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生活の中でポンっと浮かび上がる、私の考えや思いを綴るノート。 #言葉の力 #言葉の世界…

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生活の中でポンっと浮かび上がる、私の考えや思いを綴るノート。 #言葉の力 #言葉の世界で #児童発達支援 #療育

最近の記事

そんな夜。

考えが多い夜 眠たくない夜 四角の光を眺める夜 目を瞑りたくない夜 水の音が聞こえる夜 息が不安定な夜 連絡をしたい夜 誰かを求める夜 ぽっかり空いた夜 寂しい夜。

    • 自分が分からなくなったら本屋さんに行けばいい。

      久々に本屋さんに行った。 本屋さんにいくためにショッピングモールに出向いたわけではないのだけれど、 買い物が終わったあと、そういえば上司がおすすめしてる本があったことを思い出して、 まあとりあえず探してみようかと思って。 本屋さんに入るときの、本の香りに包まれるあの瞬間が、なんともいえなくとても好きだ。 (あー、この感じこの感じ)なんて酔いしれながら、目的地に向かう。 全然ない。 まあええわーって思って、でこぼこ整われた本たちの名前を、追いかけていく。 不思議なことで、本

      • 人のぬくもり

        ベッドにもたれて、本を読んでいた。 本にちりばめられた言葉たちが、 あまりにも柔らかくて懐かしかったから、 人のぬくもりが欲しいと思った。 背中にあるベッドに、 愛する人が眠っているなら、 どんなに心地いいだろう。 ゆっくり目を覚まして、 本を読んでいる私の頭を さらっと撫でてくれるなら、 どんなに満たされるだろう。 愛する人のぬくもりが 欲しいと思うのは、 愛する人のぬくもりを 知ってしまっているからで、 もし私がそれを知らなかったら、 欲しいと思わないのかな? なんて思い

        • 自分は一体、なんなんだ

          結局、分からなくなることだらけだ。 みんなそれぞれ、異なる特性を持っていて、異なる環境の中で生きている。 全く一緒の特性を持っている人はいなくて、全く一緒の環境の中で生きている人もいない。 自分はどんな特性を持っているかな。今自分はどんな環境に置かれているかな。 どんな過去を生きてきたかな。どんな未来を生きていくのかな。 明確な役割分担のような枠組みがあると安心し、すべきことは全て計画的に行い、視覚的に分かりやすいように表にすることが多く、常に不安で、その不安は「自分は

        そんな夜。

          感情消費

          最近、人間関係で感情消費することが多い。 まあ、人生なんてほぼほぼ、人間関係での感情消費で成り立っているんだけれど。 改めて学んだのは、「一緒に悩んで、考えて、答えを出さなければならないな」ということ。 私の性格上、一人で悩んで考えて、結論を出して、相手に伝えるということが多くて、それではダメだなと感じた。 「こんな問題があるんだけれど、どうやって解決していこうか?どうすればいいと思う?」 一番時間がかかることなんだけれど、これが一番、誰も傷付かずに済む方法なんだと思う

          感情消費

          心を開く

          『感性を磨くと、心が開いていく。』 私が土曜日に講師をしている学校の、美術の先生の言葉。 授業が終わって、美術室で美術の先生や他の先生たちとお昼ご飯を食べているときに、先生の絵についての話になった。 「先生が描いた絵を見たんですけど、何を表しているのか全然分からないです。」と言うと、 「感性を磨けば、見えてくるよ。」と先生はおっしゃった。 どうすれば、感性を磨くことができるのか聞くと、 「作品と対話をする。  何を表しているのかを考える。  作者の話を聞く。  数多

          心を開く

          私らしさとは

          良かれと思ってしたことも、 他の人には傷になったりすることがある。 それを身をもって経験してしまった。 「多種多様の価値観の受容」が今の私に一番必要なことだと誰かが言った。 今回の問題で、それを直に思い知った。 人それぞれ価値観は違う。 考え方も、やり方も、やりやすさも、受け入れ方も。 私は、私なりの解釈をしてしまうことが多い。 一種の思い込み。 そこでズレが生じる。 そのズレが、大きな問題に繋がる。 人間関係にヒビを入れてしまった。 傷を残してしまった。 全ての過去の言動

          私らしさとは

          それでも生きるために

          今日がすごくしんどくなることがある。 1秒後がとても怖くなることがある。 心も体も壊れてしまいそうなことがある。 生きることがすごくすごく辛くなることがある。 人はどうして生きているのか。 どうせ終わる人生、 こんなにも辛いのにどうして生きるのか。 何のために生きるのか。 なぜここまでして生きようとするのか。 こんな考えに浸ることがある。 『終わらせてしまおうか』なんて考えが、頭と心を埋め尽くす。 なのに、 そんなときでも、スーパーに行き、食料を買い、料理をし、ご飯を食べる

