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スピーチにアドバイスを欲しい #10(音声と、修正と)

2月に10分スピーチをするのですが
悩み中の30代サラリーマン kskです


全体の流れはできたのですが、
「短めのキーフレーズ」
「タイトル」
他、細かいところが、未定…

文字と向き合っても、なかなか思い浮かばないので
声に出してみて修正していくことにしました。

原稿読んでる感は仕方ないですが、
今は喋る練習や暗記よりも、原稿作り!
現状で、喋ると時間は約10分になりました。


下記は文字原稿です。

感想やアドバイス、ご指摘等あれば是非とも、
よろしくお願いします!

あなたに、届く内容にしたい

ーーーーーーーーーーーーー

自分は、親だから。
自分がやりたいことがあっても、
それは我慢して、諦めて、
子供の為に、家族の為に、精一杯頑張るべきだ。

…それって、本当でしょうか。

数年前。
私は、親だから
我慢が当然で、それが責任だ
そう思っていました。


社会人となり、結婚して、親となれば。
当然のように生活がガラッと変わりました。


妻は育児で、自分の時間も一切無く、
本当に頑張ってくれてる…
だから
もちろん、父親の自分が
やりたいことなんか、やってはいけない
家族の為に、我慢しなければならない


職場では、上司の話を聴いて。

客先では、顧客の話を聴いて。

後輩の愚痴を、精一杯聴いて。

家に帰れば、育児に疲れた妻の話を聴いて。

休日は、子供達の話を、
遮らずに精一杯うなづいて聴いて。


それが親の、責任だ。


…そう思いながら、
頭をよぎる、思いもありました

…自分は、自分自身は。
どこに行ったんだろう


自分って、別に、いらないんじゃないか。


自分の話したい事や、想いや、心は、
自分の感情や、自分が表現したいことは、
自分の人生は
どこに行ってしまったんだろう…


でも。

それが社会人で
それが父親なんだ。

そう思ってました。


そんなある日。
とある方から、こう言われたんです。


「大人が楽しそうにしてないのに
 子供がやりたいって思えるわけないだろ」



…衝撃的な、言葉でした。
自分は、楽しんでは、いけないと思ってたから。

話は続きました。



「辛そうな自分の姿を見せて、死んだ目をして
 子供には、やりたいことをやってほしい?」


「子供は思ってるよ、大人って大変そうだって
 大人には、なりたくないって」


「子供の将来の為に、我慢に我慢を重ねて
 子供に『やりたいことをやれ』って言うよりも」


「大人の自分が、やりたいことをやってる姿を
 『人生を楽しんでる姿』を、見せるんだよ!」


「子供は、親の教えるようには育たない
 親の、やっているように育つんだ」



ガツンと頭を殴られたような衝撃でした。


家族の為 子供の為 子供の将来の為、
「子供に苦労をかけたくない」
それが、父親の責任だ…と思ってたのに

親の自分が、子供達に
「将来には苦労しかない」って
自分の背中で見せつけてたのか…


子供は、親のやっているように育つ
という言葉。


有名な宮沢賢治も、
貧しい人々に尽くすその姿勢は、教わったものではなく、
母親の姿から、自然と身についたものだそうです。


アメリカの心理学者 サイモンズは科学的な視点から、
子供の性格の形成は、親の願いや言葉では無く
「親の態度」によって影響を受けると提唱しています。


やはり子供は、
親のやっているように育つらしいです


だから、きっと、
親の自分からなんだ。


「親の自分が、やりたいことをやろう」

そう考えると、さっそく、、
壁に当たりました。


「やりたいことを仕事にする」
「好きなことで生きていく」


2人の小さい子供と、育児に忙しい妻

自分が支えなかったら
家族は、どうなるんだろう?

