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#コラム
六道慧の花暦 3月(2)
六道慧の花暦です。
まずはスキをつけてくださった方々に御礼を。
ありがとうございました!
楽しみながら更新していきたいと思っています。応援お願いします。
だんだん読んでくださる方が増えてきたようで、嬉しい限りです。今月の大イベントは、ホワイトデーでしょうか。最近は自分への贈り物として、チョコレートを買う女性がこれまた、増えてきているとか。私も甘いものが大好きで、特にチョコレートはいつも常備してあり
六道慧の花暦 - 3月(1)桜
六道慧の花暦です。
早くも三月になりました。今年はいつにも増して異様な暖かさとなり、2月時点ですでに桜の便りが聞かれました。梅と桜の花が一緒に咲くというのは、やはり、異常事態でしょう。夏の東京オリンピックは大丈夫だろうかと心配になります。
さて、今月の花はもちろん桜でしょうね。
遙か昔、平安時代ぐらいでしょうか。物合(ものあわせ)なる風雅な遊びがあった由(よし)。歌合や貝合をはじめとして
六道慧の花暦 - 2月(4)学びとは
六道慧の花暦です。
突然ですが、日本は識字率が非常に高い国。江戸時代に日本を訪れた外国の方が、驚いたことのひとつのようです。なにしろ、ごく普通の長屋暮らしの町人だけでなく、農家の人たちも簡単な読み書きぐらいはできた。
外国では違っていたんでしょうね。これには寺子屋の存在が大きかったのではないでしょうか。文字通りお寺で読み書きを教えていたわけですが、町中にも私塾があったのでしょう。
そして
六道慧の花暦 - 2月(3)落語あれこれ
六道慧の花暦です。
本編には、落語が登場します。私が子供時代を生きた昭和には、落語というのはとても身近な娯楽でした。土曜日や日曜日の午後は、落語だけを放送するテレビ番組があったのを覚えています。母が洗濯物をたたんだり、アイロンかけをしたりするのを手伝いながら、今で言うところの『ながら見』ですかね。やっていた記憶があります。
粋や洒落がわからない子供にとっては退屈な番組でしたが、それがDNA
六道慧の花暦 - 2月(2)騙された!
六道慧の花暦です。
4月に刊行予定の新刊は、詐欺師を追いかける女性警察官たちのシリーズです。詳細は後日に譲りますが、詐欺関係の資料を、あたりまえですが読みます。
今回、読んだ中では「悪質商法のすごい手口 国民生活センター監修 徳間書店」が、秀逸でした。私がお仕事をしている会社でもあり、絶対に新装版で新たに出してほしいと思ったのですが、その予定はないとのこと。
読んだ中で特に私が「ん?」と思っ
六道慧の花暦 - 2月(1)梅
2月になりました。早いですねえ。
東風凍を解く(とうふうこおりをとく)。
今月の花として、私は梅を選びました。なんと言いましても薫りが素晴らしい!
絹製品の代表格である着物は、ご存じのように簡単に洗濯などできませんから、香を上手に使ってしのいだわけですね。令和元年。天皇陛下がご即位なされた式典のとき、美しく雅びな十二単をテレビではあるものの、拝見できました。遡って平安時代、女性たちはあの
六道慧の花暦 - 1月(3)唐辛子
六道慧の花暦です。
唐辛子の話である。
言うまでもなく唐辛子は、辛い。しかし、近年、唐辛子は大人気で、新しい品種を見つければ、億万長者も夢ではないとか。
どこの国だったのかは忘れたが、ハバネロの何十倍もの辛さという唐辛子が発見された。元々あったのかもしれないが、あまりにも辛すぎるため、食べ物としては価値がなく、商品化できないかなにかで、置き去りにされていたのかもしれない。
唐辛子は商品
六道慧の花暦 - 1月(2)空き家問題
空き家問題が語られるようになって久しい。
以前、二軒先の家が、解体工事をすることになった。ご老人のひとり暮らしだったのだが、施設に入所されることになり、土地を売る流れになったのだろう。はじめは古屋有りで売ろうとしたようだが、買い手がつかずに断念して、解体になったのだと思う。
工事は約一週間とのことだったが、まあ、これが半月ぐらいかかってしまった。築40年は超えていたであろう古屋は、それこそ
六道慧の花暦 - 1月(1)椿
さて、なんとか2回目のブログとなりました。
今回は一月の花として、椿を選びました。椿は古事記や日本書紀の頃から身近にあった植物のようです。神聖で繁栄を表微するものであり、一方では呪術的な魔力のある植物として取り扱われていたとか。
江戸時代、享保年間のとき、染井の種樹家伊兵衛さんが著述したとされる『地錦抄』には、その数、じつに224種と記されていたそうです。
たまたま朝日新聞(201