島憲道/末元徹・著
◎192頁・A5判・定価2860円(税込)
【購入する 】
色と光の素朴な疑問を、物理と化学の視点で読み解く!
金属はなぜキラキラしている? 3Dメガネのしくみは?
色と色彩に関することがらを物理と化学の視点から読み解く、面白くてためになる一冊。東大での講義をもとに、物理と化学の専門家が書き下ろした。
あとがき——「ノーベル賞2023」
今年2023年には、ノーベル物理学賞が「アト秒科学」の研究に、ノーベル化学賞が「量子ドット」の研究にそれぞれ授与されました。特に量子ドットの研究は、物理学の一分野である量子力学と密接な関係にあります。最先端の研究の世界では、物理学と化学という2つの分野が、従来の境界を越えて密接に関わり合っているのです。
こうした学問分野の境界を越えた受賞は、これが初めてではありません。たとえば2020年には、「ゲノム編集手法の開発」にノーベル化学賞が贈られました。これは、生理学・医学の部門で受賞していても不思議ではない研究です。
学校の教科書では「物理」、「化学」、「生物(生理学・医学)」は明確に別々の科目ですが、現実の研究の世界では、これらの分野の境界が交じり合いつつあります。私たちの世界が抱える問題や謎は、「物理」や「化学」や「生物」といった既存の枠に収まるものではないからです。真に画期的な発見をするためには、学際的な協力や知見の広さがいっそう必要になっていくでしょう。
私たちもオープンマインドを持ち続け、さまざまな分野への好奇心を失わないようにしたいものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?