海外大学建築学部に留学するまで③出願
こんにちは、tomokoです:)
この記事では実際にいくつかの大学への出願のためにしたことを書きます。
私とまったく同じ状況の人は少ないかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
海外大学への留学を決めるまでの過程はマガジンとしてまとめているのでそちらをご覧ください。
出願前の私の状況
日本の私立大学(学士)を卒業済み
日本の学部カリキュラムは英語で行った
1年間アメリカに交換留学経験有り
TOEFL/IELTSのスコアはなし
京都芸術大学の通信過程の建築コースでいくつか単位取得済み
その他建築やデザイン・アートの経験はなし
出願に必要なものー学校別
私が実際に出願した学校とタイムラインについてはサマリにわかりやすく載せています。このサマリに載せてる学校について書きます。
各学校によって出願に必要なものは異なりますが、大体は下記です。
学校によって、高校での成績や言語能力は指定があるので、きちんと確認しましょう。エッセイはひとつたたき台を作り、学校ごとに志望理由を変えたり、追加で指定された内容があれば編集して提出しました。
私が出願した学校それぞれで求められた提出物は以下になります。
University of Melbourne MArch (3 Year Stream)
・大学の学位(建築に関係ない学部でも大丈夫)、成績条件あり
・英語力の証明 IELTS 6.5
*私は学部をすべて英語で行い、卒業から5年以内(ギリセーフ)だったので、語学力証明は不要でした
・ポートフォリオ
・エッセイ
・建築の歴史、デザインスタジオ科目の事前履修
*これらは京都芸術大学でのシラバスを送り、条件を満たしているか確認しました
メルボルン大学に限らず、シドニー大学も英語力の証明は学部課程を英語で行ってれば証明として使えます。
ARCHIP
・高校の修了書
・エッセイ
・ポートフォリオ
・英語力はスコアがあれば提出、基本的に面接で英語力をみる
メルボルン大学に落ちてから、焦りが半端なかったので、本当は編入の条件も満たしていましたが、新入生として出願しました。編入の場合はポートフォリオのレベルが高くないと合格できないと感じたためです。
CEU San Pablo/ CEU Cardenal Herrera
・高校の修了書&建築コースの成績証明書
・エッセイ
・レジュメ
・(学校独自の英語テスト)
英語テストは受けるように求められることがある、との記載があり、ググってもどういうテストか情報がなくこわかったため、結局受けませんでした。
結局、どちらも面接がありそこで普通に会話できていればOKでした。https://www.uchceu.com/en/new-student/degree-admission-process-international
用意したものの詳細
エッセイ
エッセイは学校から書く項目が指定されている場合は従いましょう。
何もない場合は一般的な志望動機を書けば問題ないです。私が留学のためのエッセイの情報収集をしたときはTwitterでMBA出願の方の情報が多く、エッセイのブラッシュアップに○万とかけている方が多々いました。しかし、私はそこまで出したくないなーと思い、パートナーに見てもらい自力で仕上げました。
内容はプライバシーもあるので、今のところ公開予定はありませんが、もし需要があれば共有するかもしれないです(笑)
基本的には自分がどういう人間で、なぜその勉強をしたいのか、どうしてこの学校なのか、そしてその後何をしたいのかを書けば良いと思います。
ポートフォリオ
ポートフォリオは学校ごとに指定されたフォーマットに従いましょう。
作品数やページ数、目次ありなしなど細かく決められているのできちんと要綱を確認します。
ポートフォリオのレイアウトや中身はpinterestやyoutubeで検索して参考にしました。特にYouTubeの動画ではアメリカやUKの名門校に合格した人の作品が多数見れるのですが、高校生なのにレベルが高すぎてすごく不安になりました。。。
私は京都芸術大学で作った模型や図面をブラッシュアップして載せました。また、載せる作品は建築以外でも大丈夫です。デッサンの授業で描いた作品や、趣味でイラレで描いたデジタルイラストも載せました。
ARCHIPの場合、出願者のことをよく知るためにページ数いっぱいに作品を載せるように書かれていました。結局私はそこまで多くの作品がなかったですが、建築作品・デッサン・デジタルイラストのほかに写真も載せました。写真はiPhoneで撮ったものと写るんですで撮った街並みや風景、自然の写真を取り上げました。写真の技術というより、「この人はどんな景色やものを残したいと思うのか?何を美しいと思うのか?」を伝えるために載せました。
レジュメ
レジュメはCEUのみ求められました。高校生の場合は学校の履歴と課外活動などを書くようです。私の場合は学校と職務履歴、学生時代のインターンのことを書きました。あとは会社で得たスキルなど。とにかくアピールできることは書く!という意気込みで作成しました。私の中でスペインの人って結構クリエイティブな印象があったので、レジュメのテンプレートは課金して、クリエイティブだけどちゃんと真面目さもあるような感じで仕上げました。
英語力のスコア
スコアメイクは時間がかかる場合がほとんどなので早めに準備を始めましょう。私はお金を節約したい気持ちと、ブランクがあるから速読とかライティングで高得点を取れないかもしれないけど、授業についていけるほどの英語力はあるんじゃないかと思っていたので、できればスコア取りたくないな〜と思っていました。まったく参考にならずに申し訳ないです。。。
もちろん、今回はたまたまスコアメイクしなくていい学校が候補に残っただけで、必要であればテストを受けるつもりでした。
TOEFLやIELTSは一回がすごく高いですが、Duolingoであれば比較的スコアこ取りやすく圧倒的に安いので、時間的に余裕がない場合はDuolingoを採用している学校か交渉するのもありです。
また、私はヨーロッパの非英語圏の学校も多く探しましたが、アメリカやUKの学校に比べて英語の条件が低いため、短期間でもスコアメイクしやすいかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
正直ポートフォリオやエッセイは実物がないと参考にならない部分が多いかと思いますが、需要があれば限定公開します。
もしそれぞれのプロセスで気になることがあれば質問ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 サポートくださったお金は留学の資金として使わせていただきます。