          それでも生きるために

          こんな空で

          久しぶりに見上げた空は、 息が止まるほどに綺麗で広かった。 よく空を見る方ではあるけれど、 ここ最近はずっと見ていなかったなと、 このときになって気付いた。 空を見ない日が続いているときは、 心に余裕が無いときだと、 あまりにもよく分かっているから、 久しぶりに見た空がこんな空で、 本当に良かったなと、 心から思った。

          こんな空で

          明日は。

          ここ最近、仕事でもプライベートでも、 うまくいかなかったり、思い通りにならなかったり、やらかしたりで、 自分を責めてばっかりで。 毎日毎日何事もなく終わるなんて、甘い考えで。 適当にしても、気が緩んでいても、うまくいく日はあって。 どんなに一所懸命しても、緊張感を持っていても、うまくいかない日は必ずあって。 そんな「うまくいかない日」が続いても、また何事もなく終わる日はくるから、 心を改めて前を向かなければならないのだけれど、 ちょっと、今はそれができそうにないから、 責める

          明日は。

          「進む」と「止まる」

          父と娘が自転車を漕いでいる。 娘の自転車練習をしているようだ。 父が、「止まったらあかん!止まったら練習にならへん!」って言っている。 どうして止まったら練習にならないのか、不思議に思った。 止まってもまた進めば良いし、止まることも練習なんじゃないかと、 そう思ったよ。 なんかさ、全てにおいて、 進むことも大事やし、止まることも大事よなぁと、 改めて感じた、とある光景やったよ。

          「進む」と「止まる」

          書くことが好きで。

          私は、私が書く文章が、好きだ。 私は、私が文章にのせる言葉たちが、とても好きだ。 誰かは、「ん?あまりにも抽象的じゃない?」って思うかもしれないけれど、 それでも私は、その幅があるからこそ広がる考えとか思いがあって、好きだ。 私の考えとか思いが、いつも抽象的だから、私が書く文章にもそれが滲み出て、 そういうところが私らしいと思うから、好きだ。 長らく、文章を書かなかった。 だから、書きたくなって、いざ書こうと思ったのに、なかなか書けなくて。 それって、すごくもったいないと

          書くことが好きで。

          ぼやけているから

          月がぼやけた夜だった。 はっきりと見える空が好きで、 はっきりと見える星が好きで、 はっきりと見える月が好きなのに、 ぼやけているから好きだと感じることがある。 それが、今夜、この時間だった。 私の中にぐるぐる回る考えそのものが、とてもぼやけていて。 それは、抽象的で大まかにしか考えることができていないという証拠かもしれない。 『私は「これ」について、はっきりとした考えを持っている』と思っていたことも、 いざそれについて述べようとした時に、上手く言葉にできないことが多

          ぼやけているから

          書きたくなるような

          「秋」という秋の「季節」は来なかったけれど、 秋の「香り」はちゃんとやってきたなぁと思った、ある日の朝。 今この瞬間を日記に残しておきたいなんて、 感性溢れる思いがぽんっと現れて、 「あの頃」は毎日書いていたのに、 今はどうしてあまり書かなくなったのかなぁという疑問が頭に浮かんだ。 その答えはすぐに、さらっと吹き抜けた冷たい風が囁いてくれた。 あぁ、私はあの頃、辛くても幸せでも、 日記を書きたくなるような日々を送っていたんだなぁと、 その時は気付かなかった「素敵な一瞬」

          書きたくなるような

          本の虫になりたくて

          親が絵本をたくさん与えてくれたおかげか、幼い頃から好んで本を読んできた。 特段、本に魅了されたきっかけは、小3の時にクリスマスプレゼントでもらった「ナイチンゲール」。その後、少年探偵物語である「パスワード」シリーズとの出会いで、本の世界にどっぷりと浸かった。 「本の虫」という言葉と初めて出会ったのは、中学の国語時間だったか。 自然いっぱいの環境で育っても、虫は苦手である。蚊ですら手でやっつけることもできない。 だから「本の虫」という言葉自体は受け入れ難かったが、そう呼ばれた

          本の虫になりたくて

          手紙

          朝の冷ややかな風、見たことのある景色、雨上がりの香り、あの頃よく聴いていた音楽、くすぐったくなるような空気。 日常の中で当たり前のように出会うひとときに、胸がぎゅっとなる懐かしさが詰まっていて、それが幸せな思い出であれ辛い思い出であれ、温かい。 そしてそのとき、無性に「あ、手紙を書きたい」という衝動に駆られることがある。特別何かを伝えたいわけではないのだが、この温かい懐かしさとやらをお裾分けしたくて、会いたい気持ちを乗せたくて。 大抵、書きたい相手は自分にとって大切な人