…できるわけない

親がやりたいことをやるなんて
結局、キレイ事だ
だから実際に皆、目の前の仕事を頑張ってるんだ

そんな話を、つい
同じセミナーで出会った仲間に話した時。
こう言われました。

「必ずしも仕事じゃなくても、良いと思うけど」

って

仲間と話していくうちに、

「仕事を大きく変えたり、生活を一変させたり、
 家族皆で、生活をかけて、
 大きな挑戦するようなことじゃ無くても良いよ」

「自分が『やりたい』って思うことを
 素直に楽しんでる親の姿、
 親の笑顔とか、親の真剣な背中を
 見せられればいいんじゃないか」


…たしかに。

それこそ、趣味でも良い。

休日に子供と遊ぶのは、大切だけど…
それが全てじゃない
サラリーマンとして家族を守りながら、
できる時間に、
全力でやりたいことをすればいいんじゃないか



…私にはやりたいことが、あったんです


大学時代に、
ダンスサークルでダンスをしていました。
ダンスが、好きでした。

けど、社会人になると同時に住む地域も変わり
ダンスをやる仲間や、機会や、時間もなくなり
ダンスをすることを、諦めていました。


ダンスを、したい


今からダンスを…


いや、でも自分はもう、30代半ばだ。


無理だろ



って、思うと同時に、

でも。
やっぱり「やりたい」

そして、
ダンスなら、自分がやっている姿を、
子供達に見てもらうことも、できる。

やりたいことを、やっている親の姿を
見せることもできる

やっぱり、
親の自分が、やりたいことをやろう。



…でも。

決意をしたはいいもの。


実際にやろうと思うと、たくさんの壁があり
なかなか前には進めませんでした

いざ、
ここに行こう!っていうダンススクールが
見つかったときは。

…妻に言い出せなかった


日曜の夕方のレッスンだったので。

妻に、どう思われるだろう。

平日や、夜中ならともかく、
日曜日の夕方は、家族の時間。

自分がいないと運転手もいない。
自分がいないと、
父親がいないと…

そんな中
勇気を持って、いざ話した時のこと


妻は、 
「あー日曜日か…」
沈黙がありました。



自分は、
(あー。だめだ。どうせ無理だ。諦めよう)
そう思って、


「やっぱいいわ、諦める」
って、言おうと思った時。 


向こうでブロックで遊んでた、
当時、幼稚園の娘が。
得意げに笑って、言ったんです

「やったらいいんじゃない?
 だってお父さんは
 やりたいことをやりたいんだもんね!」


えっ… って
固まりました。

娘に、そう話したことはない。
そう教えたこともない



でも

子供って
よく見てるんですね
よく、聴いてるんですよ


たぶん、娘は。

我慢してるのを、隠しても、わかってる


そして自分が好きなことをやっていれば、
この子はきっと、分かってくれる


だから
きっと伝わる
いや「伝わってしまう」からこそ

「親の自分が、やりたいことをやろう」って

娘がそう、教えてくれました。


そして心から話し合うことで
妻も、理解してくれ、前進することができました



壁なんて、
ただの思い込みだったのかもしれない

そう思って、前向きにいざ、歩み出せば

世間には、冷たいリアルな壁がありました



30代の自分がダンススクールに行ってみれば。
想像してた通り、そこにいる生徒は
中学生や高校生。
先生も自分より年下。

生徒も不思議がる。
だって、自分の親と、歳が近いおじさんで。
ダンスの先生も、気をつかう。。

でもそのメンバーは幸いなことに
ダンスを通じて、
そう時間がかからず打ち解けることができました

けど
生徒の保護者の方々からは
いわゆる変な目で見られることが当然でした

「独身なんですか?」

「奥様よく許してくれましたね!」


ダンススクールで発表会があると決まった時も

「もしかして発表会、出られるんですか?」


…出ちゃダメなんですか?

って言いたくなりますけど

…それは仕方ない。。

12、3歳や17歳18歳に混ざって
30代のおじさんがいたら、もう保護者ですよね


それでも自分は、止めませんでした
素直に、ダンスをやりたかったし
そして、
子供に見せたい姿勢がありました。


「好きなことやって、いいんだ」って

なりふりなんか、構わなくても良い

周りの目なんか、気にしなくていい

大人になっても、何歳になっても、

好きなことを、自由にやって良いんだぞって姿を。

今、3月のダンス発表会に向けて
中学生や、高校生と共に
30代半ばの自分が、本気で練習をしています
それは、自分の為であり、
自分の子供達に、見せたいから。


子供の為に、
やりたいことも我慢して、
諦める。

それだけが、
親の責任では、ないのではないでしょうか。


子供は見ている。
親のやっているようにきっと、育つんです。

だから

自分と、自分の子供に為に
親の自分が、好きなことをやろう

中途半端にやれば、笑われて終わりだと思います
だからこそ、
やりたいことを、全力でやる、本気でやる
その意味がある
そう思います


…皆さんが、
子供に見せたい姿は、どんな姿でしょうか。


自分は、自分自身と、子供達の為に

まず親の自分が、やりたいことをやる姿を
真剣に楽しんでいる姿を、
子供達に見せながら、生きていきたいと思います。

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