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成長ってほんまにいるん?

ナムジュン・パイクという韓国生まれ
アメリカ合衆国の美術家の言うことがおもしろい。

60kgの人間は60kgを移動するだけでよかったのに
60kgの人間を移動させるのに、300kg以上のモノを使って移動するようになった。
しかも環境を破壊までする
そして人を運動不足に導くという。
これは最も愚かな事だったのではないか

うーん、最高ですね(;´∀`)

ま、この300kgのモノってのは車の事で
人間が歩いて移動すりゃいいのに
車なんて使う必要、ほんまにあんのか?ってこと。

早い話はモノが豊かになっていく事って
本当に必要なの??
っていうのをめちゃくちゃ早い段階から警鐘を鳴らしてたオトコです。

まー、
人が移動するのが楽って代償に
車のせいで死んでった人もたくさん
環境は壊す
空気は汚くする
人間の運動を奪う

えらい高くついたもんやなぁ(☉。☉)

元々我々ってのは
ダンスやら音を鳴らすやらって
脳内だけで楽しめる生き物なのですよ。

それこそ、会話なんてのもそう。
考えられた深い思考の交わしあいというのは江戸時代の武士階級では娯楽でもあった。

元々
華厳の思想というのも
何もないという、事を美しく捉える思想
0を1とか2にしていくのではなく
0の美しさを深くまで知ろうとする姿勢です。

禅も
すべては自分に問題があり
何もない場所で、自分を見つめ続ける事の大切さを説いています。

ま、何が言いたいかって
人間ってのに、実はモノはそこまで必要ないのですよってこと

スマホがこれだけ浸透していき
最近はスマホ脳なんて本が話題になりヒットしてましたが
スマホが人間の能力を奪うって、、、
今更かい!(笑)って話ですよ。

そんなもん、スマホじゃなくても
モノが増えだした高度経済成長がはじまった時から言われ続けている。

やっと、国民レベルが
天才の警鐘に気づき出したのです。

ん?鳴ってるで!ってね。

ほんまに!おっそいけどな(‘◉⌓◉’)
もう、地球ボロボロっすけど。

ナムジュン・パイクはこうも言います。

ステーショナリーノマド。
アイデアだけが移動すればいい。
つまり、会話の娯楽としての延長で
こんな世界あったらいいよね〜という
思考のフィクションだけならよかったのに。

ほんと、激しく同意ですね。

空を飛べるようになる!なんてのは?
へえ、おもしろそう!君はすごい想像力があるね!

と、アイデアだけが娯楽として
進めばよかったのにねー。
って事です

ほんとに作っちゃうんやもん。

世界を壊す力のある核兵器とかも。

僕らって、
ほんとに成長してきたの??

成長って、
ほんとうに大事なの?

何を成長と定義するかによるんじゃない??

ま、しかし
改めて
ナムジュン・パイクのような深い思考をもてる人間の発言は
大衆には理解されない。

いつだって、考え続けている深い思考の持ち主は
誰よりも孤独なのです。

だって、
自分の言っている文脈は
誰にも理解されないのですから。

でも、
更に気づく思考者もいる

そう

誰にも理解されなくてもよい
誰にも認められなくてもよい

唯一、大切にすべき相手は常に一人だけ。

自分自身ですよね

っていうね。

水の味は自分自身の味蕾細胞にしか分からない。
人に伝えても、自分の味蕾細胞の事は伝えることは不可能

最初っから
理解できる人間なんてのは
自分自身しかありえないってことです。

ま、とはいえ

僕が今日も
ナムジュン・パイクに感動しているように

深い思考が
人を救っているなんて事も
往々にしてあるのです。

人間は
考えるからこそ
美しい。

考えない人間は
餓鬼畜生と同じです

ちゃんちゃんちゃーლ(^o^ლ)

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