マガジンのカバー画像

人と組織を考える

613
人々が同じ目的を追求するとき、力を合わせて働くために、どのような形のグループとして結集すれば、一人ひとりが生き生きと活躍し、グループとして大きな成果が出せるか? これを考えること… もっと読む
運営しているクリエイター

2022年12月の記事一覧

評価は納得感(2)

前回は、「評価というのは、結局納得感があるかどうかである」ということについて考えました。…

評価は納得感

先日、経営者複数人とお話をしていて、人事評価による評価結果の決定について話題になりました…

『赤と青とエスキース』 - アートは人生の一里塚

この記事では、青山美智子さんの『赤と青とエスキース』を読んで(聴いて)、「アート」は人生…

JazzとHipHopで『アート思考』を学ぶことができると言い張る理由

沈みかけた船にしがみつく中枢の人々の思考 かつての高度成長時代の日本において、物質的な豊…

GAVI
1年前
41

施策の効果の大きさを時間軸で考えてみる

2023年度与党税制改正大綱が決まりました。その中で、貯蓄から投資への流れを後押しする目的の…

人口減少の今後を考える

12月14日の日経新聞で、「米中のGDP逆転せず ゼロコロナ余波、日経センター予測」というタイ…

「アート思考」でワクワクした未来への事業プランを創る

この記事では、ビジネスパーソンが、「アート思考」を用いて、ワクワクした未来のための事業プラン創出にチャレンジしたことについて書いています。 「アート思考」で事業プランを創る講座 私は、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科において、「アントレプレナーシップ」の講座を担当しています。この講座では、「アート思考」を用いて事業プランを創ることにチャレンジしています。 ここでいう「アート思考」とは、現代アートのアーティストが作品を制作するときの思考、即ち「自らの関心・興味に基

逆境で生まれた新しい音楽

この記事では、ジャズピアニストの上原ひろみさんが、コロナ禍の間に続けてきた「SAVE LIVE MU…

パワハラ加害者にふさわしい懲戒処分とは【氷見市事件・最小3令和4年6月14日判決・労…

近年、パワハラ加害者に対する懲戒処分のあり方で難しい判断を求められる事例が増えています。…

リアルなコミュニケーションがとれるセンス

先日、ある企業様で10人ほどの方を対象にワークショップを実施する機会がありました。現地にて…

結果としてのエンゲージメント

先日ある企業様で、「自社でもエンゲージメントをテーマにした取り組みを行うべきだということ…

Googleの新規事業を考えるワークで、アーティスティック・インターベンションを理解す…

この記事では、MBAの講義で行った、 Googleの新規事業の提案を通じてアーティスティック・イン…

大学非常勤講師の「10年超え」無期転換ルールを制限した裁判例【専修大学(無期転換)…

労働契約法18条は、通算5年を超えて労働契約が更新されることになる有期契約労働者に対して、…

社員構成の未来を想定する

先週から、日経新聞で「少子高齢社会の実像」というタイトルで、経済の考察が連載されています。日本の人口減少や少子高齢化の特徴を説明したうえで、経済成長、格差、貧困にもたらす影響を議論し、どのような政策が考えられるのかを考察するものです。 12月6日の記事を一部抜粋してみます。 経営学者のピーター・ドラッカー氏は、人口構造の変化は予見可能なものだと指摘していました。書籍「イノベーションと企業家精神」では、次のようにあります。 そのうえで、ほとんどの組織はそのことに対応できて