ファンにも色々いる
どんな人間でも、何かを表現した時には「ファン」もつけば「アンチ」もつく。
もうそれは明らかな話ですよね。
全員から好かれるのは不可能です。
例えば全員に好かれだしたとしても、「なぜこいつだけこんなに好かれているんや!」と嫉妬するタイプはいます。
好かれている人間が嫌い。という思考もいます。
つまり何が言いたいかって言うと、
その人自体ではなくて、その人の結果に対して感情を向ける人間がいるって事です。
だって好かれている人間の事が嫌いなタイプの人には、その相手の人格や気質やらには全く関係ない因子で嫌っているのですよ。
という事で改めて言いますが、みんなに好かれるという状況は叶う事はありません。
と、いう事でみなさんもそろそろ自分を嫌う人間が確実にいるという事を覚悟しましょう
ただ、逆に言えばどんな人間にも「ファン」はつくものです。賛同するもの、共感するもの、感謝するもの、応援するもの、多岐にわたるものです。
もし全員から嫌われているとしても、その状況になると
「みんなに嫌われて可哀想。支えてあげたい」と考えるタイプも世の中にいますし、先ほどとは逆で「嫌われている人が好き」という思考の人も世の中にはいるんですよ。
大事なのはそういう思考の持ち主がいるって事を知っているか否かでしょう。
という事で、何をやったって
どう生きたって
「ファン」 も 「アンチ」 もつきます
ならば、自分らしく生きた方がいいと思うんですよね。
ただ、今日はその「ファン」に気を付けてほしい事があるという話をします。
ファンは確かにあなたを承認するような人でしょう。認めてくれる人です。
仕事している人は、それが「顧客」であったり「常連」だったり、「指名してくれる客」やったり、クライアント様やったり、それこそ純粋に「好き」でいてくれる相手であったりと、様々でしょう。
友人でも、親戚でも、家族でも、恋人でも、あなたのファン(包括的にな意味で)はいるでしょう。
*ファン=応援・共感・賛同・心配など、あなたに注意を向けてくれる人間。と定義します
が、このファンには大別して2種類います。ここ絶対におさえてください。
①あなたの能力に対してのファン
②あなたの存在に対してのファン
です。
例を出します。あなたがミュージシャンとします。
ミュージシャンが曲を出していく過程で、ある時に曲調を大胆に変更したとします。
その際に、「昔は良かったのに。前の曲調の方がよかった」と平気で言うのが①のファンです。
つまりそのファンは、ミュージシャン自体ではなくその曲に対してのファンなんです。だからこそ、傾向が変更した際に自分の欲望をぶつけてくるのです。「なんなん、今の曲。どうしてもうたん!?最悪になったわ」という感じで、責めてくる事もあります。
これは、実際はあなたのファンと呼んでいいのか難しい所なんです。
確かに曲への賛同はあるが、あなた自身には興味がない恐ろしさも秘めています。
①のファンは、あなたにではなく、自分にとってどうか?という利己的なジャッジをしています。
では、②のタイプのファンです。
②のタイプは、曲の傾向が変更されてもずっと見守るでしょう。なぜなら、あなた自身のファンやからです。
「きっと、こういう曲がやりたかったのかな(⌒∇⌒)」と、
あなたという人間の判断を尊重するのですよ。つまり、どの曲であろうがあなたが曲を創るという事へのファンなのです。
ここ、履き違えるとあなたは苦しんでいきます。
①のファンに注意を向けすぎると 最悪、死にます。
もしも①のタイプの言う事に左右されたとしたら、あなたは泥沼にはまるでしょう。
これから①のファンの評価をずっとずっとずっと、気にして生きていく事になる。
この曲なら大丈夫かな? いや、これの方が昔らしい? 分からない。何が良かったんやろう? また否定されるかも。。
と、あなたの思考は他者で埋め尽くされる。
でもその間に①のファンは、自分の事しか考えていません。あなたが、苦しんでもがいている事なんて関係のない事として生きています。
最悪の話、そのミュージシャンが苦しくなって自殺したとしても
①のファンは「また新しいアーティスト」を探すだけでしょう。
自分のファンやからって、自分を好いてくれるからといって
絶対に間違ってはいけない事がある。
あなたという人間に興味があるか、ないか です。
言い方を悪くすれば、あなたの能力が自分にとって都合が良いからという理由で利用している可能性もあるって事です。
それは、あなたのファンなんではなくて、利己的思考の人間なだけなんです。
それが、あなたのファンのように見えてしまう恐怖です。
なのでね、やはりね
人の目を気にせず、自分のやりたいように生きる事です。人の評価に左右されてたら、自分を見失う。
大丈夫。
必ず、あなた自身を好いてくれる人間がいます。
あなたがどんな判断をしようが、どう生きようが、どんな過ちを犯そうが
ずっと、あなたの事を見守る人がいます。
その人は誰か?を見極めるためにも必要なのは
あなたという人間を全力で表現する事です。
建前を言うあなたでは、それが分からない
お世辞ばかりのあなたには、見つからない
本音で生きて、正直に生きるから、本当の敵も味方も見つかるんです
つまりは、自分の生き方が人間関係を決めているんです
やっぱり、すべては自分の責任です。
それでは良い1日を(*^^*)
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