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そもそも戦闘モードにさせない事

扁桃体っていう脳の部位があります
俗世間で
人間にとって快、不快に反応する感情的な部位として有名

扁桃体

このイラストにあるように
不安、恐怖、怒り、悲しみ、恨みなどなど
そういった人間の感情が想起されたら
扁桃体が
ストレス信号を脳に伝達して
脳がそれを受け取り
その後、
ストレス反応に切り替えるのか?
の判断が前頭前野などに託されるのです

敵らしき対象が確認され
それに対して戦闘モードに入るかどうか?

その末端で司令塔に連絡するのが扁桃体
司令官率いる参謀本部が前頭葉

で、前頭葉が
よし!ストレス確認!
って判断すると
HPA軸⚠が作動して
ストレスモード
つまり
戦闘モードに突入します

HPA軸

動物で言えば
ダッシュで逃げるか
牙むき出して襲うか
という状況

エヴァで言えば

パターン青、使徒です!
エヴァンゲリオン、発進!!
の状況\⁠(⁠ϋ⁠)⁠/⁠

つまり
交感神経バリバリのストレスモードですわ

交感神経は戦闘モード

でね、
固い話で始まりましたが
何が言いたいかってね

前頭葉を普段からしっかり使ってないとね
扁桃体からの情報で
すぐにストレスに突入して
交感神経優位になって
戦闘モードになってるってことです

そらしんどいわ
動物で言えば
ずっと逃げるか戦うかをやってる状況やねんから
そら身がもつわけないんです⁠‾⁠▿⁠‾⁠

扁桃体ってのは
常に我々にとって
ストレス(外敵)となりうる危険因子を
伝えてくれるのが仕事なので
別にええんですよ

問題はその伝達をもらう側の司令塔
参謀本部ですよ

本当にその因子が
敵なのか?
ストレスモードになるべきか?
交感神経有意にすんのか?
戦闘モードなのか?
という判断をする部位ですよ

ここを鍛えるのが
知識、経験値、学びから来る
思索です

秩序立てて考えを進めること。
物の道理をたどって考えていくこと。

思索とは

鍛えるって言うと筋肉のイメージがありますが
脳も鍛えないといつまでも
ブニブニとかガリガリで
使い物にならなくなります

態度が悪い定員さんにすぐにイライラしたり…
人の言葉の文脈を類推せずに
邪推して誇張して捉えたり…
自分の思い通りに進まずイライラしたり…

まあすぐに喜怒哀楽が想起されてる者は
まだまだ扁桃体のコントロールができとらん証左です

こうやって脳神経学がわかってくると
感情的で喜怒哀楽のまま生きる者が
如何に前頭葉を使用していないか
または
鍛えていないか
がわかるんですよね

筋肉とかのプロポーションってのは
視覚的にわかりますよね?

モデルさんのような体型なら
その裏でどれ程の覚悟があるか容易に想像できます

引き締まった筋肉をもつメンズなら
その裏でどれ程の意識があるか容易に想像できます

あぁ、普段から鍛えてるんやなぁ(⁠ ̄⁠ω⁠ ̄⁠
とね

が、
脳の中は目には見えないんですよ
やから厄介でもある

やからこそ
脳神経学の視点が必要なのです

脳ってのはみんな一律じゃない
どの部位を特に使って生きてるか?
は、本当に個人によります

すぐに威圧してブチ切れて生きてる者と
いつも穏やかで冷静に大局を見る者と
使ってる脳部位は
全く違います

ってことで
普段から每日每日每日每日
様々な事を考えて生きている者程
戦闘モードを避ける事ができるって話でした

怒って
暴れて
喧嘩してっていう暴力なんて
誰でもできる

そもそも
戦闘にならないように
もっていけるのが
頭の良さでっせ⁽⁠⁽⁠ଘ⁠(⁠ ⁠ˊ⁠ᵕ⁠ˋ⁠ ⁠)⁠


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